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悪性リンパ腫について。

悪性リンパ腫について調べています。 教科書で勉強していた時に、 合併症として ・吸収不良症候群 ・高カルシウム血症 ・帯状疱疹 ・ネフローゼ症候群 が載っていました。 何故こういった合併症が出るのでしょうか? 簡単に教えて頂けると嬉しいです。 教科書ではただ「こういう症状が出る」と書いてあっただけで、どういった機序で起こるのかがわかりませんでした。 よろしくお願いします。

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  • takes
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回答No.2

血液内科医として若干補足を。 ・吸収不良症候群  腸管障害型(enteropathy-type)リンパ腫で起こります。T細胞型の一つで,下痢,吸収不良といった症状をきたします。リンパ腫の合併症というよりリンパ腫の一つの型で,他の型のリンパ腫で吸収不良というのはあまりみられません。 ・高カルシウム血症  リンパ系腫瘍はもともとの性質が全身疾患なので“転移”という表現は使いませんし,骨実質に浸潤して骨破壊をきたすということも極めて少ないと思います。腫瘍のつくる液性因子によるカルシウム代謝の崩れ(Humoral Hypercalcemia of Malignancy, HHM)がその病態となります。リンパ腫に限らず悪性腫瘍一般で起こりうるものです。詳しくは腫瘍学の教科書を参照してください。 ・ネフローゼ症候群  これも,悪性腫瘍一般の合併症としてとらえた方がいいと思います。よく知られているのは膜性腎症によるネフローゼ症候群ですが,その他の病型もあるようです。

kuzumi
質問者

お礼

捕捉、ありがとうございました。 とても分かりやすかったです。助かりました!

その他の回答 (1)

  • inoge
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回答No.1

・吸収不良症候群 ⇒腸間膜リンパ節うっ滞 ・高カルシウム血症 ⇒メタによる骨破壊 ・帯状疱疹 ⇒免疫不全 ・ネフローゼ症候群 ⇒わかりません 続発性ネフローゼをきたす疾患・要因をきもちよく丸暗記してください ぜんぜん自信なし。 教科書ってまさかYearNoteじゃないよね

kuzumi
質問者

お礼

ありがとうございます。 いえ、看護学生なものですから……看護系の教科書だとこの程度しか載っていないのです……。