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なぜオタクと言うのでしょうか?

goo辞書のデジタル大辞泉ではオタクとは 「5ある事に過度に熱中していること。また、熱中している人。「アニメ-」 [補説]5は「オタク」と書くことが多い。1980年代半ばから使われ始めた言葉か。 初めは仲間内で相手に対して「おたく」と呼びかけていたところからという。 特定の分野に詳しく、そのほかの知識や社会性に欠ける人物をいうことが多い」 とあります。 似たような意味で、野球キチガイや役者バカなどの言葉があります。 キチガイもバカもオタクの意味する内容をカバーしてます。 なのにオタクという言葉がなぜ多用されるのでしょうか? 回答よろしくお願いします。

みんなの回答

  • staratras
  • ベストアンサー率41% (1499/3651)
回答No.3

>キチガイもバカもオタクの意味する内容をカバーしてます。 なのにオタクという言葉がなぜ多用されるのでしょうか? 「キチガイ」も「バカ」もその言葉自体に負(マイナス)のイメージがあり、現代ではたとえ「○○愛好者」「○○に熱中している人」の意味であっても、ごく仲間うちの会話ならともかく、少し改まった席では使い辛くなっています。とくに「キチガイ」は公的な場面では事実上死語になっています。 これに対して「おたく」は「○○愛好者」「○○に熱中している人」の意味(当初は○○は特定の分野でしたが)で使われるようになるずっと以前から、第二人称(あなた)の意味では使われていた言葉であり、言葉自体には負のイメージはありませんでした。(もともとは「御宅」であり、相手の家の尊敬語です) 私は1970年代に学生でしたが、学生同士の会話で普通に「おたく」という言葉を使っていました。もちろん現在の意味ではなく「君(きみ)」「あなた」の意味でです。ご質問の辞書の説明にある「仲間内で相手に対して「おたく」と呼びかけていた」のは「特定の分野」に「過度に熱中している人」だけではありませんでした。 こうしたことから、「おたく(オタク)」という言葉が「キチガイ」や「バカ」といった言葉に取って代わっていったのではないかと考えます。

  • Him-hymn
  • ベストアンサー率66% (3489/5257)
回答No.2

オタクの由来や意味の変化がここに書かれています。↓ http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1212849612 私も、「お宅、XXX」という言い方があり、幕張メッセのコミケ(コミックマーケット)あたりの用語だと理解していましたが、上記の記述でなるほどと思いました。 wikipediaには下記のような説明もあります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%9F%E3%81%8F 1983年に中森明夫が『漫画ブリッコ』のコラムでコミケに集まる集団を「彼らをおたくと命名する」とおたくを蔑称・名詞として呼ぶと、アニメ・SFファンはおたくを自認するようになった。 以上、ご参考になればと思います。

  • jasko
  • ベストアンサー率24% (478/1966)
回答No.1

役者バカと釣りバカという言葉には愛嬌があって蔑称ではないようです。 「釣りキチ三平」はまあ固有名詞化されてますが、 ○○キチという言葉はキチガイが放送禁止用語担って以来、市民権がなく 釣りキチですら釣りバカにとって変わられてしまいました。 「おたく」という言葉そのものには全く差別感はないので、使われるのだと思います。 「お宅」は「あなたのお住まい」、転じて「あなた」という意味ですからね。 全く使用するのに問題がないからです。 オタクという言葉は宮崎勤事件のころに一時、鳴りを潜め、カルトという言葉が使われましたが長続きしませんでした。 いわゆるオタクの人たちを軽蔑する蔑称のニュアンスがオタクには感じられますので、現状にぴったりきているのではないですか。 マスコミがPC遠隔操作事件の容疑者を嬉々として祭り上げていますが、 絵に描いたようなオタクな風貌だったのでマスコミ的には好都合。 ネットでよくマスコミをマスゴミと呼んで叩くのもオタクな人が多いので マスコミがいかに彼らを憎んでいるかの証左でしょう。 なればこそ「オタク」という言葉に現在スポットライトが当たっているのです。