No.1です。補足ありがとうございます。
>介護中の人がバナナと牛乳のジュースが好きで良く飲むと言っていたので、骨粗しょう症に成っては大変と思い質問しました。
骨粗しょう症は高齢化社会の日本では避けては通れない問題です。骨が弱くなることにあえて名前を付けるので仰々しく感じますが、早い話が老化です。
骨に関する栄養素はカルシウムやリンの他にもビタミンD・K・C、マグネシウム、フッ素、亜鉛など関係します。栄養素に関してはじつはまだ100%解明されておらず、更なる研究が必要なものもあります。ですから実際は、バランスの良い食事、朝食は抜かない、無理なダイエットはしないなど規則正しい生活が求められます。
股関節の骨折に関してもう少し説明します。例えば平均寿命が長ければ、歳とともに骨密度は減少しますからそれだけ骨折率は増えるでしょう。また臀部骨折率と言うことは転倒率が多いと言うことです。ですから転倒するリスクが何か関係しているはずです。たとえば下肢筋力低下、転倒率を高くする疾患が多い(例えば脳疾患、膠原病、低血圧、視力障害など)なのです。ステロイド薬の処方率(使用率)なども骨の強度に大きく関係します。
気候や天気、アルコール、カフェイン、喫煙率や、どのような運動をどれだけしているかってこともありますし、そもそも民族的なDNA(遺伝)なども関係します。ですから正しい統計をつるためには、同じ国、同じ地域で、日に乳製品をどれだけ摂取し、骨密度に関連しそうな項目を洗い出して、統計を取る必要があると思います。違う国同士を比べても、関連する項目が多すぎて正しいグラフとはいえないと思います。
それと臀部の骨折は、基本的に治療らしい治療はしないですから、病院の受診率も関係すると思います。健康保険など医療全体を取り巻くシステムや病院行けない貧しい国は、安静にするしかなく、これらは統計に上がってこないでしょう。でも安静で治ってしまう骨折ですから “大腿骨骨折” や “脊椎圧迫骨折” じゃないところがグラフのミソなのかも知れません。以上の観点から既存のグラフだけでは 「乳製品=骨粗しょう症」 とはいえません。
話題があちこち飛んで分かり難くなりましたが、個人的にお勧めするのは、
・三食バランスよく食べれば栄養素は特別気にしなくてよい
・屋外ウォーキングを運動の日課にする
・禁煙、飲酒は適度にが基本
・薬物療法
以上で十分だと思います。長文、乱文失礼しました。ご参考になれば幸いです。
お礼
再回答ありがとうございます。 >骨に関する栄養素はカルシウムやリンの他にもビタミンD・K・C、マグネシウム、フッ素、亜鉛など関係します。 >栄養素に関してはじつはまだ100%解明されておらず、更なる研究が必要なものもあります。 確かに、カルシウムの含有量の多い食品を摂取しても駄目で、運動やバランスがたいせつということですね。