偏差値はどうか知らないけれど、
少子化の影響が大きいでしょうね。
大学の総定員が微増しているのに、18歳人口はピーク時(15年前かどうかは知りません)の6割。
普通に考えれば、昔東大に受かっていた学力層は、今はその6割しか居ないはず。
残り4割は、昔なら東大に落ちていたはずの学力層ですが、それが東大に受かっている。
その余波が京大一橋早慶等々に及ばないはずがなく。
東大だの早慶だのという学力層が、今も昔もその辺に掃いて捨てるほど居るわけもなく。
早慶やMARCHがインチキ推薦で定員を埋め、偏差値をどうにか維持したところで、学力層それ自体が維持できるはずがないでしょう。
そもそも、あなたが明治大学に受かりそうな生徒だとして、早慶から指定校推薦の話が来たらどうするでしょうね。
つまり、早慶の指定校やらインチキやらの推薦で、おそらくMARCH辺りの学力層が喰われているはずなのです。
早慶やMARCH関関同立の一部(インチキ推薦に熱心でないところ)はまだしも、MARCH関関同立でインチキ推薦じゃぶじゃぶの所は、確実に成成明、日東駒専、産近甲龍の学力層を食い荒らしているはずで。
という状況で、例えば関西大学の入学難易度が、上がることが考えられるでしょうか?
偏差値に関しては判りません。
昔(いつかは知りませんが)は大学に行くのは高校生の3割だったでしょう。
今は5割。
大学に進学する学力層は確実に広がっているのですが、じゃぁそれに対して各社の模試を受けている学力層がどうなっているのか。
学力層の広がりに比例して模試の受験者層も広がっていれば、偏差値的には維持されそうな気もしますし、むしろインチキ推薦で定員を埋めた分、偏差値が上がったように見えることすらあるかも知れませんが、さてどうなのか。
偏差値50を割るような、まともな進学校の学習内容を全部やらない高校で、模試など受けてもあまり意味が無いとも思いますし。
> たとえば昔、関西大学に落ちた人でも今なら入れるっと言えますか?
関西大学にも落ちたがxx大学(レベルが低すぎて名前すら知らない大学)にも落ちた人なら今でも無理でしょうし、関西大学にギリギリ落ちた人ならたぶん受かるんじゃないかとも思いますし。
いや、質問の拙さというか、話の細かさを考えて欲しいなぁと。