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新しい金融サービス「才能金融」の可能性は?
- 「才能金融」は、新しいタイプの金融サービスであり、アートやビジネスなど様々な才能を持つ人々を支援します。
- 従来の金融業界が大企業型のビジネスに偏ってしまったため、個々の才能を活かした新しいビジネスやプロジェクトがなかなか実現できない状況があります。
- 「才能金融」は、芸術や文学、音楽、建築などのジャンルにおいて、小口融資や投資を提供することで、才能を持つ人々が自身の夢やプロジェクトを実現できるチャンスを提供します。
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面白い発想とは思います。 昔の「旦那」「タニマチ」と呼ばれるものを、一人がどっと出すのではなく、多人数で少額ずつということですよね。 ただし、この方法はリターンを求める融資には向かないと思います。 アートの才能は程度の多寡を問わなければ持っている人が多いかもしれませんが、最終的に金を稼げるほどの才能の持ち主は、やはり一部です。 人気のある漫画家が10人しかいないのと、100人いるのと、「漫画」という業界に流れる金の額が10倍になるかといえば、一般的にはならないからです。購買層や購買額は売り手が増えたからと言って増えるものではありません。 大金を稼げるのは一握りで裾野が広がるか、大金を稼げる人は減りそこそこ稼げる人間が増えるか、どちらかになるでしょう。 子どもをあやすのが上手い、家具の修理が得意、というものについては、それが「金を稼げるか」ということ自体に疑問があります。 ベビーシッターは日本では少ないですが、保育士さんは職業として存在していますし、木工工芸の店であれば家具修理は受け付けています。 金を出して依頼する人がいないんです。 私は、自分が着物が好きなので、和装業界へ株式投資をしています。微々たる額ではありますし直接反映する額は少なくなりますが、こういう方法も一種の「才能」への投資です。 そして、投資にはリスクがつきものですが、こういった「才能への投資」といったものは、貸し倒れになる可能性も高くなります。 「旦那」「タニマチ」は、金を出すこと自体を楽しみました。 才能を育てようと思えば、その投資家はハイリスクローリターンであることを了解している必要があるとも思います。
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- gungnir7
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発想としては面白いと思います。 伝統的金融ビジネスと言いましたが、 日本では担保がないとお金を貸してくれないのが伝統的でした。 本人の独創性を担保にする発想は欧米では当たり前なのです。 実は最近、日本でもこの考えを取り入れつつあります。 岡山かどこかの養豚業者ではアイディアがあるけど資本が足りない。 そこで計画を地元の金融機関に相談したところOKの返事をもらったとのことです。 それで質問者さん、起業家としてじゃなくて従業員ではダメなのですか。 別に才能のある人を無理やり企業のトップに持ってこなくてもいいと思います。 独立開業させるということは経営、経理、下手をすれば人事までついてきます。 それよりも世の中に繋がる接続点が大事なんですよ。 それを多く持っていれば自然と資金は集まってきます。 別に独立開業しなくても組織内で自由にできるようにもなります。 そういう意味では地方より都会に地の利があるといえます。 逆に農業や林業などでは地方に利があるわけです。
お礼
なるほど、組織内で、従業員さんもそういう発想を持った方が良いということですね。やりたいことがあってもなかなか独立に踏み切れない、そういう人も多々いらっしゃると思うので、副業でまず試してみるとか、副業じゃなくても堂々と社内ビジネスの一部としてやってみるとか、できる人はいるかもしれませんね。 ありがとうございました!
- at9_am
- ベストアンサー率40% (1540/3760)
> 子供をあやすのがうまいとか家具の修理が得意とか身近な技術も含めれば、そこらじゅうに才能があると思います。 > マイクロファイナンスというものまである今の時代、こういう新しい小口融資、作れませんか? 作るのは自由ですけれども、子供をあやしたりするような才能にお金を出す、というのは、多分ビジネスとして成り立たないんじゃないかな? 成り立つ分野については、既に存在しますしね。 家具の修理は既に商売として存在しますので何も言いませんが、子供をあやすということでどれだけ利益を出せると思いますか? > 世の大きなビジネス、自動車、電機製品、等でしょうか?それらの勢いが弱まったため、金融業界も90年代以降業務がやりにくくなった…という話は確かにこれまでも聞いたことがあります。 製造業が90年当時の日本は3割を占めており、製造業の過剰設備投資問題と相まって、資金需要自体が90年代は減少していく時期です。その上、90年代以降は社債などにシフトしていったため、銀行にとっては業務がやりにくいことこの上なかったでしょうね。 > 漫画家だって、100人に100万円ずつ貸し付けても、一人が成功して何10万部も売れて、アニメ、キャラグッズと派生していけば回収できるのではないですか? それに近いことをやっているのが、例えばジャンプを筆頭とするマンガ雑誌でありアニメです。 雑誌は貸付ではなく掲載ですけれども、雑誌単体では多分ほとんど利益が出ていないか赤字のはずですし、TVアニメや戦隊ものも放映料だけでは赤字です。 雑誌であれば単行本やグッズ、アニメであればDVD等や関連グッズで利益を出す構造になっています。 逆に言えば、単行本が売れなければ作者にそれほどお金が入らない構造になっています(下手をすると赤字)が、それを作者が納得するか、という問題があります。 > 世の中にはマジメにお金を必要としている人なんて腐るほどいると思いますよ。 1年以内に3割、10年後までに8割が廃業する現状において、その腐るほどいる人で「お金を返済できる人」がどれだけいるでしょうね? 銀行を含む金融業は、お金を利子をつけて返してもらわないと成り立ちません。
お礼
現実の融資業務はそういうものだということですね。他の方からもいくつかそういうご指摘をいただきました。理想家の理想話だけでは現実は進まない、いつの時代も当たり前のことですが現実は難しいですね~!しかし金融緩和などもあり、銀行さんにお金があることは確かではないですか?そういう実態の見えにくいものに対しては融資・投資というメカニズムを作動させる論理がないということですよね?なんとかそこをもう一歩進められないのでしょうか? 日本人や若い人はおとなしい人が多いとか言われますが、ビジネスとか金融に関する教育が全く行われていない、ということも大きいと思うんですけど、みんな面白いアイデアはいっぱい持っていて、社会の雰囲気的にそれを大声で発言できない、あるいはノウハウを知らない、それだけなんです。それで踏み出せない、という人が山ほどいると思います。 しかし時代はこういう新しい発想、新しいビジネスの展開というものを要請していると思います。なにかもっとそこの融資をやりやすくする方法、無いですかね~私も今すぐは全然分かりませんが。
- Guan-Yu
- ベストアンサー率13% (60/436)
やはり、本当に才能がある人は一握りしかいないからだと思います。 本当に凄い才能がある人ならば、『あなたに投資したい』という人が、世界中から現れます。 自分の方から、『やりたいことがあるから金を貸して』という人は才能と言えるほどのものありません。 それに、あなたが例に挙げられている、飲食店や古着屋なんてものは、経営や世渡りの才能を必要とするもので、その道で成功するのは運次第のところがあります。 アート関係にしても、本当に凄い才能を持っている人は別に何もしなくても、お金を持っている人の方から『あなたを支援したい。』と言ってきます。 画商や経営コンサルタントのような人達は言い方は悪いですが、将来の金づるになるような人達をいつも探しています。 そして、凄い才能を持った人材を見つけると、その人にいろいろアドバイスをしたり、お金を出資してくれる人を探してきたりして、絶対に手放そうとはしません。そりゃ、将来の大事な金づるなんですから。 自分の方から、『やりたい事があるので金を貸してください。』と言ってくる人達は、才能と言えるほどのものは持ち合わせていないし、大金融機関がその人達の事を相手にする事はありません。 大金融機関は最低でも、数千億円規模のプロジェクトを持つ企業とその関連企業にしか出資しませんし、古着屋、飲食店などのセコい業種に出資などは絶対にしません。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
”本当は才能とは多くの人に備わっているものだと思っています” ↑ 多くの人に備わっている才能じゃ意味が 無いのです。 その人にだけ備わっている才能であって 初めて世に出ることができます。 ”世の中にはマジメにお金を必要としている人なんて腐るほどいると思いますよ。” ↑ それは全くその通りだと思います。 ”そこらじゅうに才能があると思います” ↑ これもその通りですね。 でも、その才能が銭に結びつく才能か、事業に結びつく 才能か、という問題があります。 時代に合わない才能もあるでしょう。 ”新しいタイプの飲食店を考えている人もその辺にいるかもしれませんし、 奇抜な古着屋さんなどを考えている若い人もいるかもしれません。” ↑ それが事業に結びつくかが大問題です。 米国でも新規事業でそれが現実に成功に結びつくのは 1/2000と言われています。 アイデアだけでは意味がありません。 ”肝心なお金を握っている金融業界の人が、従来の大企業型のビジネスの方向 しか向いていない…これはチャンスの喪失ではないですか?” ↑ これは御指摘の通りだと思います。 才能がある人に、金が回るような社会になれば 理想的ですね。 しかし、現実的には非常に難しいのも確かでしょう。 先のことを見通すことほど難しいことはありません。 10年先の事が正確に判れば、世界を制することが できる、と言われているほどです。 ”音楽、文学、漫画、建築、新しい商売…これらのジャンルにはこの手の融資がすごく有効だと思います” ↑ 問題が二つあります。 (1)リスクをどうするか、です。このような融資で成功する可能性は それこそ宝くじ並です。そのリスクをどうするか、が大問題に なると思います。 (2)例え成功して、それで日本経済が発展するか、となると疑問です。 規制緩和であっという間に携帯電話が広がりましたが、日本経済は さっぱりです。 それは、他に使っていた金を携帯に移しただけだからです。 日本経済のパイの大きさは変わりませんでした。
- blackhill
- ベストアンサー率35% (585/1658)
引用されたテキストを読むと「伝統的な(金融)ビジネスが成り立たなくなった」ことを指摘しているに過ぎません。読者の既成概念を揺さぶるために、よく使われるレトリックでしょう。
- ok-kaneto
- ベストアンサー率39% (1798/4531)
http://www.jvca.jp/ ベンチャーキャピタルじゃないの?
お礼
なるほど、一般的な投資家といえばこういう形で、すでに存在している、ということですかね?
- tar5500
- ベストアンサー率22% (852/3865)
作れませんか?じゃなくて自分でやってみたら? 金無いなら金を作ってそういうのやるなり プレゼンして金持ちから融資してもらえるように奔走してみるとか それくらいの熱意があっていいんじゃないでしょうか?
お礼
いや、まっとうなご意見かもしれませんけど、サービス業や製造業を個人で始めるというのは可能性あると思いますが、よほどの金持ちでない限り金融業は始められないんじゃないですか? 気の遠くなるような話かもしれませんが私はこういう発想が広まっていって、金融業界人とか金融行政が徐々に変化して行って、そういう、アイデアのあるところに融資をするというもっとチャレンジングな投資慣行が生まれてくれないかな~と期待しているわけです。 だいたい産業構造が重厚長大から軽薄短小にとっくの昔に変わって、いまやITというほとんど実体のないものが主流になりつつあるのに、土地やら大企業としての体裁など、思い切り実体のあるところにしか融資しないという方針自体が古いと思うんですがね~
お礼
>人気のある漫画家が10人しかいないのと、100人いるのと、「漫画」という業界に流れる金の額が10倍になるかといえば、一般的にはならないからです。 う~ん、そういうものなんですかね…ショックでした。しかし現実を諭された気もします。金を稼げるのは一部、それも現実ですかね… よく評論家が、日本は豊かになりすぎてみんな幸せになりすぎたからデフレの今は生き方を見直す時だ、みたいな言い方をしますが私はすごく違和感があって、才能を発揮できていない人が多い、という時点で多数の人は例え所得が多くても幸せではない生き方をここ数10年もしてきた、と思っているんです。 人種や男女の差別が無くなるとか、民主主義が広がるとか、技術が発展して身の回りのことをほとんど家電製品が処理してくれるとか、人間社会って基本的に自由度がアップされるように発展していくと思うんです。 そしたら次の発展、自由度アップのステップは何かというと…全ての人が持てる資質・才能を全部発揮できる、ということじゃないですか?ほとんどSFみたいな言い分かもしれませんが、私はそういう想像をしていると楽しいんですがね。 しかし現実の落とし所は容易に見つけられそうにありませんね。現実はハイリスクローリターンということですね。ありがとうございました!