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空気の研究
山本七平さんの空気の研究という本を読んでいます。とても興味のあるないようなのでしっかり理解たいのですが、私にはちょっと難しすぎます。どなたか関連の書籍でわかりやすいものございましたら、教えて下さい。
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- kotaro-h
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1977年の作品だったのですね。当時私は高校生でした。 山本七平を読み起こしてみるなら、いわゆる匿名作家論争もある「日本人とユダヤ人」(1970年)の一読を、勧めます。 これは当時らしい比較文化論ですが、山本七平の土台となる宗教観や戦争体験について、考えてみられては、どうでしょう。 今から見ると、海外に追いつけの時代の日本ですが、まだ啓蒙書が読まれた最後の時代と思います。 業績的には、保守系が少数派の時代です。周辺の山本夏彦や小室直樹の著作も、手に入れれば読んでみてください。 保守紙の産経新聞あたりが、もう少し保守系論客の作品を、大切にしてくれると良いのですが。 しかし「空気が読めない」の先駆者は、この人だったのかと、改めて驚きました。学者でなく、市井の分かりやすい論客の方だと思います。 同時代史的に、読んでみる系列として、土居健郎の「甘えの構造」、中根千枝の「タテ社会の人間関係」などもアマゾンで古書を探して、読んでみてください。 あと、小林秀雄も役に立つと、思います。
- dragon-man
- ベストアンサー率19% (2711/13692)
一般論的な意味の「空気」と違って、山本七平さんが言われる「空気」は、日本社会に蔓延する風潮や気質、傾向を指した彼独特の概念です。理解するには彼の著作を読むしかありません。ほかに参考文献はありません。当時はベストセラーになったほどで、とても分かりやすい本ですから、それほど難解とは思えませんが、もし分からなかったら、2~3回読み直せば理解できるでしょう。「読書百遍、意自ずから通ず」と言うではありませんか。
お礼
ありがとうございました。 がんばってよんでみます。