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日本の社会システムについて

現代の日本の資本主義社会では、貧困と失業は永遠に無くすことが出来ないのでしょうか?理由も合わせて書いて下さるとありがたいです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kotaro-h
  • ベストアンサー率40% (149/367)
回答No.4

良い質問だと思いますが、あまりに子供さんがお母さんに 「どうして」って聞いているようにも取られて、 決まっているだろ、といった回答も出るのかと思います。 失業は、雇用と求人数だけの統計学的な回答を望むのであれば、 公共が求人を増やせばなくなるのか。 いま、確かに失業対策的な「間に合わせ」の雇用は、職安などに いくとかなり多いです。 反対に景気が良かったころは、求人数が求職者数より多くて、 新卒の学生は、苦労なく社会に出て行けたこともあります。 貧困は絶対的な貧困と相対的なものについて、答えが出ています。 その前に理由も考えてみましょう。 働かない人と、働けない人は違います。 社会福祉や社会保障制度は、本来、意思があっても働けない、また働いても 収入がみたずに、そのままでは生活できない人の為にあるものです。 社会の中で、その為に政治があり、公共の制度があり、またいろんな人の 人間的な関わりで「助け合って」生きていくものです。 これは頭の中だけで考えるのではなく、あなた自身の身の回り含めて、 困っている人はどう助けてあげたら良いのだろうと、想像してみてください。 社会的に弱い立場の人って、ハンデのある障碍者なのか、高齢者なのか、 幼児や子供なのか。 幼児や子供は親があれば、ふつう守って育ててくれますよね。 そうでない方々には、社会の中でそれぞれに対応した社会政策が 問題を解決するために、機能をもっています。 市役所の窓口には、高齢福祉や障碍者福祉、それから学校関係の教育機関が 親族だけでは手に負えない問題の解決に、相談助力、指導などをしてくれます。 いわば、貧困と言うのは放置しておくと、相対から絶対値以下になりかねません。 使える制度をよく理解して、利用する。 その為の政治であり、公共であり、役所であるのです。 ここまで考えると、少し想像がつくと思いますが、問題と言うものは絶対無くせるもの ではありませんが、少しでも減らせるように、少しでも改善するように、永遠に努力を 続けていかなければなりません。 優等生的な回答のようですが、それが社会の成り立ちと言うものです。 また、相対的な不全感や不満を解決する方法に、宗教と言うのも、利用されることが あります。宗教国家というのは、全く経済社会を無視するのではありませんが、 それが一種の「公共」の代わりを務めることもあります。 こうやって考えていけば、あなたなりに問題とは何であるか。解決するには どのような方法があり、どうしたら良いかが少し見えてくると思います。 最後に人間と言うものは、可変的な生き物です。貧困や失業は、その時の 状態によって左右されるものです。 別コーナーの設問で「かわいそう」という定義をめぐる解釈論がありました。 つまり一時的な困窮が病気等の理由があるものであれば、治療をする。 改善していく。働く人であれば、収入を増える方法を取り組む。 しかし長引くデフレ社会の影響で、社会の状態が固着してしまっています。 貧困や失業を、運命論的にとってしまうことがあれば、出口が見えません。 回避が可能なものであれば、それを避けたり、切り抜ける方法も考えなくては なりません。その為には、今日本の政治から経済金融、そして皆さんまでが どうしたらいいのだろうということを、一人ひとり考えなくては、最後は国と共倒れの 考えられないシナリオに、転がりかねないのです。

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質問者

お礼

人類の永遠の課題ですが、少しでも減らすという点は私も同意です。ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • mstk2
  • ベストアンサー率26% (157/588)
回答No.6

貧困と失業を無くすことは不可能ではないが、「資本主義社会で」 という前提が決定的に無理。 貧困と失業がなかったら、それはいわゆる共産主義であって、資本主義ではない。 なお真の意味での共産主義が実現したことは人類史上ただの一度もなく、作り方すら誰も知らないので、「なら共産主義にすれば?」 という質問もナンセンス。

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質問者

お礼

これが実現できる国家を見たいものですが… 回答ありがとうございました。

  • koiprin
  • ベストアンサー率23% (72/306)
回答No.5

貧困は今の日本ではありえません。 何を基準にするのか、という点はありますが、生活保護制度があるかぎり貧困で生活に困るということはありません。ごくたまにニュースで生活保護費がもらえなくて飢え死んだというのがありますが、あれは制度というよりも人為的な問題。 貧困の問題は、今の日本では資本主義とは関係ありません。制度の問題。 失業という点は、そもそも人間として仕事のえり好みをする以上はなくなりません。 企業側、労働者側、双方の利己的な判断で決まりますので、これだけは強制的に働かせる環境を作る共産主義を浸透させるという手段しかありません。 資本主義は、資本で利益を最大化させるというのが本質ですので、人を削って利益を出すというのが合理的な判断としてありえます。

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質問者

お礼

失業というのは、働かない自由とも捉えられます。働けない場合は別ですが。ご回答ありがとうございました。

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.3

日本に限らず、資本主義を採る以上、貧困と 失業は無くなりません。 資本主義が発達して格差が拡大しました。 それで、社会主義が台頭してきたのです。 社会主義は、経済を自由にしているから貧困と 失業が発生するのだ、として、 国家権力を使って強引に平等にしようとしました。 結果はご存じの通りです。 社会主義が産んだのは、貧困と独裁と虐殺だけ でした。 貧困には絶対的貧困と相対的貧困とがあります。 絶対的貧困は、要するに飢えてしまう、とか いうもので、相対的貧困というものは格差がある ということです。 資本主義が発達すると相対的貧困は増えますが、 絶対的貧困は減ります。 事実、資本主義が発達している先進国では餓死者は ほとんど出ていません。 あるのは、格差だけです。 ある程度の格差は必要なのです。 これが無くなったら、それこそ社会主義の弊害が 発生することになります。

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質問者

お礼

確かに先進国を見てみると、そうですね。とても分かりやすかったです。ありがとうございました。

回答No.2

じゃあ、どういう方法ならば失業と貧困がなくせるの? 小学校の研究発表みたいなテーマですが、年齢を書いていただければ、 そのレベルにあった回答を提示しますよ。 貧困層に合わせて生産力を低下させれば、国家全体の内需の下降が激しくなりますので 国家社会主義は論外ですね。結局、日本全体の内需拡大があれば、どんな方法でも ある程度の豊かさを享受することができます。資本主義と価格差とか言い出す人間の 大半は、空論に溺れて現実の見えない愚か者ばかりです。 質問者がそうでないことを切に祈ります。

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質問者

お礼

別に私は社会主義を望んでいるわけではありません。社会システムの限界だと分かりました。ありがとうございました。

回答No.1

出来るわけ無いでしょ?世界中の何処のシステムつかったって出来るわけが無い。 金という単位が合って 製品を作ることが個人主義で 金を使って作る側 売る側が存在して 作る側が人を使って製品を作り売り上げはそのシステムを作った最上位の人間に流れて 世の中に人を使う側・使われる側がなくならない限り、 使う価値のない人間があぶれることは自然の流れ 能力を失った組織が消えるのも自然の流れ 何が悲しくて、貧乏人をタダで助けるシステムなんか使わなければいけないの? お手手繋いでなんて夢は寝て見ましょう。

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質問者

お礼

国民の人権、特に生存権を守る義務が国家にあるとおもったのですが… 回答ありがとうございました。

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