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女性と女性のこどもをiPS細胞で作る事はできるか?

性同一性障害を認められ、女性から男性になり女性と結婚し、第三者の精子の提供を受けこどもを作ったが法律的には自分のこどもと認められなかったニュースを見て思いました。 iPS細胞を使ってこの二人のこどもを作る事は可能なのか?(科学的な面だけで) 染色体がXXだと女になり、染色体がXYだと男になるという事は分かりました。 と考えると、XXの染色体を持つ細胞を初期化しても、XXの染色体を持つiPS細胞しかできないのでこの二人のこどもを作る事は不可能なのかな?と思うのですが、どうなんでしょう?

みんなの回答

  • fujic-1990
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回答No.2

 1番回答者です。  どうも最初の部分に間違いがあったようなので、訂正しておきます。  iPS細胞もES細胞も、ザックリ言うと、受精卵、受精直後の卵の状態に返すもののようです。  つまり、その細胞は受精していない状態にまでは戻らない「らしい」のです。  (iPS細胞でいったん卵巣を作り出すことは可能なのだろうから、卵巣を作ることで未受精卵子はできるのか???)  ということは、すでに、元女性自身の細胞を初期化して戻しても、X染色体を2つ持っている(XX)状態にしか戻りませんので、それを使っての新たな受精は不可能ということになりそうです。  今後、未受精卵子や精子状態にまで戻すことができるようになるかどうかはわかりませんが、それは、今言うところのiPS細胞とは違う名称になることでしょう。 -----  「仮に、精子を作れたら」という仮定の上で考えた論理には間違いはないような気がします。  将来、iPS細胞を突き抜けて、未受精の卵子や精子を作り出せるようになっても、ほかの男からY染色体を移植しなければ、Y染色体を持つ精子はつくれないだろうと思われますので、生まれてくる子は全員女の子であるはずだ、という考えは修正しません。  X遺伝子と書いた部分がありましたが、もちろん、X染色体ですね。 -----  生まれてくる子の男女比ですが、時代や、(なぜか時代背景によっても異なるのですが)だいたい、女の子100人に対して、男の子104~106人が誕生しているはずです。  「男の子の脳、女の子の脳」という本に書いてあるのですが、男の子は危険な事を好みます。  母親が「危ないから、よしなさい」と言って効き目があるのは、女の子に対してだけで、男の子は「危ないからこそやるのだ」という考え方なので、母親の忠告は無駄だそうです。  男児の体が弱いことのほかに、危険を好むという嗜好も、だんだん男子が減っていく原因にもなります。  

  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.1

  (^o^;  私は素人ですが、可能だと思いますよ。  ただ、女性と元女性の間に産まれてくる子供はすべて、「女の子」になるはずですが。  iPS 細胞が、本当に初期化された、なににでもなり得る細胞なら、精子にだってなるだろうと思います。  そうでないなら、「但し、精子は除く」と書いてもらわないとね f(^_^; 。  本問の趣旨は、性染色体との関係で、女-女の間には子供はできないのではないか、ということですので、とりあえず、iPS精子はできると仮定してください。  で、精子ができたとすると、その精子は「XX」の細胞をもとに作ったもので、遺伝子などは本体と一切変わりません(変わらないから拒絶反応が起きない)。  つまり、そのiPS精子に含まれている性染色体は「X」だけです。Yはできません(将来遺伝子操作でできる可能性は有るが)。  もしかしたら質問者さんは勘違いされているかもしれませんが、ふつうの男が出す精子には「X」のものと「Y」のものと2種類あるのです。  XYの両方を、ひとつ(1匹?)の精子が持っているのではありません。  精子1匹は、X遺伝子1本か、またはY遺伝子1本か、どちらかだけ持っています。  他方、卵子は「X」だけです。  で、Xを持つ精子と卵子Xが結び付くと、受精卵はXXになって、女の子が生まれます。  Yを持つ精子と卵子Xが結び付くと、受精卵はXYになって、男の子が生まれます。  XXの女性の細胞をもとにしたiPS細胞でつくれる精子は「X」を持つものだけですから、その精子Xと卵子Xが結び付くことになるので、生まれてくる子はすべて「女の子」ということになります。  余談ですが、磁石じゃないんですが、Xを持つ卵子はYを持つ精子を引き付けやすいので、かなりXY受精卵になる確率が高いのです。  反面、人間などほ乳類は、メスの体が基本で、ほおっておくとみんなメスの体になるところ、大工事をしてオスにします。  つまり聖書の記載とは逆で、メスをオスに作り替える工事をするのですが、工事に失敗する場合が多く、流産や出生後に死ぬのは男の子が多く、いわゆる適齢期の25歳くらいになると、男女の数がトントンになるのです。  それ以降の男女比は、ご承知のとおりです。  

su-te
質問者

お礼

ありがとうございます。 検索していたら、更に前の、性染色体を作る状態に戻り、Y染色体を作る事はできないのかな…と疑問ができました。 人間みんな最初は女の状態というのは聞いた事がありましたが、男になる為の工事失敗の死が多いというのは興味深いです。どれくらい多いんだろう。

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