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貴方の「たったこれだけで!」をお聞かせください
部屋で音楽を聴くことが好きで、ジャズでもクラシックでも、良いものならどんなジャンルでも、ごはんを忘れて聴き込んでいる毎日です(笑) 機器は英国製ブックシェルフ型スピーカーに真空管プッシュプルアンプで、アナログレコード8割、PCにリッピングした音源2割ぐらいの比率で鳴らしています。いつもグライコやトーンコントローラーを駆使して、カメラのピントを合わせるように音色を調整しながら聴いています。その作業がまた、コツを呑み込んでくると楽しいです。 先日、ほんの気まぐれで、アンプの足の下に10円玉を一枚ずつかませてみたところ、なんとびっくり、まるでカートリッジをグレードアップしたかのように、更に美しい響きの音に大変身しました。特にチェロの音色など、いかにも生々しく、楽器の銘柄や演奏者の手癖による音の違いまで、素人の耳でもイッパツで聴きわけられるほどになりました。 ちなみにアンプの置き場所は木製ラックの最下段で、キャスターなどはなく底板を床にベタ置きの状態です。床はフローリングの上に薄いカーペットを敷いています。 たった40円の投資?でこれだけの効果が得られることもあるから、オーディオはほんとうに面白くもあり、オソロシイものでもありますね。 さて、そこで、皆様の、「たったこれだけのことで、音がすごく良くなりました!」「まさかとは思ったけど、こんなことで、劇的に音が良くなっちゃいました!!」という体験を、ぜひとも教えてください。 ただし、理屈だけで「こうすれば良くなるはずだ」ではなくて、必ず実体験からのお話ということで、よろしくお願いします。 使用機器の構成とか、聴かれる音楽のジャンル、部屋の状況なども含めて、なるべく詳しく教えていただけますと嬉しいです!
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- HAL2(@HALTWO)
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私も半世紀近い Audio 趣味生活の中で「たったこれだけで」とか「こんな安価なもので」音が格段に良くなったということはないのですが、あれこれといじって行って Original とは似ても似つかぬ音にしてしまうことは良くあります。 大きく変わるのは Speaker System で、特に Dome Tweeter を用いた Multi Way 機などは Tweeter Base に Gum Tape や Sorbothane などを貼って Base の鳴きを抑制してやると直ぐにも変わりますし、Cross Over Point を低めにした 2 Way の Horn Tweeter や 3 Way 以上の Horn Squawker などは設置位置や向きをちょっと変えただけでも大きく変わりますので、JBL の Horn Squawker 位置を mm 単位で調整する Mania の気持ちも判ります。・・・Full Range 党の私はもはやそんなものを使う気にはなれませんが(笑)。 Ribbon 型や RP (Regulated Phase) 型の Super Tweeter も Cross Over を 11kHz 6dB/oct なんて Condenser 1 発の浅いものにすると向きをちょっと変えただけでも雰囲気が変わりましたので、あれこれ悩んだ挙句、BOSE M901CSIV に INFINITY Emit-k (FOSTEX RP Series の OEM 品) を加えた際は最終的に間接音で超高域を補完するよう、後ろ向きに Set してしまいました(笑)。 私は Line Cable での音の違いまでは判らないので Line Cable には無頓着なのですが Speaker Cable には拘っており、Speaker Cable は単芯 Fluoride Coating または極太単芯 (電源 Cable (笑)) の Cable の Sound Character が好みで、Speaker Terminal を用いずに Cabinet 内でもできるだけ振動を抑えるように工夫して Speaker Unit に直結しています。・・・その Cabling で Dome Tweeter の鳴きも抑えたら Original とは似ても似つかぬ程に音が変わってしまい、結局気に入らなかったことと、元に戻すのが面倒になったことから Speaker Terminal だけ元に戻したものを友人に破格の値段で譲ってしまいました (笑)。 「違う音だぞ!」と感じていても測定器で比較してみたり Blind Test で比較してみると違いが判らないということは良くあるもので、周囲 (接続機器や部屋の雰囲気も含む) の環境からの影響で「同じ音」が「異なる音」に感じるという現象は「実際に異なる音がしている」とする方が正しいと感じています。 色の世界でも、例えば http://matome.naver.jp/odai/2131540502304098601 のような現象があり、上記 Page の例では誰もが「違う色でしょ?」と思われることでしょう。 測定してみたり、周囲の影響を取り払って両者を並べてみると「同じ色」なのですが、「違う色」と人間の脳が感じてしまう事実を「それは間違いであって、両者は測定上でも同一条件下での比較でも同じ色である」と否定してみたところで、否定した本人の脳も見事に錯覚に騙されていた筈です。 Web Page の在り処を忘れてしまったのですが、著名な Speaker Cable (MONSTER だと記憶しますが) と洗濯屋の Hangar との Blind Test で「優位な差が得られなかった」という実験 Page がありましたね(笑)。 音の場合も色と同様に音色に関しては様々な Pattern の条件下で共通の錯覚を起こすものですので、測定上や Blind Test で同一と判断される音でも「電気工学上、或いは音響工学上、違いが生まれるものなのか?」と疑問に思う部分での相違が思わぬ音色の違いとなって現れます。 通電径路 (Cable)、素子 (Transistor や Condenser、Resister など)、筐体の振動がどのような音色の違いとなって現れるものなのかは想像すら付かないものですし、Speaker System は Cabinet の共振を利用して音色作りをしているものでもあるので、どんなものでも振動を抑制しさえすれば音色が良くなるとは限らないのですが、振動を制御することによって音色が変化することは確かなようですね・・・再度言いますが、完全に防振すれば良い音になるとは限りません。・・・Amplifier を防振の重量筐体にするぐらいならば、先ずは如何にも共振し易そうな Bis 止めのペラペラ基盤を廃して空中配線した回路を Sorbothane などの防振 Mat に埋め込んだ方が効果的なのではないかと思うのですが、Maker としてはそんなものでは高額の値段を付けられないので Maker 独自の Design とした「高級素材 (?)」であるらしい 1 円玉や窓枠と同じ、柔らかくて融点が低いので加工し易い Duralumin (Aluminium 合金) を分厚く用いた重量級の筐体を「有り難い解説」を付けて販売しなければ儲けが出ないのでしょうね(汗)。・・・異種素材の積層防振構造なんてのも Phono Player 以外には用いませんし(笑)。 Placebo 効果と言うか、見た目や宣伝情報などによる先入観も感覚に大きく影響を及ぼすものですので、測定器によって同じと示されたものは同じであるとするのも「測定器の情報」による先入観が感覚を縛っているとも言えます。 先に聴いてみて「違う」と思った音が測定してみると同じであったとしても、上記に紹介した色の錯覚と同じような現象が起きているのであれば「違う音と感じる方が正しい・・・少なくとも万人が違うと判断する」ものなのでしょうね。 事前情報を得ることは安心感に繋がるのですが、結局のところ最終的には耳が心地良いと感じるのが最もその人の感覚に沿った正しい判断です。・・・周波数特性を幾ら Flat に調整してみたところで、実際に生の楽器音を聴く Concert などの会場では席の位置が違えば音も大きく変わるものですし、録音 Engineer が Monitor しながら決定した Media の Sound も Flat な周波数特性と限りなく 0 に近い低歪特性の下で決定されたとは言い難いものですので、Audio は Listener の環境で Listener 自身が「最も良い音と耳が判断した」音を最上のものとすべきなのでしょうね。 私は Speaker System の下に 10 円玉のような金属を咬ますよりも¥100 Shop の防振 Sheet を敷いて、他の何かを代用した重石の乗せることの方が多いのですが、御質問者さんが「10 円玉で音が劇的に良くなった」とする感覚もまた正しい感覚と思います。 Bis 止めも判るのですが、私は PHILIPS DFA1000 (MARANTZ PM99SE の Black Model) を分解した際、筐体だけでも数十個 (10 や 20 ではなく、40 とか 50) の Bis で締め上げられていたものだから、元に戻すのに惨々苦労させられて以来「真空管や IC Chip 構成の機器の方が楽で良い」とすっかり軟弱者になってしまいました(笑)。・・・Speaker 内部 Cable の防振は未だにやっていますが(汗)・・・。 因みに真空管は同じ型番でも Maker や Series が異なると音色が変わります・・・同じ出処のものでも年代が違ったり製造誤差範囲内でも音に違いが生まれるようなのですが、Wine や農産物と同じように「それもまた Audio の愉しみの 1 つ」と思っていますので、我が家には 12AU7 や 12AX7 といった安価な mT 管が幾つも引き出しの中に転がっています(笑)。 いろんな方法で音を良くすることができると良いですね。 素敵な Audio Life を(^_^)/
- yosifuji20
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オーディオ暦40年以上ですが、私は残念ながらそういう経験はありません。 というよりは、その種の話題はそれを言う本人の条件下ではそうなのかもしれないが、他人の所では多分当てはまらないだろということです。 私は自作派で、アンプも真空管時代からICアンプまで作ってきて、スピーカーやレコードプレーヤーも自分で組み立てました。 其の経験では、例えばアンプの音が違うというのは測定器を使って発振やノイズを追い込んでいくと、結局同じようなものになり、殆どそれらの差異はわからなくなるということです。 意外でしょうが本当に良く調整した半導体アンプは、実物を見せなければ真空管アンプと識別できません。 (現物を見せてはだめです。真空管というだけで暖かい音だと誤解する人がいますから) こういうと、そんなことはない、私には違いが判るという意見が出そうですが、それを否定するものではりませんが、理窟で説明できない違いはどうも普遍性には欠けるのではという立場です。 カートリッジの垂直性の調整は理窟として判ります。元々レコードに針が垂直に関係で録音されているのですから、その誤差があれば何かの影響が出るでしょう。 でも振動とは無縁のアンプでビスを締めたから音が良くなるというのは、偶々いろいろな条件が重なってそうなるのかもしれませんが、常にそうだとは思えません。 以上は雑誌等の多くの俗説を自分で試してみて、殆どは私にはわからないという経験上での意見です。 私はそういう意見をすべて反対するものではありません。 ただそのことが常にそうなるとは思えないということです。 出来ればそうなるという現象にその理由の説明を聞かせて欲しいということです。
補足
ご意見ありがとうございます、と言いたい所ですが、まるで不可解なお話ですね。 私は「アンプの下に10円玉をはさめば皆さんのオーディオの音が必ずよくなりますよ」なんてお勧めの話は一言もしていないと思うのですが。。。 なぜ、私が10円玉で音が良くなった理由まで説明しなければなりませんか? 勝手に話の趣旨を捻じ曲げて批判がましいことをほざくのはやめてくれませんか?とても不快ですから。
- zipang_style
- ベストアンサー率20% (425/2050)
定番の「ビス類の増し締め」は済んでいますか。 スピーカーユニットや背面板、アンプやプレーヤーの脇や底のビスを締めるだけですから無料です。 経年劣化や湿度による伸縮などで意外に緩んでいるものです。 ビニールレコードの定番、ウエイト使用やレコード盤シートのアップグレードでもだいぶ変わりますし、 カートリッジシェルやケーブルを換えるのもお手軽チューンナップです。 スピーカーを床に置いているのでしたら 床に一円玉を置き(3点、4点のどちらが良いかはお好みで)上から、 鉛のインゴット等の重り スピーカー T (画びょう) -(一円玉) の順番に設置すると、余計な共振を抑えることが出来 スピーカー本来の音質が楽しめるようになります。 見た目を気にしなければ、鉛のインゴットを漬け物石に換えても効果は同じです。
お礼
回答をありがとうございます! ビス締めは本当に効果がありますね。実は、私の場合は中古で買ったスピーカーは一応自分で分解掃除していますので、そのあたりは、よくわかります。 リード線交換の効果は私も最近知ったのですが、ほんとうに大きいですね。これは私も自信を持ってすべての人にお勧めできます。 画鋲+一円玉というのは、面白そうですね。もちろん針は折ってということですよね?。 スピーカーはちょっと大きめのお風呂の椅子みたいな置き台の上に乗せていて、間には東急ハンズで買ってきた3センチの真鍮製円錐ブロック(一個350円)を片側三つずつかませています。 これでかなり劇的に音が良くなったのですが、もっともっといろいろ試す価値はあると思っていますので、今度ちょっと試してみますね! ありがとうございました!
- gongorogon
- ベストアンサー率16% (706/4250)
手のひらを音源に向けて、耳にかざす。 0円です。
- dragon-man
- ベストアンサー率19% (2711/13692)
トーレンスのプレーヤーにSMEのアームを付けてオルトフォンのカートリッジで聴いています。SMEアームは10種類ぐらいのいろいろな調整が出来ますが、最初にうっかりしてカートリッジの針をレコード面に垂直にする調整を忘れていました。あるとき気がついてそれを調整したところ、音が格段によくなりました。音が透明になり、音場感が広がり、スクラッチノイズがほとんど聞こえなくなりました。 カートリッジの傾きの調整は、見た目には分からないほどほんのわずかだったのですが、こんなに変わるものかと、目から(耳から?)鱗が落ちましたよ。 聴いているジャンルはほとんどクラシックです。ジャズはCDで聴いています。CDよりアナログの方がずっといい音です。 ちなみにアンプはウエスギの真空管アンプ、スピーカーはタンノイです。
お礼
早速の回答をありがとうございます! なるほど、カートリッジの傾きの調整は本当に大切なのですね。スクラッチノイズまでそこまで軽減されるというお話は、素晴らしいと思います。見た目にはわからないほどの微妙な調整でそれほど変わるのですね。大変勉強になるお話をありがとうございます。 ほんとうに、アナログの音は、一度聴いてしまうとしばらくCDは聴く気がしなくなってしまいますね。 ウエスギのアンプにタンノイのスピーカーで聴くクラシック音楽の世界、私もぜひいつか体験してみたいと思います。
補足
上のyosifuji20さんよりはまだ、何が何でも否定したいといった悪意が感じられないだけましですが、申し訳ないですが、これも回答ではなくて余計なおせっかいの話だと思います。 特に「たったこれだけで」の体験がないのでしたら、何も書き込まなくていいのですよ。余計な理屈は不要です。私は「なぜそんな現象が起きるのでしょうか」なんて、一言も言っていないでしょう?