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自国の大学か他国の大学か、進路について悩んでいます
閲覧ありがとうございます。 高校三年生です。進路について決めかねているので、皆さんの意見を教えていただきたく質問を投稿させていただきました。 私は欧州人の父と日本人の母を持つ、いわゆる重国籍者です。 生まれてから中学を卒業するまでの15年間は日本で育ったのですが、高校は父の国(A国とします)で行くことに決め、欧州へと渡りました(日本の高校に籍は置かずに、A国の高校に留学生としてではなく地元民として入りました)。 その時点でA語は一切喋ることは出来なかったのですが、ネイティブたちの中でなんとか勉強してきました。 そして3年が経ち6月に卒業を控えた今、大学をどうするかで悩んでいます。 こちらに着いた当初はこのままA国の大学に進もうと思っていたのですが、この3年間国籍を問わず色々な大学生の体験談を聞いたり、今までの学校生活を踏まえた上で、最近卒業をしたら日本に戻ってそこで一浪して大学に行きたいと思うようになりました。 その第一の理由は、言葉の壁です。 以前地元の大学のオープンキャンパスに学校で行ったのですが、その時に見た大学生たちの勉強している内容を見て、これは自分の語学力では不可能だと悟りました。 実際この3年間も言葉を理解するのに精一杯で、肝心の勉強の内容というものはあまり身についていない感があります。日常会話には困らない程度までは言葉は上達したものの、今でもテストや授業は人一倍苦労しているのが現状です。 母もはじめはA国の大学に進学しろと言っていましたが、話し合った結果日本に帰ってきてもいいと言ってくれました。 しかし、どうやら今でもできるだけA国の大学に行ってほしいというのがメールや電話をしているときになんとなく伝わってくるのです。 また周りの多くの人も、ここまでA国で頑張ってきたのだから勿体無い、と日本の大学へ行くよりはこちらに残ったほうがいいという旨のアドバイスをしてくれるので、一度は日本の大学へ進学すると決めたものの未だに決心がつかずに、心が揺れ動いています。 そこで質問なのですが、もし皆さんが私/私の母であれば、日本とA国、どちらの大学に進学する/して欲しいですか? 私としては、この3年間言葉が分からないせいで勉強も思うようにいかなかったのが本当に苦しかったので、きちんと勉強をしたいからこそ日本へと戻りたいと思っているのですが、こちらで頑張るべきなのでしょうか?母曰く、大学に行っているうちに言葉も分かるようになるらしいですが・・・。 確かに、A国はEUの国なので周りの国へ留学がより簡単に出来る、A語を忘れないですむ等こちらの大学に進むメリットもたくさんあると思います。 そしてもう一つ、もしも日本の大学に行くとなれば、どのような方法でどこの大学に進学しますか? ここ3年自分の偏差値を測る機会が無かったため、自分の実力が今一切分からずに、志望校を定めようがなく困っています。 中学の頃はオール5や学年1位を取っていて、A国で無ければ偏差値70前後の地元の進学校を受験しようと思っていました。 しかしそれは過去の栄光というもので所詮中学の話ですし、そもそもその進学校にしても落ちていた可能性もあります。それにあれから3年も経った(更に勉強があまり身に入っていない)今、確実にあの頃よりも勉強はできなくなっていると思います。 今の学校では、クラスの中で半分~半分より少し上くらいの成績ですが、これも曖昧なもので参考になるかどうか・・・。 日本に帰ったなら予備校に行く予定ですが、今の私だとどれ程の大学を目標に定めるべきでしょうか?AO形式で入りたいと思っています。 なるべく国公立、学びたいものは国際関係です。 最後にもう一つ。 今まで私はこの3年間で培ってきた経験や自分の経歴は、AOにおいて強みになると思っていたのですが、最近私のように高校から海外で過ごしてきた人や、色々ともっとすごい人生を歩んできたような人が知り合いに増えてきて、もしかしてこのような経歴は割りと普通ではないかと思い始めてきました。 言葉の分からない中で、3年間自分なりに努力をして留年することも無くここまで来、世界各国の友達も出来て色々な経験もつんだつもりです。 客観的に見て、これはAOで受験をするにおいて強みになるでしょうか? 最終的に決めなくてはいけないのは自分だとは分かっていますが、色々な方のアドバイスや意見が聞きたく質問させていただきました。 受験について無知なので、知らずのうちに変なことや失礼なことを言っていたらすみません。 大変長くなってしまいましたが、お聞きしたいことは: (1)A国の大学と日本の大学、どちらに進むべきか (2)日本の大学へ行くのならば、どのようなレベルの大学を目標にするか (3)私の経歴は、AOにおいて有利かどうか です。 ここまで読んでくださりありがとうございました。 皆さんの回答を待っています。
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- tanuki4u
- ベストアンサー率33% (2764/8360)
(1)A国の大学と日本の大学、どちらに進むべきか これは、個人の判断です。 (2)日本の大学へ行くのならば、どのようなレベルの大学を目標にするか http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E9%96%A2%E4%BF%82%E5%AD%A6 ここに、国際関係学を行なっている国立大学の一覧があります。この程度がよろしいかと。 ※ 学部名や学科名で「国際」とか「教養」とか名乗っている大学は、耳障りの良い人寄せのための大学が多い。名前が一緒だからと言って期待してはならない。 (3)私の経歴は、AOにおいて有利かどうか 質問者の経歴がAOにおいて有利になるような大学には行かないほうがよい。 ※ 日本国の大学におけるAO入試は「勉強ができない、好きでないのですが、どこか私のいいところを評価して合格にしてください」という部分が強い。 なので、質問者の経歴が評価されるような大学に行くと「こんなレベルの学生と一緒に勉強するのか!」と落ち込んだり、編入ばかり考えるようになるのが予想されます。 日本の国公立大学でのAO入試は、理系偏重のようです。 http://www.keinet.ne.jp/doc/dnj/result/suisen/12/k01.pdf 高校三年間海外の高校にいながら、日本語による文章が非常に論理的なので、日本の大学の受験勉強を始めればそれなりの成果は出せるのではないかと思います。 文章の論理性から推測するに、そのA国の言語に関しても「会話できちゃうんだよね^^;」というレベルではなく、論理的に読解なり記述ができるものと思われます。 http://www.u-tokyo.ac.jp/stu03/e01_02_04_02j.html これは、日本の高校卒業生といっしょに受験になるのですが、知り合いは日本の高校でドイツ語をやっており、ドイツ語で受験したそうです、曰く「英語の入試問題に比べればドイツ語の入試は簡単である」とのことでした。
- akeshigsb
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元塾講師です。大学の同級生に帰国子女が多かった経験を踏まえて書きます。私自身はずっと国内の学校出身です。また日本の大学では文系・理系では多少大学生活や授業内容などが違います。私が商学部(文系)ということで、文系を基準に書きます。 まず、海外の大学といっても様々です。東大よりレベルが高いものもあり、東大レベルで満足できない人は海外に行くべきです。ただ、同じアメリカでも、日本に入れないくらい頭が悪い人が語学留学という名のもとに海外の大学に入学するケースもあります。このレベルであればお金の無駄です。ご自身が進学する大学のレベルを考えるのは必要です。 また、私自身海外の大学に留学経験がないので半分は聞いた話になりますが、大学の進級・卒業に対する労力が全然違います。日本の多くの授業は先生がしゃべった内容や、配る資料などを暗記してペーペー試験をクリアするものが主です。授業の受講生が300名や短い採点期間で多くのテストを採点(複数の授業を持つのが普通です)しなければならないので、マークシートの先生もいます。特に今の時期の学年末は大学の採点だけでなく、大学入試の採点も重なります。ほとんど中学受験の勉強と同じです。もし海外の高校で発言を求めたり議論をする授業を主にしていたら最初は戸惑うかもしれません(ただ、帰国子女の多くは、この授業の方が楽とのことです)。受験に関しても、特に国立大学志望ならリスクはあります。教科書の内容を暗記して覚えこむことに慣れるかです。最も、英語は微調整レベルで良いので他の人より有利ではあります。 レベルの高い大学に関してですが、これはあなたは少し誤解している気がします。勿論、卒業率をみると日本の大学の方が簡単だと思いますが、そもそも大学は必死子いて勉強するところです。現状のあなたがついてこれるようでは(高校生が平気と思えるようなところでは)、大学の価値はありません。レベルが高いからこそ、大学なのです。また授業を見学しての感想であった場合も、授業が難しく感じたのは語学力ではなく「教養レベル」の問題もあります。日本の早稲田大学の政治経済学部の入試問題を見ると分かりますが、マルクスやカール・ポパー等の現代学問の礎を築いた人たちが注なしで出現します。日本では彼らを外国人と認識するので手間がかかりますが、欧州では身内の人間なので、より深く・広い話が展開されるのは当然です。高校の授業ではその国の歴史は外国の歴史よりも深くやるので当然です。レベルが高い大学の場合、そうした基礎知識のレクチャーがないのが普通です。日本の大学では付属校上がりの人間のために授業は生ぬるいですが…。 私があなたの立場なら、恐らく海外の大学に進学するでしょう。上に書いたレベルにもよりますが、本場で勉強できるメリットは大きいと思います。私自身、慶應出身ですが、日本の資本主義を良くも悪くも牽引してきた大学で授業を受けられたことは財産になっています。また慶應自体も欧米崇拝の発想があり、大学の本場が欧米と認識し授業が行われていることがほとんどです。学問のほとんどが欧米発なので、そこで勉強できるのはいいことと思います。チャンスがあれば行くと思います、まぁ現状に満足しているので、海外に自分で行こうとは思いませんが、選択できたらの話です。 元塾講師の立場から、AOの帰国子女は微妙です。確かに、帰国子女は有利です。一般試験に比べると倍率も低く、帰国子女の多くは「一般試験の問題は解けない」といいます。しかし、やはり倍率はほどほどあり、それだけの対策だともったいない状況になることもあります。一般試験も勉強しましょう。むしろ、帰国枠受験がある大学の方が合格しやすいようなのでそちらもお勧めです。 私の周り(サークル仲間)には帰国子女が多くいて、8人で食事をしたら私ともう一人以外は(6人が)帰国子女のことがありました。私立でもまれなケースですが、慶應・上智・ICUなどは帰国子女の割合も他より高めなので、学生生活がスムースにできますよ。 受験する大学は、ごめんなさい、何とも言えません。東進ハイスクールという予備校のサイトに、過去問を無料で閲覧・印刷できるサービスがあります(無料で、フリーメールでもいいのでアドレス登録が必要)で問題を解いてみてはどうでしょうか?AO試験はなく、一般のみで、国立大学のものもあります。 ご参考までに。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに授業やテストの内容は、日本の高校に通ったことが無いので一概には言えませんが、姉や周りの人の話を聞く限りかなり違うな、というのが感想です。 日本の高校ではたくさんの問題を単語や一文で答えるような形式のテストが行われているようですが、私の高校のテストは少ない問題(3~6,7個)を90分ほどかけて解く、というスタイルです。1問に対してA4の紙を裏表いっぱい使って文章や説明を書いて解くこともあります。確かにこちらの方が、自分の意見を述べる力はつくだろうなと思います。 大学のレベルの件は、少し安心しました。 こちらの大学にいる知り合い等にも、もう少し話を聞いてみようかと思います。 ご意見、大変参考になります。ありがとうございました!
- horitate
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(1)A国の言葉に壁を感じるということであれば、日本に帰ってくるべきでしょう。 (2)まず、郵送で受験可能な予備校模試を受けてから考えてみてはどうでしょうか。 (3)レベルによって、有利というほどでない場合もあれば、有利な場合もあるでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 予備校模試は、検討してみようと思います。 ただ、今の時点で日本史や古文等は中学までの知識しかないので、どうなるかは分かりませんが・・・。 ご回答、参考にさせていただきます。本当にありがとうございました!
お礼
回答ありがとうございます。 リンクを見させていただきました。自分に見合った大学を選んでいこうと思います。 AOでは無く一般入試で挑むことも考えたのですが、卒業が6月なので日本に帰って7月に予備校に入るとし、受験まで半年も無いのが少し痛いなと思い・・・。 もう一浪してしまえば、今度は脱ゆとりの人々と張り合わなければいけないので、考えどころです。 回答、参考にさせていただきます。本当にありがとうございました!