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尖閣諸島の領土問題について
- 尖閣諸島の領土問題について最近、世論の関心が高まっています。領土問題は歴史をさかのぼることになり、日本と中国の政府や民衆が非難し合っています。
- 竹島問題も含め、領土問題を主張するためには長い歴史的経緯の勉強が必要です。
- 歴史をさかのぼると領土問題は難しいもので、過去にさかのぼる限りではどこまでが正しいかは議論の余地があります。
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別の問いにも答えたのですが、領土問題について「古来から」という考え方は事態をややこしくするだけです。 その理屈で言うなら、日本はアイヌに北海道を返さなくてはならないし、沖縄が独立すると言い出したら、そうですかと言わなくてはなりません。 もっというなら、南北アメリカの白人は、ネイティブにすべてを明け渡して欧州に戻らなくてはならないことになります。 領土問題の基準となるのは最も新しい条約です。もっとも最近「こうしよう」と国際的に合意した条約だけが意味を持ちます。 今の日本にとって、それはサンフランスコ講和条約です。この条約で日本は国際社会に復帰したわけで、このとき条約に署名した国々は原則的に北方領土も竹島も尖閣も日本領だと承認しています。ただこの条約には、事情がいろいろあってソ連、中国(中華民国も人民共和国も)、韓国も署名していません。このことが話をややこしくしています。 しかしながら第二次大戦後の日本と東アジア諸国が関与する領土に関しては、この条約以外に拠り所になるものはありません
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- KDH
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案外 アメリカのしたたかな戦略かもしれませんね~ 事の発端となった豊富な海底資源の可能性なんですが アメリカは国連のこの指摘後 すんなりと琉球地域を手放した点からして そもそも海底資源の存在自体怪しいかなと思いますね つまり尖閣にクサビを打っておくことで日中間は適度な緊張感を保ち その結果アメリカは日本、中国双方を自分の手のひらで優位に扱えますからね~
お礼
ご回答ありがとうございました。
- yingtao7
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歴史に頼ると、考古学まで持ち出し、発掘作業まで必要となってきます。島の場合は、海底まで調べなければ成りません。 そして、領土を決定しても新たな資料が出るたびに領土を見直さなければならなくなる。 これでは、きりが無いですよ。 なので、歴史的になどというやり方で領土は決定すべきではないと思います。 日本に関しては戦後処理で領土を決めたのですからそれに従うべきです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 確かに、戦後処理で領土が決まり、それを黙認していた 中国が、急にクレームを言い出す・・・こんな事で、領土が 変わってしまっては、大変です。 中国には、何かに付けて、首をかしげることが多いです。 最近のデモ、暴動で、日本企業は大被害が出ているのに 静観、あるいは、それを食い止め切れない中国は、日本 だけでなく、国際社会から信頼されないでしょう。
- K-set
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問題を今の尖閣諸島だけに限定すれば、1972年の沖縄の日本復帰で確定でしょう。 アメリカが沖縄を占領支配していた時、尖閣諸島も支配してました。そこも含めての返還ですわ。 また、日米安保も沖縄、尖閣諸島も含むと明確に出したのがブッシュです。 それを、どうしたことかオバマになってから、後退した発言があったわけです。 それで中国は、尖閣に関してはアメリカは支持してないと読みをしたということですわ。 この一,2年の動きはそれですわ。 それで日本の防衛大臣がアメリカの国防大臣だったかな?と会談、日米安保に含まれると明言したらしいから、これ以上の強攻策は取りにくいはずですわ。 間違っても戦争なんぞなりませんって。中国も嫌がらせや主張はしても、日米安保に含まれる領土を軍を出すわけにはいかんでしょう。民間人が勝手にやったでないとね。
お礼
ご回答ありがとうございました。 それにしても今回の騒動に、アメリカは、沈黙ですね。
>歴史をさかのぼって考えると、領土問題って本当に難しいものがあります。 厳密に言えば、 >どこまで、過去にさかのぼれば良いか、と言う事です。 そんなガイドラインは無いですよ。日本だって独自理論で主張しているわけでしょうから、まあどっちもどっちです。竹島にしても尖閣にしても、島としては領土争いが始まるずっと前から存在していたわけですからね。領土問題なんて何処の国でも大抵は抱えている問題でしょうが結局は •早い者勝ち(先に占領) •声を大きく出した者勝ち(ICJ) •争って勝った者勝ち(戦争) のどれかできまるんですよね。
お礼
ご回答ありがとうございました。 なかなか、シビアな主張ですね。
- yama-girl
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日本が鎖国を解いて開国し国際社会にデビューした明治期に、領土の主張をしています。 そしてその後、敗戦後しばらくまで、中国は何も言ってなかったのです。 尖閣諸島に石油があるらしいという話からにわかに主張してきたのです。 竹島にしろ、小笠原にしろ、鳥島にしろ、その明治期に主張した領土がほぼわが国の現在の領土です。 その後、日清日露戦争、太平洋戦争で手に入れた領土は全て放棄してますし、朝鮮半島・台湾はそれぞれ独立しました。 そして、明治の初めの頃のものだけに戻っているのです。 こういうことを義務教育できちんと教えるべきだと思いますが、さぁ、そういうことをしようとするとそれらの国が騒ぎますよね。騒ぐのはおかしいとマスコミは言わないですよね、日教組も左翼が大好きみたいですからね。 当たり前の教育すらも出来ないわが国。別の言い方をすると、そこまで愛国を訴えなくても良かった国ですが、嘘も百回言えば本当になるという国との交流が多くなって、惑わされてきた国民が多くなると考えものかもしれません。 また、今の方は自ら学ぶ、調べるということをしないで、どこか出所のはっきりしない話に流されるということが多いので、嘘も百回の国を笑っておれなくなりました。 日本の民度も下がってますから、頭がいたい話です。
お礼
ご回答ありがとうございました。 中国にとって、明治以前にどんな事があったのか、領土を 主張する、説得力のある説明が必要です。 今になって、急に騒ぎ出すのは、海賊行為です。
- princelilac
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歴史を遡って考えるというのは、姿勢として正しいと思います。しかし、太古の昔にまで遡ることはありません。領土を自国のものだと先に宣言したのはどこか?その時の国際社会の認識と反応はどうであったか?この二点を公式文書に則って判断すればいいのです。 パレスチナの例を尖閣に当てはめてはいけません。もし「あなたが今住んでいる町が、落ちぶれる前の平氏の土地であって、それを源氏が受け継いだのだから、源氏の末裔である皆本家(源ではなく)に返せ」と言われたらどうしますか?土地の登記書か何かを提示して、自分の土地であると証明するありませんか? 中国は内乱で幾度も南京が戦場になり、焼き払われた歴史があります。それを南京大虐殺として責任を日本に転嫁する国です。喩えると、応仁の乱で京都が荒れ野原になったのを中国の責任であると主張し、賠償金を要求するようなことです。「応仁の乱記念館」を建てて、外国にアピールしするような荒唐無稽の国です。一歩も譲歩してはいけません。
お礼
ご回答ありがとうございました。 第二次大戦後の占領地として管理していて、その後 日本に返還した、アメリカがこの問題の傍観者になっているのは、おかしいですね。
- kumap2010
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そんなに歴史を遡る必要は無いだろう。 尖閣や竹島はサンフランシスコ講和条約によってアメリカの所有物となった。 このとき、”アメリカに対して領有権を主張した国は存在しない”。 そして沖縄返還協定により日本の所有物となった。 台湾からクレームが来たのは日本に返還されることが決定してからのこと。 中国からのクレームも日本に返還された後のこと。 仮にアメリカが所有してるときに領有権を主張していたのならわかるが、 日本が所有することが決まってから権利を主張し出したのでは話にならない。 歴史的な経緯がどうであろうと ずっと放置しておいて急に「やっぱうちのです」って言っても通用するわけないだろう。
お礼
ご回答ありがとうございました。 どうも中国は、資源問題から急に欲が出てきたようですね。
- kantansi
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1970年くらいから前の中国の地図には、尖閣諸島が日本の領土として描かれていますし、中国の公式文書にも、日本で言う「尖閣諸島」の名前をそのまま使い、日本の領土と言う内容が記載されたものが多く残されています。 そういった証拠は、ネット上でも簡単に見つかります。
お礼
ご回答ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございました。 確かに、領土問題を「古来から~」という考えで始めたら 際限が無いですね。 サンフランシスコ講和条約に、ソ連、中国、韓国が署名して いなかったのは、知りませんでした。 これでは、ある意味、 決定打に欠けますね。