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皮膚と口腔粘膜の違いについて
勉強していて疑問に思ったので質問します。 皮膚は重層扁平上皮で覆われていて、口腔粘膜も重層扁平上皮で覆われています。 同じ、重層扁平上皮で覆われていますが、口の中は皮膚とは言いません。 皮膚と口腔粘膜は何が違うんですか? 皮膚に特徴的な構造を呈示しながら、教えてください。
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皮膚と内臓の粘膜の特徴的な違いは角質層があるかないか、粘液で覆われているかいないか、が分かりやすいですね。 皮膚 ・重層扁平上皮 ・角質層がある ・乾燥している(粘液で覆われてない) ・毛根や汗腺、脂腺があるが粘液腺や漿液腺はない ・メラニンがあり紫外線に強い(日焼けする) 内臓粘膜 ・重層扁平上皮だけでなく単層円柱上皮などもある ・角質層がない ・粘液で覆われている(乾燥に極端に弱い) ・粘液腺や漿液腺はあるが毛根や汗腺や脂腺はない ・メラニンはない 一方、口腔粘膜は皮膚と内臓の粘膜の中間の構造を持っています。すなわち 口腔粘膜 ・重層扁平上皮 ・一部だけ角質層がある ・粘液と漿液で湿っている(明確な粘液層はなく乾燥にもある程度は耐える) ・毛根や汗腺や脂腺はないが粘液腺と漿液腺がある ・メラニンはない といった具合です。
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