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住民税の特別徴収って?

こんばんわ。質問させてください。 題名の通りなのですが、住民税の特別徴収ってなんですか? また住民税の特別徴収で、前年の所得が分かるって本当でしょうか? 実は去年、会社に黙って副業をしていたので、前年の所得が会社に知られると困ります。 よろしくお願いします。

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noname#212174
noname#212174
回答No.3

長いですがよろしければご覧ください。(不明な点はお知らせください。) >住民税の特別徴収ってなんですか? 「給与の支払者(≒会社)」に義務付けられているもので、「給与所得者(≒社員)」の住んでいる市町村から依頼されて、「社員の払うべき住民税」を、「給与から引き去り(天引き)」して(社員の代わりに)市町村に納めるという制度です。 『和歌山県情報館|個人住民税「特別徴収」に係る Q&A』 http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/010500/tokucho/.tokuchoqa.html >また住民税の特別徴収で、前年の所得が分かるって本当でしょうか? 上記のように、社員の住んでいる市町村から「徴収すべき住民税」の通知が会社に送られてきます。 この通知を「見る人が見れば」、「あれ、他からも収入があるぞ?」と分かるわけです。 たとえば、以下のような通知です。 (神戸市の例)『[PDF] 給与所得等に係る市民税・県民税特別徴収税額通知書の見方』 http://www.city.kobe.lg.jp/life/support/tax/kojin/zeigakutuuti.pdf (さいたま市の例)『3)特別徴収税額の通知書(納税義務者用)の見方を教えてください。』 http://www.city.saitama.jp/www/contents/1195112446608/index.html この通知は「納税義務者」つまり、社員に渡すものですが、「見えないように封筒に入っているのかどうか?」までは、その市町村に聞かないとわかりません。(個人情報の取り扱いについて厳しくなってきているので、会社には分からないようにしている市町村もあるとは思います。) ちなみに、「給与から引き去り」しますので、少なくとも「住民税の金額」だけはハッキリ分かってしまいます。 自社で「年末調整」した結果から「住民税額」は計算出来ますので、「住民税が増えていたら」「副収入がある」ことは「調べようと思えば」分かります。 >実は去年、会社に黙って副業をしていたので、前年の所得が会社に知られると困ります。 「副業」が、「給与所得」か、「給与所得以外か?」で違ってきます。 ----- 「給与所得」の場合は、「中途退職・短期雇用、かつ、給与の支払金額が30万円以下」の場合【以外】は、必ず、市町村に「給与支払報告書」というものが提出されることになっています。 「給与支払報告書」は、「給与所得の源泉徴収票」と同じものです。 市町村は、「所得税の確定申告」も「住民税の申告」もしていない住民の住民税は、「給与支払報告書」をもとに算定します。 複数あれば、もちろん、すべてが対象です。そして、「給与の支払者」のうち、「給与の一番多い」ところへ税額を通知します。 (所沢市の場合)『給与支払報告書の提出について(会社の経理担当の方へ)』 http://www.city.tokorozawa.saitama.jp/kurashi/tetuduki/zeikin/shiminzei/kojinshiminzei/qhouteisyutsu/index.html ----- 「給与所得【以外】」の場合は、「確定申告」が必要になりますが、「確定申告書」の「住民税に関する事項」というところで、「自分で納付(普通徴収)」を選んでおくと、「確定申告書のデータ」を受け取った市町村の職員さんが(ミスしなければ)「特別徴収」と「普通徴収」に分けて住民税が計算されて、「副業」の分の納付書は自宅に届きます。 『確定申告の手引>手順6 住民税に関する事項(申告書第二表)を記入する』 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tebiki2012/a/03/order6/3-6_01.htm 『副業が会社にバレる(ばれる)その理由とは?(その1)』 http://zeirishi-blog.info/2011/04/1.html 『副業が会社にバレる(ばれる)その理由とは?(その2)』 http://zeirishi-blog.info/2011/05/2.html ちなみに、「副業」が「給与所得」の場合も、「自分で納付」に○をしておくと、(気を利かせて?)「普通徴収」にしてくれる市町村もあります。 ----- (備考) 「給与所得」でも「給与所得以外」でも、「所得税の確定申告」は「しなければいけない」場合と、「しなくてもよい」場合があります。 詳細は以下のリンクのとおりです。 『Q1 所得税の確定申告をする必要がある人は、どのような人ですか。』 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/qa/02.htm ちなみに、「所得税の確定申告」は、「住民税の申告」も兼ねていますから、 「確定申告しなくてもよい」→「しないことにした」 場合は、「住民税の申告」が必要かどうか、【お住まいの市町村に】確認する必要があります。 (多摩市の場合)『個人住民税(市民税・都民税)の申告について』 http://www.city.tama.lg.jp/seikatsu/11/14703/003807.html ------ 以上のように、「複数の所得」があるのは珍しいことではありませんし、法律で「副業」が禁止されているわけでもないので、「税金の制度」でも「複数の所得がある国民」を特別扱いはしていません。 ですから、「給与所得が複数ある」、なおかつ、「特別徴収で合算してほしくない」場合は、「住民からの依頼」により、あくまでも市町村の裁量(好意)で、「配慮してもらえる」ということです。 (参考) 『所得税(確定申告書等作成コーナー)』 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/kakutei.htm 『国税に関するご相談について』 http://www.nta.go.jp/shiraberu/sodan/denwa_soudan/index.htm ※税務相談はいつでも可能ですが、「2/16~3/15」は非常に混雑します。 『確定申告は早い目にやると、かなり親切に教えていただけます。』 http://kanata731.sakura.ne.jp/blog/403.html ※間違いのないよう努めていますが、最終判断は【必ず】各窓口に確認の上お願い致します

minamino_mimi
質問者

お礼

詳しい解説、ありがとうございました。 参考にさせていただきます!

その他の回答 (2)

  • ma-fuji
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回答No.2

>住民税の特別徴収ってなんですか? 住民税を給料から天引きすることです。 原則、会社員は特別徴収です。 >住民税の特別徴収で、前年の所得が分かるって本当でしょうか? 実は去年、会社に黙って副業をしていたので、前年の所得が会社に知られると困ります。 通常、本業の会社からもバイト先からも「給与支払報告書」が役所に提出されます。 役所は住民税を給料から天引き(特別徴収)してもらいます。 そのため、役所は会社のそれをもとに両方の収入を合算し、住民税を計算し本業の会社にバイト分の住民税も合わせて通知し、担当者がそれに気づけば副業がばれます。 これを防ぐには、確定申告してその申告書の第二表に「給与所得・公的年金等に係る所得以外の住民税の徴収方法の選択」という欄があるので、そこで「自分で納付」にチェックを入れれば、バイト分の住民税の通知は貴方のところ郵送され本業の会社に行かないのでばれません。 バイトも「給与所得」ですが、ほとんどの役所でこの対応をしてくれます。 心配ならお住まいの役所に電話などで確認されたらいいと思います。

minamino_mimi
質問者

お礼

ご回答まことにありがとうございます。 よく分かりました。

  • multiface
  • ベストアンサー率36% (308/834)
回答No.1

特別徴収というのは、給料から天引きで行う徴収方法のことです。 これに対して普通徴収というのがあり、これは給与所得以外の人に対して行われ、年間分を幾度かに分けて徴収するもので、申し出があれば口座振替で行うこともできます。 会社に前年所得が知られるかどうかはちょっと不明ですが、住民税をどのように徴収するか通知はされるはずなので、そのデータの中に前年所得があるかもしれません。 なお、何らかの理由で特別徴収できないときは普通徴収で行われることがありますが、これを申し立てるとかえって会社に怪しまれる可能性はあります。 とりあえずそのまま過ごしてみて、何事も起こらないことを祈るしかないでしょう。

minamino_mimi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。