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フランスとドイツの電力の市場価格について

モーニングサテライトでちらっと見たのですが、今月や来月以降の電力の市場価格を見て(1MWあたり500€台だったと思います)、原発7割のフランスのほうが再エネで電力が高騰したドイツよりも電力が高いのは意外な感じを受けました。何か事情があるのでしょうか。 ドイツは2000年代になってから再エネに舵を切り、電力料金が高騰してアルミ工場などが閉鎖したのを覚えています。一時期Qセルズが補助金でソーラーパネル世界一になりましたが、その後中国の激安パネルに押されてなくなりました。 その後メルケル首相とプーチンが仲良くてロシアから天然ガスの大量供給を受けていたので安かったのかもしれませんが、ロシアのウクライナ侵略が始まってからその天然ガスも高騰して大変なことになっていると思います。 当座は石炭火力でしのいでいるようですが、そんなことをしたらCO2排出量激増でペナルティ半端ないのではないかと思います。だから脱原発を棚上げするのだと思います。どう見てもドイツの電力料金がフランスよりも安くなる要素が見つかりません。 フランスの原発というのはそんなにコストが高いのでしょうか? フランスは原発比率が高いから、当然夜間電力は余っていて、それをスイスに売って、スイスは揚水発電して、それを昼間にイタリアに売っていると聞いたことがあります。安く買いたたかれているという事? にしたって、余った電力を流せば事足りる話かと思うのですが。 そういえば今思い出すと、今月や来月以降の電力の市場価格のグラフはフランスもドイツと同じように高騰していました。原発7割なのになぜ天然ガス高騰でフランスの電力の市場価格がそんなに上がるの?とも思います。そう考えると”市場”って何のことなのか、よくわからなくなってきますね。

みんなの回答

  • eroero4649
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回答No.1

https://www.renewable-ei.org/activities/column/REupdate/20220128.php#:~:text=%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E5%9B%BD%E5%86%85%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB,%E3%81%8C%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B10%20%E3%80%82 ここらへんに色々出ていますが、福島原発事故の影響なのかな、安全対策の改修費で6.5兆円を計上しているのはなかなかインパクトがありますね。 今回の質問のコスト問題とは関係ないですが、今フランスは歴史的な渇水状態で、そのため原発の冷却水が不足していてフル発電ができない状況なのだそうですね。欧州は河川の水を冷却水に利用している原発が多いですからね。

subarist00
質問者

お礼

鋭いご指摘ありがとうございます。1GWの原発56基が年に10か月稼働したとして発電量4000億kwh。6.5兆円を10~20年で償却するとしても確実に2円/kwhくらいは効いてきそうですね。 このウクライナ侵略のタイミングで渇水とはフランスもまったくついてないと思います。

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