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2010年度社会保障給付費100兆円超え
2010年度の社会保障給付費の総額が100兆円を超えたというニュースがありましたが、2010年国家予算が92兆円で社会保障費が27兆円らしいのですが、”給付費”という言葉がつくとなぜ70兆円以上増えて国家予算をこえるのでしょうか?
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給付費 当然ながら新聞記事は要約なので、不審な点があれば元ソースで確認するのが賢明です。 今回は、国立社会保障・人口問題研究所の資料なので、そのホームページを参照すれば疑問は氷解するだろうと思われます。納得できるかどうかは別問題ですが。 http://www.ipss.go.jp/ss-cost/j/fsss-h22/fsss_h22.asp この報告書の「II集計表2」が一番整理されています。 念のため、内容を簡単に紹介します。 国際比較のため、国民社会保障費(給付費+設備費・管理費)を示すと、支出総額は110兆円です。 一方、これに見合う収入は、被保険者負担分30兆円、事業主負担分30兆円、公的負担分(国庫30兆円+自治体10兆円)40兆円、利子等10兆円、収入総計が110兆円になります。国家予算だけ見ていると間違いが生まれます。 なお、支出項目別に公的負担の割合は異なります。 たとえば、社会福祉や生活保護は、保険ではなく全額公費です。 国民年金は、半分が公費です。 健康保険は、拠出者負担が主です。 また、給付費という言葉に違和感をお持ちのようですが、関連するほとんどの法律が給付という言葉を用いているので、あまり文字面にこだわらずに考えてはいかがでしょうか。
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- myrtille54
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社会保障費の7~8割は社会保険料ならびにその積立金で賄っており、足らない分については質問の中にある27兆円で補填しているのです。 財政が健全な国では社会保障費は社会保険料ですべて賄い一般予算からは出さないという国もあり、2025年には社会保障費は140兆円になるとの予測もあり、今後これをどう賄うかが大きな問題となります。
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ありがとうございます。 保険料だけで賄えるのが理想ですね。積立金の見積もりがダメだった面もあるのでしょうね。
- yashu2002
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みなさん、健康保険や年金、介護保険料を徴収されますよね。これが、70兆円ということです。もともとは、これらですべて賄うのが理想です。足りないから社会保障費で補てんしているのです。 毎月、私も、所得税より、健康保険や厚生年金のほうがはるかに取られてます。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 ですけど、”徴収”されたお金が”給付費”とは、なんか腑に落ちないんです。であれば、社会保障給付費の多さを問題にするのではなくて、社会保障費が多いか、少ないかを問題にすべきだと思うのですが。。。。
お礼
丁寧な説明ありがとうございます。そうゆうことなんですね。たしかに納得できるかは別ですけど。 なんか官僚に一般人は意味なんて考えなくてもいいんだよ!数字の多さだけ驚いとけ!と言われているような....