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「みそ汁が真ん中で煮立たないと雨になる」??
こんにちは。 群馬県の天気に関することわざで 「みそ汁が真ん中で煮立たないと雨になる」という モノがあるようです。 本当でしょうか? 群馬県だけのことわざでしょうか? メカニズムは何かあるのでしょうか? 「そんなの聞いたことない」と言う人ばかりなので もし、ご存知でしたら教えてください。
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群馬県には全く関わりが無い者ですので,そのことわざが有るか無いか分りませんが,科学的には疑問です。 群馬県で昔のみそ汁を作る状況がどういったものかが分りませんが,そのことわざには下記の様な問題点があります。 まず,雨になる時とならない時で何が異なるのでしょうか?直ぐに思いつくのは,気圧,気温,湿度といったところですが,これらの差が真ん中で煮立つかどうかの差になるとは思えません。 まず,気圧についてですが,雨になる前は気圧が下がっていると考えられます。が,気圧が下がると沸騰は容易になります。つまり,低い温度で沸騰するのです。例えば,参考 URL に富士山頂上での沸点が出ています。平地で1気圧で100℃で沸騰するところが,富士山頂上であれば約0.6気圧になるため88℃で沸騰するそうです。そのためお米に芯が残るそうです。 つまり,雨にならない時(気圧が高い時)に沸騰するだけの加熱であれば,雨になる時(気圧が低い時)でも充分沸騰させるだけの火力はあるはずです。 それに,高気圧と低気圧による気圧の差が,普通に人が生活している場所でそんなに大きく出るとは思えませんし・・・。 同様に温度と湿度もそんなに差が生じるとは考えられません。みそ汁を作っている状態ですから,温度の差が問題にならない程の加熱をしているはずですし,その近辺にはみそ汁からの水蒸気が存在するでしょうから。 と,ここまで来てふと思ったのですが・・・。みそ汁作る時って沸騰させますか?そこまで加熱しないんじゃないかと思うんですが・・・。 という事で,私の結論は『ことわざが有るか無いかは分らないが,科学的ではない!』です。
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- saion
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手元に「群馬の天気のことわざ」という本があります。 「みそ汁が真ん中で煮立たないと雨になる」ということわざは載っていませんが、ヒントになるようなことわざが載っていました。 それは 「鍋のヘッタ(底・尻)(の煤)に、火がつくと風が吹く」 というものです。 この説明は、 「低気圧や前線などが接近中の湿り気で、焚き木が不完全燃焼すると、鍋や釜の底に煤が着きやすく、狐火となってチカチカ赤く見える。そしてまもなく低気圧が通過し(発達すればなおさら)強い吹き返しの風が吹き出すのである。」 となっています。 低気圧が近づくと湿度が上がり、鍋の底に煤が付くとすれば、鍋の真ん中からは煮立たないということになりますよね。そして、低気圧が近づくと当然雨が降ってくることになります。 というわけで、群馬県のことわざとしてあるかどうかは確認できませんでしたが、科学的な根拠はあると言えると思います。
お礼
ありがとうございます。 実証するのは、みそ汁よりも難しそうですね…。
意外と科学的なメカニズムがあります(^_^; 富士山の頂上で水が沸きにくいのは気圧が低いから、という話は有名ですが、アレと同じです。 雨が降る直前の大気は、気圧が低くなっています。なのでその分、鍋の中の水が沸騰しにくくなっているのです。 ストップウォッチで水が沸騰するまでの時間を計っても、晴れの日と雨の日では割と時間に差が出ます。 群馬県では、風習的に味噌汁を煮詰める時間が短いのではないかと推測されます。 それがゆえに、「気圧が低い日は鍋が真中まで沸騰しない」という現象が起こってしまうと思われます。
お礼
ありがとうございます。 例えば10ヘクトパスカルの差だとしたら どれぐらいの時間差ができるのでしょうね…。 気になります…。
お礼
ありがとうございます。 確かにみそ汁は沸騰させませんね…。 しかし「ゆで湯が…」というバージョンの ことわざもあるようです。