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他動詞の目的語が主語の場合の形容詞のあるなし
- 他動詞の目的語に形容詞がつかない場合もある
- Mention should be made of his strange go behavior.(彼の奇妙な行動について言及すべきだろう)
- Care must be taken of livestock.(家畜の世話をしてやらなければならない)
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なんともいえない説明ですね。 他動詞の目的語に形容詞を使うかどうか、法則があると思えません。 それは、その使われる名詞の問題であって、他動詞の目的語になる時だけと限らないはずです。 attention, care, mention は、不可算名詞(数えられない名詞)なので、むやみに a をつけてはいけないという話なら、わざわざ、目的語という分野や受動態という分野で説明することではないように思います。 でも、冠詞の話ではなくて、形容詞の話なんですよね。 ============================= まず、冠詞 a と複数形の話。 不可算と言っても可算に近く感じる時もあるし、可算と言っても不可算の感覚を持つ時もあるのが普通です。 例えば、基本的には不可算でも、a をつけたくなる時、複数形にしたくなる時というのがあります。 不可算名詞は、傾向が4つに分かれます。それぞれ、A, B, C, D とします。 A. a がつくことも、複数形になることも少ない。 B. a がつくことはあるが、複数形は使わない。 C. a がつくことはないが、複数形は使う。 D. a がつくこともあるし、複数形にもなる。 attention = Cタイプ。複数形で、『たくさんの attention』の感覚で、パパラッチが持つような関心など。 care = Dタイプ。without a care や、without a care in the world で、『ひとかけらの注意/気配り』の感覚。 cares は、『心配事あれこれ』という感じ。 mention = Bタイプ。a mention で、『mention のひとかけら』の感覚。表彰、寸評。 これは、傾向であって、たとえば、an attention がないとか、mentions がないとかというわけではありません。 ============================= 形容詞の話。 >他動詞の目的語に形容詞がつかない場合: この表現が変な感じ。 じゃあ、通例はつくのかなあ? そんなことはない。 I like apples. Bees collect honey. I like my coffee black. She loves Tom. たくさんありすぎるのに。だから、こんなところで、わざわざ取り上げること自体が分からない。 そこで、あがってきた名詞が、attention, care, mention 確かに不可算だけど、形容詞は使う時には使います。「いつも形容詞をつけていて、この場合だけつけない」というわけでもない。 ただ、形容詞はつけても、冠詞はつけないことはある。Take good care. それに、 >口調に左右されることも多い。 これも分からない。口調によって、おそらく新情報であるであろう形容詞が省略されるとは思えない。それとも口調によって、形容詞が現れるのかな? 文脈で、出てくる、消えるはあるかもしれないけど、口調で? special, proper, good, great, careful などを、attention にくっつけて、下記のアドレスで検索してみて下さい。 検索する時は、”special attention" というように、double quotation marks の中へ入れて下さい。 care も、mention も、これらの形容詞のほとんどを前につけた例が出てきます。 http://eow.alc.co.jp/search?q=attention 以上、少しでもお役に立てたでしょうか? ★ydna★