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戦前は大学に行きたくて行けない人が多くいたのですか
第2次世界大戦前、今から70年から100年くらい前に、大学に行きたくて行けない人が多くいたのでしょうか。 大学に行きたくて行けない人たちとは、どういう人たちなのでしょうか。
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- tanuki4u
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大学に行きたい人は大学に行けた。 質問の条件の設定によっては、上記が答えになる。 旧制高校卒業生は、選り好みさえしなければ大学に進めたので、大学に入れないという問題はなかった。 なので、戦前においては、厳しい受験競争があったのは、旧制高校入試です。 大学に行きたいと考えても大学に行くための旧制高校に行けないというのが実情です。 さらには、旧制高校に行くための旧制中学に行けないというのが実情です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A7%E5%88%B6%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1 「つまり、所得の低い一般庶民の子弟は中学に行くなと考えていたのである」山川浩 今の大河ドラマに出てくる人の1910年の発言の説明です。 旧制中学以上、つまり義務教育以降所得の低い一般庶民の子弟は、それ以外に進みました。 ● 師範学校 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%AB%E7%AF%84%E5%AD%A6%E6%A0%A1 ● 軍学校 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8D%E5%AD%A6%E6%A0%A1 などは 学費がかからなかった
- nightcell01
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多くいました。 現代でもいますが減りましたね。 日本は「就学を受ける権利」があり、高卒まではほぼ補償、大卒も奨学金などを利用し保証しています。 また高卒でも十分食える環境があります。(例えば外国には大卒と高卒では2-3倍も給与が違う国もあります。日本は高卒でも成功者は多くいますね、そういうところから来る意識差だと思いますね)。 戦前の大学については多くが金銭的な点と価値観ですね。 二男や女子が大学なんぞ・・・ 農家の子どもがなんで大学なんぞ・・・と言う風土でした。 逆に長男、儒学者や医者の家系は大学に行くのが必須、入学もしやすかったです。 野口英世のように小学校の頃の「秀才児」が高等教育を受けられないことを嘆いた担任の先生や地方の有力者に目をかけられて大学に行って出世するケースはありました。しかしかなり例外的です。 明治・昭和初期の小説でその辺の悲喜こもごもが書かれているものはたくさんありますよ。
- tpg0
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こんにちは。 私の父親は旧制中学校(5年制)で母親は旧制女学校(4年制)の学歴ですが、「戦前の義務教育は小学校まで」だったので、旧制中学校や旧制女学校に通わせるだけでも親の教育費負担は大きかったそうで、小学校も満足に通えなかった子供達もいたそうです。 その代表例になる人物が、現代のパナソニック(旧・松下電器)の創始者である「松下幸之助」氏で、彼は小学校を4年で中退させられて丁稚(でっち)奉公に出されたそうですが、親の都合で犠牲になった子供達が多かった時代なのです。 何しろ、昔は「貧乏人の子沢山」と言われた時代で、子供に教育を受けさるのではなく、子供を働き手として生む考えの親が多かったようです。 ですから、旧制中学校でも出してもらえば御の字だったそうで、大学まで進学させられる家庭はよほど生活に余裕がある家でないと無理だったようです。 しかし、私の父親の弟(叔父=大正3年生まれ)は大学まで進学したい意欲が強かったそうで中央大学の二部(夜間部)に進学し昼間は働いて学費を稼ぎ、自ら稼いだ学費で早稲田大学(政経学部)に編入して、早稲田大学卒業後に公認会計士の資格を取得するような努力家もいました。
- zingaro
- ベストアンサー率23% (177/760)
戦前の義務教育は尋常小学校の6年のみ、ということを踏まえての質問でしょうか。 こちらのサイトが参考になると思いますが、「当時、ほとんどの人々は義務教育課程の尋常小学校か、高等小学校が最終学歴(中途退学者も多く含みます)でした。中学や高等女学校など中等教育機関を卒業した人々はおよそ10人にひとりかふたり程度に過ぎません。そのわずかな卒業生のうち、さらに高等学校を卒業した人となると、ほんの一握りです。」 義務教育以上の教育を受けられた人が1割か2割。大学に進学できた人の方が同年代としては圧倒的少数。そして、今なら全て「大学」に分類される、教員養成や医学部も、師範学校、医専で、大学には分類されないと思います。
- bakansky
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もう亡くなりましたが、私の親父の例では、金銭的なことが第一でしょう。田舎ですが、頭は良かったみたいです。まず、大学に行く者はよほどのお金持ちだった。それと、すぐに収入を得て、実家に仕送りをして家計を助けることが期待された (田舎では現金収入が少ないので)。また子供が数人いるとして、1人を大学にやって、他はすぐに職に就かせるのは差別してるみたいだし、全員を大学にやる余裕はなかったりする。実家の後を継がなければならない立場の人の場合、覚えるべきは家業であって、大学に行ってる期間がもったいないというのもあったでしょう。大学を出たからといって成功するとは限らないし、それくらいなら手に職をつけて確実に食える生活を目指すべきだとの考えが当然のようにあったりもしました。現代でもそういうことはあるかもしれないと思います。
- shirokomo
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http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/image/hpad195301/tb1.78.gif 行けなかった理由というのは現代と同じで様々なものがあります。 金銭的なものもあればその他の家庭の事情もあります。
お礼
だからその理由の具体例をたくさん挙げて下さい。
お礼
金銭的理由ではなく、制度的理由で行けなかった人が大勢いたのではないですか。 日本人の半分である女性は行けなかったのではないですか。