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受給中の企業年金も停止されるのですか?不安です。
- 報道によれば、今後10年の間に企業年金は廃止される方向とのことです。
- 家人が去年から年に三回、企業年金を受け取っていますが、給付がなくなることに不安を抱いています。
- 税金で補填されることはないと考えられますので、企業年金は単に貰えなくなる可能性があります。
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厚生年金基金というのは、厚生年金掛金を国に代わって代行運用している部分と、厚生年金に上乗せで加算部分掛金として徴収し運用し企業年金の原資とする部分を併せ持っている機関です。 昨今の低金利時代に入って、基金は代行部分で国が行うより高い利回りの運用ができなくなってきたため、代行部分を国に返上して加算部分だけで基金として存続しようとしているのが企業年金基金となるわけです。 昨今の厚生年金基金の問題は、前述の代行部分(本来、国から借りている部分)すら原資割れしている状態にある基金の問題なのです。これは加算部分だけの赤字であればその基金内で処分もやむを得ない範囲なのでしょうが、国からの借金(代行部分)も返済できない状態にあり、これを廃止するということは、国が税金で不足している部分を補うか、他の基金を含めた厚生年金で補うか、いづれかしか方法がないという問題なのです。
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- aki3829
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企業年金にはいくつか種類がありますが、その一つである厚生年金基金が廃止の方向で検討されるのです。 すべての企業年金という事ではありません。 すでに、自主的に廃止(解散や代行返上)した厚生年金基金は、もとあった基金の数の2/3以上あるのです。 だから多くの人にとって今更騒ぐことでもないのですが、今回の厚生年金基金の廃止は損失が膨らんで自主的に廃止できなかったり、加入企業間の意見がまとまらず廃止できなかったり、という基金を制度を無くすことによって廃止の後押しをするという事なのです。ただ、損失をどうするかの問題はこれからの検討事項です。 企業年金連合会は、かつて企業年金に加入していた人が退職などで脱退したり、あるいは企業年金が解散などで無くなった場合に、その個人資産を引き継いで運用、管理、年金の支給を行う機関です。 そこに引き継がれているということなら、すでにもとの企業年金や厚生年金基金とは縁が切れているという事なので心配はいりません。
お礼
>そこに引き継がれているということなら、すでにもとの企業年金や厚生年金基金とは縁が切れている >という事なので心配はいりません。 なるほど、そうなんですね。ありがとうございます。 こんな何もかも先細りの時代のことですので 先のことは勿論わかりませんが随分安心できました。 お返事ありがとうございます。 たださえ少ない年金なので良かったです。
- isess8255
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いま報道されているのは、厚生年金基金です。それを廃止して厚生年金と企業年金に衣替えしようとする考えです。企業年金を廃止するということではありません。 ただし、企業年金といえども、日航や東電のように 勤めていた会社の経営が危うくなれば 年金額が大幅に減額されることはありますし、会社が完全に潰れてしまったら廃止もあり得るでしょう。
お礼
>いま報道されているのは、厚生年金基金です。 そうなんですか。厚生年金基金と企業年金基金の違いもよくわからないのですが 以前、年金定期便のことで年金機構に行ったとき「企業年金にも加入していた履歴が あるが厚生年金とはまた違う団体なので企業年金連合会に問い合わせや申請を してみて下さい」と言われ、企業年金連合会に申請した結果、 企業年金を受給できることになりました。 私の理解では今後10年の間に廃止の方向云々というのは 企業年金かと思っていましたが いったい何が何やら...。 ただ、既に受給中の年金ですら安泰ではないということは確かですね。 わざわざ御返事、ありがとうございます。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。 昨今の報道やこの御返答を読んだりするうち こと公務員さんやNHKさん以外の「年金」については いかなる安心もない、不安のみ、ということが 分かってきます。 今以上に経済的に苦境にあった時期の過去10年の未納付年金も おさめなければならない上に納付期間の延長もしていて支払い中で 尚且つ今後ますます受給は不安定となると 不安は募るばかりです。 が・・・余りに不安、不満が増大しすぎて最近は 「あー、アホらし。考えるのも疲れた」って気分です。(><) 色々教えて下さり、ありがとうございます。