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サファイアのベリリウム拡散加熱処理について

 サファイアの世界で最近、ベリリウム拡散加熱処理という新しい処理がされたルースが出回り始め、鑑別機関などで問題になっているようです。  なぜ、この処理法が問題視されるのでしょうか?従来、加熱処理してもなお天然石として扱ってきたわけですよね?  私は天然の素材に適切な処理をして綺麗にすることは、当然あってよいことだと思うのです。ダイヤモンドだってカットするから輝くわけですし、サファイアの原石なんてとてもそのままでは宝飾には使えませんよ。鑑別機関などはなぜベリリウム拡散加熱処理を特別視するのでしょう?加熱処理と同じくエンハンスメントとして扱えばよくないですか?優れた加熱処理の方法が開発され、多くの人々がより廉価で美しい宝石を楽しめるようになったということでよいことだと思うのですが…。

みんなの回答

回答No.2

たとえ美しかろうとも、同じものがそこらにゴロゴロしているようならば、たいした値はつかないですよね?美しいものはそれ自体ではなくて、そのように美しいものが希少だからこそ高い値が付き、「価値あるもの」となるのでしょう? ・・・って、ここは議論する場じゃなかったですね。

回答No.1

宝石はそれがめったに発掘されないものだからこそ価値があると認められるのでしょう?サファイアの加熱処理はもはやそれがごく一般的なことになっていますから「加熱処理サファイア」として・・・いわば過熱処理をする前のサファイアの価格として取引されているのではないでしょうか?そうした中では加熱処理をしていないにもかかわらず宝石としての価値があると認められるほど綺麗な「非加熱処理サファイア」は通常より高値で取引されているのでしょう? ベリリウム拡散熱処理は、通常の熱処理をした場合よりも上のランクの品に見せかけている・・ということは加熱処理と同様に本来の価値はベリリウム拡散熱処理をする前の価格で取引されるべきでしょう。 ならば、「この商品はベリリウム拡散熱処理をしています」ということを明示しなくてはなりませんし、もし偽装しても簡単に見破れるようでなくてはなりません。 そうでなければ、いずれは同じランクにある通常の加熱処理サファイアも同じランクのベリリウム拡散熱処理をしたサファイアの価格・・・すなわち今よりも更に一段低い価値のもの・・として扱われることになります。 まさしく悪貨が良貨を駆逐してしまうのですね。だからこそ、このようなものを「ランク偽装サファイア」として鑑別機関などが問題視しているのでしょう。 >多くの人々がより廉価で美しい宝石を楽しめるようになったということでよいことだと思うのですが…。 偽ブランド品を作っているところがよくそういう言い訳をしているようにも思います。「質はたいして変わらないんだし、本人が満足できるならいいじゃないか」みたいな。

noname#41546
質問者

お礼

 ご回答、ありがとうございます。  なるほど、通常の加熱処理以上に「効果的」だから、ということでよろしいでしょうか? >>宝石はそれがめったに発掘されないものだからこそ価値があると認められるのでしょう?  ここだけは、個人的には「NO」ですね。宝石は希少だからではなく美しいから価値が認められる、と思います。

noname#41546
質問者

補足

 よろしければ、どういう色のサファイアがベリリウム拡散加熱処理の可能性が高いか、ご教示願えますか?  ベリリウム処理の判定はそれだけで10,000円しますので、ダイヤなどより単価が低いことが比較的多いサファイアには吊り合いません。それにその判定は、なんと宝石の表面を一部蒸発させるものです。それこそ一種の破壊検査であり、人為処理ですよ。

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