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性同一障害の姪 ホルモン療法?手術?戸籍は?
性同一障害の姪は現在ホルモン療法?でひげも生えて見た目はすっかり男性です。 家を出て東京に行ったときは、女の子だったのに、数年たって帰ってきたら男性化していて、妹はとてもショックを受けました。 それから数年たち、この頃は妹も「何で?どうして?」と時々私に愚痴をこぼしつつも,受け入れているようです。 ただ大きな問題が2つあります。 1つは健康上の問題です。 男性化するためホルモンを投与しているのですが、そのせいか体調がよくないようです。 この秋も2・3ヶ月体調を崩し仕事もやめてしまいました。妹はホルモン投与を長期間しているのが原因では内科と心配しています。 ホルモン投与の副作用というものがあるのでしょうか? 姪も「自分は長く生きられないと思っている」と言ってるらしいので、とても心配しています。 いっそ子宮や卵巣を除去する手術をしたほうが、本人は健康に生きられるのでしょうか? 手術するとしたら日本でも出来るのでしょうか? 費用はどのくらいでしょうか? 性同一障害と診断が着けば保険は適用されるのでしょうか? 2つ目は戸籍上の問題です。 名前は改名して男性らしい名前にしたのですが、性別は女性のままのようです。 履歴書を書くときは、性別に書き込みをしないまま出しているらしく、名前や外見から相手側が男性と判断するに任せています。 これが本人には結構負担のようです。 戸籍を男性にすることはできませんか? 姪が男性として生きることが本人の幸せなら、男性として自信を持って健康に生きて欲しいと願っていますが、まったく未知の領域で何をどうしたら良いのかわかりません。 是非アドバイスお願いします。
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- Samantabha
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1 健康上の問題については、身体的には不自然な状態にするのですから、副作用とか不都合が出てくるのは必然だと思います。 しかし、「長く生きられない」かどうかは微妙な問題だと思います。 性転換手術(ホルモン剤投与は続けているはず)をして半世紀以上生きている方が日本にもいらっしゃいますし。 手術自体は日本でもできます。専門診療科目を持つ病院がいくつかあります。 http://www.tnjapan.com/data/med2003.htm きちんとした治療なので、厳格な診断がなされます。 手術してしまえば元には戻せませんので、本当に「性同一性障害」なのか、何年もかけて検査した上でないと手術はしてもらえません。 この「障害」はそれほど診断の難しい“病気”です。 手術自体は、妙な外国でしてもらうよりも日本の方が安全だとは思いますが、まずきちんと診断してもらわねばならず、手術をしてもらうまでに時間がかかるというデメリットがあります。 早く手術をということで外国の手術を選択される場合もあるかと思いますが、外国で行なった性転換手術で後遺症が残ったという話はよく聞きます。術後のケアなどを含めて、デメリットは外国の方が大きいように思います。 また、残念ながら日本での治療には保険が適用されないようです。 昨年末の時点で、以下のような要望書が出されています。 http://gid.jp/html/request/pdf/RequestMlhw2011-12.pdf 2 戸籍上の問題ですが、こちらは法整備が一応は整っていて、要件さえ満たせば戸籍を変更することは可能です(これも要件をきちんと揃えるには時間がかかりそうですが)。 その他、Wikipediaなど、このような問題について解説している関するサイトはたくさんありますから、一通りご覧になるといいと思います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%80%A7%E5%90%8C%E4%B8%80%E6%80%A7%E9%9A%9C%E5%AE%B3 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%80%A7%E5%90%8C%E4%B8%80%E6%80%A7%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E8%80%85%E3%81%AE%E6%80%A7%E5%88%A5%E3%81%AE%E5%8F%96%E6%89%B1%E3%81%84%E3%81%AE%E7%89%B9%E4%BE%8B%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%B3%95%E5%BE%8B http://www.gid-center.com/
- tequilagogo
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姪御さん、心配ですね。 知ってる範囲で少し書かせてください。 戸籍まで変更するには確か手術で身体に手を加える必要があるはずです。 ある体験記によれば、女性が男性になる場合は乳房を小さくする手術が必要で、腕の付け根にメスが入るため腕が上手く動かなくなることもあるそうです。 こうしたデメリットは姪御さんは恐らくそれなりにご存知でしょう。 しかし男性になることを目標にしすぎて他が投げやりになっているとしたら、それも問題だと思います。 まず姪御さんの将来の希望を幅広くリサーチしたほうがよいと思います。 姪御さんは男になって、どういう人生を歩みたいのでしょう。 やりたい仕事とかはあるのでしょうか。 太く短く生きるにしたって、短いなりに幸せな生き方があると思います。 性同一性障害その他性的に少数派の人達の実態については、最近はエッセイや漫画形式のカミングアウト本が出版されており手に入りやすくなっています。 お読みになれば何かヒントが掴めるかもしれません。
- lupan344
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51才、既婚男性です。 まずは、きちんと専門医の診察を受けて、性同一性障害の認定を受けるべきです。 何故、改名が認められたかはわかりませんが、性同一性障害の認定を受ければ、戸籍の性別も変えられます。 性腺の除去も可能になりますが、ホルモン治療は続ける必要があります。 男性ホルモンも女性ホルモンも、男性・女性共に必要なものです。 バランスが違うだけですよ。 どちらにしろ、ホルモン剤の長期連用は、肉体的に負担がかかるものです。 本来の肉体的性と変えるわけですから、健康に生きる事は不可能なんです。 本人は、そのリスクは理解しているでしょう。 きちんと病院で、認定してもらってください。