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日本はミャンマーという国に投資しているのですか?

この度日本政府がミャンマーの延滞債務を解消したということですが内容を見てみると借金の返済は行われたようなのですが、過去には一部債務を免除したということもあるようです。 このような事柄から推測するに日本はミャンマーに対して経済活動の後押しをしていると思われますが、これはミャンマーに対する投資と捉えていいのでしょうか?そのメリットとしてはどのようなことが考えられるのでしょうか?

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  • ベストアンサー
  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.4

ミャンマーの市場はかつて日本が席巻していました。 それを、欧米が (1)軍事政権で人権を抑圧している (2)中国と仲がよすぎる、 ということで、経済制裁をやりました。 日本もあおりを食ってミャンマーから撤退しました。 ミャンマーはミャンマーで、あまりに中国べったりだと 危険だ、ということが判ってきました。 それに欧米の経済制裁も効いてきました。 それで軍事政権が軟化して、民主化へ舵をとり、中国 とも一定の距離を置くようになりました。 ”メリットとしてはどのようなことが考えられるのでしょうか? ”      ↑ 1,経済的メリット  日本が撤退した後にミャンマー市場を支配したのが中国です。  日本が参与すれば、中国から市場を奪えますし、  ミャンマーはアジア最後の開拓地と言われるほどの魅力が  あります。 2,政治的メリット  日本が参与すれば、それだけミャンマーと中国のパイプが細くなりますから  これは中国弱体化に通じます。  これは日本にメリットです。  さらに大きく考えれば、インド、フイリピン、インドネシアなどと一緒になって  中国包囲網が構築できます。  米国が参加すれば、アジア版NATOの完成です。  

sidamirai
質問者

お礼

すごくわかりやすい説明でした。日本ではあまりミャンマーのようなあちらのほう、アジア近辺の国への関心が低い部分があると思いました。私もよく知りませんでした。 あちらの国は日本のような先進国より途上国というイメージと事実がそうさせているのかもしれませんね。 途上国は重要ですからある意味将来投資といえるのかもしれませんね。 ご回答誠にありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • rokometto
  • ベストアンサー率14% (853/5988)
回答No.3

ミャンマーは軍事政権に中国がせっせと貢いでました。 今は民主化をいきなりすすめ、アメリカと日本と非常に接近してます。 ご存じのとおり中国は周辺国と領土問題や経済衝突をしており、日本は包囲網を作ろうとしてます。 そのため陸続きで隣接しているミャンマーをはじめ、タイやヴェトナムとの関係は非常に重要です。 この3つの国は日本にとても友好的、ただし見返りも期待してますが。 外交とはギブアンドテイクですから、どちらにもメリットがあるのなら支援をするのは悪いことではありません。

sidamirai
質問者

お礼

たしかに外交はギブアンドテイクですよね。とても参考になりました。私は最近、国民感情がとても重要だと考えるようになりました。他の事や経済より最終的にはそれが1番重要になってくるんじゃないかと思いはじめてます。人間ですからしょうがない部分もあると思いますが。ご回答ありがとうございました。

  • mekuriya
  • ベストアンサー率27% (1118/4052)
回答No.2

投資じゃないです。援助・支援・協力といったことです。投資をするのは民間企業の領分で、政府がやっていることは投資じゃない。ODAのお陰で日本は国連から経済制裁を受けずに、世界の貧しい人々が飢えているのに日本人だけが飽食を貪っていられるのです。日本は世界最大の食糧輸入国で残飯大国です。日本が排出している温室効果ガスは地球温暖化を促進し、雨が多い地域に豪雨被害をもたらし、雨が少ない地域に干ばつ被害をもたらしている。地球温暖化による自然災害が穀物生産を不調にしているのに、日本だけが金にあかせて限られた食料を独り占めにしている。普通なら日本は国連から非難決議を受けて当たり前のような立場なのですが、そうならないのはODAで懐柔しているからなのです。これが最大のメリットです。

sidamirai
質問者

お礼

なるほどです。とても参考になりました。ご回答誠にありがとうございました。

  • Saturn5
  • ベストアンサー率45% (2270/4952)
回答No.1

調べていないのでよくわかりませんが.... 日本はミャンマー(旧ビルマ)に限らず、アジアのほぼ全ての国に経済援助をしています。 これは経済先進国として当然の事だと思います。 ミャンマーへの投資額をみてください。それほど大きくないのではないですか? タイなどの政情が安定していて教育レベルが比較的高く、人件費の安い国に対する 投資は経済的な利益を考えた者であって、その投資額は巨大です。 いわば、民衆が絶対勝てるトウカイテイオーの馬券を買うようなものです。 しかし、ミャンマーやパキスタンのような国に値する投資は意味が違います。 これらの国は政情不安定で、国民1人あたりのGNPも低いものでした。 ですから、この投資の意味は純粋な経済援助であり、見返りを期待していません。 いわば、神社でお賽銭を投げ入れるようなものです。

sidamirai
質問者

お礼

なるほどです。たしかに金額的にはそれほど多額と言うわけでもないですね。慈善活動に近いものという性質なのですね。ありがとうございました。

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