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ドーパミンが猛毒と聞きました。詳細が知りたいです。
趣味で書いてる推理小説のネタになるかもと思い質問させていただきます。 ドーパミンが猛毒と聞きました。 体重1kgに対し4mgで効果があるそうです。 そこで質問です。 (1)ドーパミンの抽出と保存方法は? 今話題のips細胞でドーパミン神経細胞を作れるらしいのですが。 (2)効果があるとして、それはどんな症状を表すのでしょうか。 特別な症状があるとしたら、出来れば似たような死因があれば教えて下さい。 (3)ドーパミンは残留するのでしょうか?つまり、遺体からドーパミンが・・・と言う風になるのでしょうか? (4)注入するなら筋肉、循環器系、消化器官系のどれでしょうか? どなたかよろしくお願いします。
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内科医です。 ドーパミンはアドレナリンなどの仲間です。誰の体内にもあります。神経伝達物質のひとつです。 合成は化学的に簡単です。 薬としては昇圧剤としてよく使用されます。少量をゆっくり持続点滴します。商品名は イノバン、カタボンなど有名です。 (1) 化学的に簡単に合成できる (2) 血圧に低いとき、ショック状態に使用される。過剰に使用すると血圧が上がりすぎたり、不整脈が出る。 (3) 体内に分解酵素あり速やかに分解される 死後は検出は難しい (4) 薬として使用するなら持続点滴です。 救急医学、循環器領域ではよく使用されるものです。ただ、量を間違えると致命的な副作用があるのでその意味で劇薬の指定がされています。
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- jkpawapuro
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猛毒と言うか、薬ですので当然過剰に投与すれば健康に害を及ぼすでしょうし量によっては死に至ると思いますよ? (1)ドーパミンを作りたいなら、化学合成です。インスリンのように複雑なタンパク質ではなく、たかだか分子量153程度の物質です。ただ一般的にはドーパミン前駆体、あるいは感受性をあげるべく作動する薬が使われていて、ドーパミンそのものが薬としてあるかどうかは知りません。 (2)通常の過剰症は統合失調症等です。即死レベルでの過剰投与となると、急激に血圧が上昇してそれを引き金とする死、あるいは心臓に負荷がかかり過ぎることに依るショック死ではないでしょうか? (3)おそらく残留しても生体内にある物質なので、区別はつきません。 (4)迅速に静脈注射でしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 毒も適度に用いれば薬、その逆も有りなのですね。 割と化学合成出来るとは思いませんでした。 「感受性を上げる薬」「統合失調症等」「血圧が上昇」等々、真っ先に被害者の既往症状等が浮かんできました。 とてもいいヒントです。 おかげで資料作りの方向が見えて、話を広げる手がかりが掴めました。 ちょっと話がずれるかも知れませんが、「分子量153」もしくは「153」をキーワード的に使いたくなりました。
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誠に申し訳ありません。 メールを見るまでこの質問が削除対象だった事を知りませんでした。 見ていただいているか分かりませんが、この場を借りてお詫び申し上げます。
お礼
回答ありがとうございます 内科医の方ですか。より詳しい説明をありがとうございます。 門外漢な私一人で調べたら見つけられないか、相当時間が掛かったと思われる内容でしたので助かります。 商品化されているとは知りませんでした。 jkpawapuroさんも仰っていた様に、血圧上昇を招いたり、検出が難しい物質なのですね。 「救急医学」「循環器領域」「劇薬」、これらもいいヒントです。 おかげで少し作品の輪郭が浮かんできました。 話は変わりますが、この件とは別にネタ探しの為に勤務医、開業医のスケジュール等を調べていました。 看護師をしていた親戚から、「病院はドラマみたいなものじゃない。はっきり言って戦場だ。」と聞いていたのですが・・・ どちらも遅くまで激務の上、制度が現場に適していない等々、多くの問題や苦労を抱えながら励んでいらっしゃるのだと知りました。 (私の通う医院は、会社帰りの人の為に20時まで診療しています。) もちろん中には適度なスケジュールと人員を組んでスムーズにこなす病院もあるでしょう。 あなたが勤務医か開業医かは分かりませんが、ご苦労の中いつもありがとうございます。 私が言うのも何ですが、どうかお体を壊さぬようご自愛の程お祈り申し上げます。 そして改めてお忙しい中、回答をありがとうございました。
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