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寒中見舞いか 喪中の挨拶か
今年は喪中なので今の時期に出す年賀状の代わりとして「寒中お見舞い」か「喪中につき新年の挨拶を失礼させていただきます」 としたらいいのか悩んでいます。 もっと先にお送りすることができたらよかったのですが、忘れてしまいました。 学校の課題で年賀状を出すようにいわれ、喪中なら「喪中につき新年の挨拶を失礼させていただきます」等の文面で送るよういわれたのですが、今の時期になってしまってそのあいさつ文でいいのかどうか、教えていただきたいです。 「寒冷お見舞い」や「浅冬お見舞い」などは寒中見舞いと一緒なのでしょうか?
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喪中であれば「喪中欠礼はがき」を出せばよろしい。 喪中はがきを早く出すというのは当時の郵政省は年賀はがきの混雑を避けるために出したキャンペーン。 喪中はがきを早く出せば、年賀を送る方も遠慮して年賀状が減るだろうという目論見です。 近年インチキ常識家がすっかり騙されて「喪中はがきを早く出さないと年賀状を刺すほうに失礼」などといい始めただけお話です。喪中欠礼はがきは「年賀状を出すな」という勧告文ではありません。 また喪中の人に年賀状を出すことは失礼でも何でもありません。(本来の年賀状の意味がわかれば予想できることです)むしろ早く喪をあけてくれる激励にもなりえます。 本来「喪」というのは悲しみに沈んでいる状態。心にぽっかりと穴があいてしまって日常の生活すら無気力で何もしたくないという状況。だから「喪中はがき出さなくっちゃ」などという感情すら起きないはずです。 つまり、喪中葉書はあらかじめ出すのではなく、年賀状が届いた人に対して「申し訳ありません」と応えるべき書状が自然な流れでしょう。 そもそも「喪」は左記に述べたように個人的感情であり、決められた期間ではありません。あたかも1年間などと言っているのは何も根拠の無いデタラメで、これもインチキ常識家が広めているようです。一説では「戦時中に訓練をサボるために使われたものが広がった」ともいわれています。 現代の忌引き規定では「個人的感情を区切ることは出来ない」から喪の期間が無いのです。 さらに古来より日本には“祓え”をいう行事があり、全ての穢れや罪咎をリセットするという意味があります。 つまり祓によって忌(個人のために神仏に祈る期間)も省くことが出来るので、服忌令や現在の神社本庁の冊子にもこのことが書かれています。 喪は期間など無いのですから、旅行や買い物、宴会やコンサートなどなど、何かしよう、悲しみを乗り越えて一歩進もうと思えばその時点で喪明けとなります。喪が明ければ喪中葉書など出す必要もありません。 学校関係者でも誤った常識に捉われている人が多いと思いますが、教えて差し上げましょうね。 ちなみに多くのインチキ常識家が根拠にしている明治の服忌令ですが、コレにも1年というものはないし、続き柄や男女差によって期間が異なります。そして短縮も免除もあります。しかも正式に破棄された法令です。 更に服喪規定は「してはならない」というののではなく期間の定まっていない喪に対して「この期間を過ぎたら職務に復帰しなさい」という条例なのです。皇室典範は1年ですが、これも50日だけが義務で、後は公務に支障のない範囲でとなっています。 それに日本ではお上に並ぶことは差し控えるという習慣があります。つまり天皇崩御が1年喪に服すなら、民間人なら短くするのが天皇家に対する礼儀なのです。だから1年などということはありえないことです。 寒中見舞いは正月明け、概ね5日の小寒から立春の間に出します。だから年内に出したらおかしいです。 寒中見舞いにするなら5日過ぎに届くようにしましょう。
お礼
回答ありがとうございました! 喪中欠礼はがきを出しました。