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年末調整を自分で。
お願いします。 年末調整のことなのですが、去年までは会社にお任せしていました。 しかし今年は返金額が微々たるものだと会社側から言われ、これを機に自分でやってみようと思いました。 個人でやったほうが会社に任せるより返金額が大きいと聞きましたので。 ただやり方がよくわからないので個人でやる方法をご存じの方、教えていただきたいと思います。 よろしくお願いします。
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長いですがよろしければご覧ください。 >個人でやったほうが会社に任せるより返金額が大きいと聞きましたので。 これは、「ケース・バイ・ケース」です。 「年末調整」は、「給与の支払者(つまり会社)」に義務付けられた、「源泉所得税の過不足の精算」のことです。 ですから、 ・「収入は給与(所得)のみ」 ・「給与(所得)を支給されているのは一社のみ」 ・「扶養控除等申告書と保険料控除申告書で申告した『所得控除』以外には申告する控除はない」 場合は、「年末調整」だけで「正しく所得税の精算」が完了します。 もし、上記の条件に当てはまらない場合は、「自分で所得税の過不足の精算(=確定申告)」を【しなければならない】or【したほうがよい】ことがあります。 なお、「過不足の精算」なので、「追加で納める」ことも「戻ってくる」こともあります。 ----- 「控除」は「金銭などを差し引くこと」で、税金にはいろいろな控除が用意されています。 たとえば、「給与」からは、「(給与所得者の)必要経費」として【無条件で】「給与所得 控除」というものが差し引けます。 給与所得=給与収入-「給与所得 控除」 『No.1410 給与所得 控除』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1410.htm ※頁の一番下に計算フォームがあります。 税金は「給与所得(儲け)」にかかるのですが、税金の計算をする前には、さらにそこからたくさんの「所得控除」というものが差し引けます。 税金=(所得金額-所得控除)×税率 何もしなくても【無条件で】差し引けるのが、「基礎控除」というものです。しかし、その他の「所得控除」は、原則、【自己申告】しないと差し引くことができません。 『所得金額から差し引かれる金額(所得控除)』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/shoto320.htm ですから、「勤務先に申告し忘れた」「勤務先には申告できない」控除がある場合は、「確定申告」で自己申告すると「(払いすぎになっている)所得税が戻ってくる」ことになります。 ----- いかがでしょうか? 「勤務先は一社のみ」「収入は他にはない」「控除は全て申告済み」であれば、「確定申告(による所得税の過不足の精算)」は必要ないことになります。 もし、そのような条件の場合は、以下の簡易計算機で納めるべき税金の試算が可能です。 『所得税・住民税簡易計算機【給与所得用】』 http://www.zeikin5.com/calc/ ※あくまで目安です。 ----- (備考1.) そもそも、なぜ「年末調整(による所得税の過不足の精算)」が必要かと申しますと、「(毎月の)所得税の源泉徴収」は、年間の収入が【未確定】の状態で行わなければならないので、以下のような「税額表」を使って「簡易的に」徴収しているからです。 『[PDF]平成25年分 給与所得の源泉徴収税額表(月額表)』 http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/gensen/zeigakuhyo2012/data/01_1.pdf ですから、年末になって「年収がハッキリしてから」「追加の控除があればそれも含めて」精算するという仕組みなっています。 『[PDF]給与所得の源泉徴収税額の求め方』 http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/gensen/zeigakuhyo2011/data/07.pdf ----- (備考2.) ちなみに、もし、「掛け持ち勤務」をしている場合は、「年末調整」が行われるのは一社のみなので、「確定申告しなければならない」可能性がありますし、「しなくてよい場合」も「したほうが得」になることがあります。 『[手続名]給与所得者の扶養控除等の(異動)申告 』 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/annai/1648_01.htm >>…2以上の給与の支払者から給与の支払を受ける場合には、そのいずれか一の給与の支払者に対してのみ提出することができます。 『Q1 所得税の確定申告をする必要がある人は、どのような人ですか。』 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/qa/02.htm 『確定申告を要しない場合の意義』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1900_qa.htm --------- (参考情報) 『[手続名]給与所得者の保険料控除及び配偶者特別控除の申告』 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/annai/1648_05.htm 『No.2020 確定申告 』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2020.htm >>所得税の確定申告は、毎年1月1日から12月31日までの1年間に生じた所得の金額とそれに対する所得税の額を計算し、源泉徴収された税金や予定納税額などがある場合には、その過不足を精算する手続きです。 『給与所得者と還付申告』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/shoto302.htm 『税金から差し引かれる金額(税額控除)』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/shoto321.htm ----- 『国税に関するご相談について』 http://www.nta.go.jp/shiraberu/sodan/denwa_soudan/index.htm ※税務相談はいつでも可能ですが、「2/16~3/15」は非常に混雑します。 『納税者支援調整官を設置している国税局・税務署のご案内』 http://www.nta.go.jp/soshiki/kokuzeicho/kiko/nozeishashien/index.htm 『確定申告は早い目にやると、かなり親切に教えていただけます。』 http://kanata731.sakura.ne.jp/blog/403.html ----- 『住民税とは?住民税の基本を知ろう』 http://allabout.co.jp/gm/gc/14737/ (多摩市の場合)『個人住民税(市民税・都民税)の申告について』 http://www.city.tama.lg.jp/seikatsu/11/14703/003807.html ※間違いのないよう努めていますが、最終判断は【必ず】各窓口に確認の上お願い致します
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- keirimas
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貴方がその会社の(経理)事務員として社員の年末調整をすることになり、たまたまご自分の給与の年末調整をすることはありえます。 しかし「やりかたがよくわからないので」とお書きになっている以上、他人の年末調整はもちろん、自身の年末調整は無理というものです。 年末調整は会社に任せ、そのうえで医療費控除など確定申告の必要があればしてください。 >個人でやったほうが会社に任せるより返金額が大きいと聞きましたので 医療費控除等があれば年末調整だけによる返金よりは大きい、ということはありますが、年末調整してもらってから確定申告をしても、最終的な年税額は同じです。 確定申告 https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tokushu/sakuseihou.htm これを機会に貴方が所得税や年末調整のことをよく勉強して、会社に頼んで年末調整事務の担当にしてもらえば、自分の年末調整をすることができる可能性はあります。
お礼
ありがとうございます。 僕自身が無知であることを痛感いたしました。 今回を機に調べて勉強したいと思います。
- makookweb
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>しかし今年は返金額が微々たるものだと会社側から言われ、これを機に自分でやってみようと思いました。 個人で年末調整は出来ません。 確定申告です。 >個人でやったほうが会社に任せるより返金額が大きいと聞きましたので。 そんな事はありません。 もしそんな事があるならば、有名な節税法として、テレビなんかでも騒がれてると思いませんか??? ただ、年末調整では控除できず、確定申告が必要な物もあります。 その場合は、確定申告した方が返金額は大きくなる可能性があります。 私の場合、年末調整でも確定申告でも変わらないので、年末調整で済ませています。 もちろん、1円も損していません。 >ただやり方がよくわからないので個人でやる方法をご存じの方、教えていただきたいと思います。 分からないなら、税務署で聞くなり、本を買って勉強するなり、インターネットで調べるなりしましょう。 その上で、分からないことがあれば質問するのも良いでしょう。 分からないから教えてくださいは、調べるとはいいません。
お礼
ありがとうございます。 僕もよく調べずに簡単に聞き過ぎですね。 まずは色々と自分で調べてみます。 感違いなどもあると思いますので。
- mukaiyama
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>年末調整を自分で… 年末調整を自分で行うことは、制度上あり得ません。 自分でするのは、確定申告です。 >個人でやったほうが会社に任せるより返金額が大きいと… それは、医療費控除とか住宅ローン控除の初年分とかがある場合、もともと会社任せにはできず自分で確定申告が避けられないということと、考え違いをしているのでしょう。 >今年は返金額が微々たるものだと会社側から言われ… 微々たる数字だから年末調整をしないとでも言われたのですか。 そうではなく、前述のような特段の事由もなければ、年末調整も確定申告も結果は同じです。 無駄に自分で手間暇を掛ける必要はないですよ。
お礼
ありがとうございます。 僕も何かと聞き違いや勘違いがあったような感じです。 今一度よく調べてみます。 自分でできるのは確定申告なんですね。
- E-1077
- ベストアンサー率25% (3258/12620)
国税庁のタックスアンサーのページにいけば、自分で入力し、出力できます。 それを所轄の税務署に持っていくか、郵送でもOK. 後に税額がプラスなら戻ってくるし、マイナスなら支払います。 しかし、微々たるものでも、所得税の源泉徴収と年末調整は経理の仕事なんですけどね。 正確にやればどちらも同じ金額になるはずです。
お礼
ありがとうございます。 そのようなページがあるのですね。早速見てみます。 会社の経理がやってくれないわけではないですが、以前計算がまちがわれていたことがあって心配になりまして。
- rikimatu
- ベストアンサー率19% (629/3297)
確定申告の事ですか? 返金額は変わらないと思いますよ。
お礼
ありがとうございます。 聞き間違いかもです。調べてみます。
お礼
ありがとうございます。 詳しく教えていただきありがとうございました。 毎年のことなので今回を機に色々と勉強していきたいと思います。