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サバイバルゲーム参加者が現れて殺害される事件が発生!
- 登山中に突然サバイバルゲームの参加者が現れ、パニックになった結果、殺害してしまった事件が発生しました。
- 参加者は銃を持った兵士の格好で現れ、私はテレビや映画、ゲームの影響で銃を持った人物に対して命の危険を感じてしまったのです。
- 冷静に考えればそのような状況は普通には発生しないことが分かりますが、私の身を守るための正当防衛だったと考えています。
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質問者が選んだベストアンサー
おそらく、正当防衛は成立しないように思う まず正当防衛を正当化する構成要件において、以下の要件が全て必要になる (1)急迫性の侵害と侵害が不正性 (2)自己または他人の権利防衛 (3)必要性、相当性 (4)防衛の意思 欠如するものを提示したい ア:侵害行為の不正性(闖入者の行為の違法性) 闖入者はモデルガンを所持して現れただけであってそれは不法・不正ではないから イ:権利防衛 闖入者には、権利侵害の事実も意思も存在しない、権利侵害の虞れでは正当防衛は成立しない ウ:反撃の必要性・相応性 刷り込まれた事実は社会常識とは言えないものであり、反撃の必要性・必然性の根拠にはなりえない 同時に、登山という行為において崖への転落の危険性を十分に予見しえる立場であることを考えれば、反撃行為はそれ相応を超えている 本件については、登山者の登山行為の適法性の審査も当然問われるだろうし、逆にサバイバルゲームを楽しんでいる側の行為の適法性審査も勘案するべきだろう おそらく正当防衛は成立しないが、加罰性の判断から、刑事起訴されないだろうが
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- applenote
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たらればの話ならわかりやすく書けと。実際あなたが経験した話だと勘違いするバカがいたらどうする。 前の回答者に同意。
- hekiyu
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残念ながら正当防衛は成立しません。 正当防衛が成立するためには、まず急迫不正の侵害 が存在することが必要ですが、相手はサバゲの参加者 であり、急迫不正の侵害は存在しないからです。 従って、質問者さんの行為は殺人罪を構成します。 ただ、質問者さんは急迫不正の侵害があると思って 殺害行為をしたのですから、これは通説によれば 故意を阻却します。 従って、違法性を基礎づける事実の錯誤があったと して過失致死罪が成立すると思われます。
お礼
ありがとうございます。 錯誤と言うか勘違いは勘違い、過失致死罪が成立する訳ですね。 後は日本の司法の十八番、一応有罪にしておいて、あれこれ減刑してもらう方法が現実てきなのでしょうかね
- trajaa
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たらればなので、どっちでも良いが 貴方の個人的な認識(銃を持った兵士がこちらに向かってきたら命の危険)は関係無い 外形的に見て、生命の危険が差し迫る状況だったのか否かだけが問題 最近、こういった『そんな状況あるんかぃ』という状況を述べて正当防衛云々を問うモノを散見する 何れも、ど~でもいい話ばっかりだが
>>正当防衛は成立すると考えます。 >>皆様のお考えはいかがでしょうか? 正当防衛が成立する条件を考えてみましょう。 少なくとも私には「正当防衛だ」とは思えませんね。
お礼
丁寧な解説ありがとうございます。 無罪、有罪に二者択一ではなく、幻滅、減刑などもっと多様なケースを考えるべきでした。 一審、二審が正反対の判決で最高裁が誤想過剰防衛と減刑をセットにした勘違い騎士道事件となるような気がいたします。 アメリカの日本人留学生射殺事件のように日本の治安がより悪化するようでしたら、陪審員制度と合間って今までの正当防衛の判例が覆る判決が出る日がくるかも知れないと考えております。 最後の丁寧な解説、重ねお礼を申し上げます。