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組織の原理 尖閣諸島の映像流出事件の是非について
数年前に尖閣諸島に中国の漁船が衝突した映像を流出させたとして、海上保安庁の職員が解雇になりましたね。 そのことについて少し抽象化して、その是非についてご意見を伺います。 大事な場面で上司・上層部の命令に反することをしたものの、それが組織・社会にとって有益で妥当なことだった場合、解雇というような厳しい処分は妥当なんでしょうか? また、公務員組織においては、通常はそのような判断になるのですか?(それとも、菅さんがそのような判断をしたというだけの話なのでしょうか) 個人的には、戒告、叱責程度の処分にするのが妥当だと思います。 上司に命令に反している点は良くないですが、組織全体としてみると結果として妥当で有益な行動がとれているのだから、誰が行ったかについてはそこまで重要視しないほうが良いのでと思います。 ドラッカーが「組織の目的は人の強みを生産に結びつけ、 人の弱みを中和することにある 」、「誰が言ったかではなく何を言ったか」というようなことを言ってますが、それに通じるものがあると思いますね。
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お礼
もっと抽象化して考えていただけたらなと思います 質問の本筋とはずれますが、一応お答えしておきます。 本件の依願退職は解雇と実質的に変わらないと思います。 >有益と思ったなら、当然自分の名前を明かした上で発表すべきでしたし 有益なら自分の名前を明かした方がいいというのは意味がわかりません。 目的が自分の正当性、存在感を日本中にわからしめることではなく、映像を世界に知らせることだったので、名前を明かすのは得策ではないと思います。 >上司の命令に違反だけと言うわけでなく調査が始まって、海上保安庁の組織内の多くの人に 迷惑をかけた(多くの人が調べられた)と言う点から言って 少し重い処分のようですが、やむをえないと思います。 国益が絡む話なので、そこはあまり気にしなくても良いかと思います。 >組織全体として有益と言われますが、秘密事項を守れないと言う点で 有害と考えられたと思われます。 一応言っときますが、ここでいう組織は海上保安庁ではなく国です。 秘密事項を守れないと国益を害するとは必ずしも言えないので、ここも意味不明です。