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受験戦争の激しさ
30年前と今とでは昔のほうが断然大学受験のレベルは高かったと聞きましたがそれはどの程度なのでしょうか?たとえていうなら東北大の工学部がいまの東大、東工大などと同じぐらいの難易度だったのでしょうか?加えて昔は医学部より工学部のほうが難易度が高かったというのは本当でしょうか?
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おはようございます。 >確かに昔の問題は難しいがその分合格点がかなり低かったと聞いたことがあります。その辺はどうなのでしょうか? 仮にそうだとしても、今の受験生がその「低い合格点」さえ超えられるという保証はないですよね。 今でも本屋に行くと赤本を立ち読みすることがあるのですが、ずいぶん受験問題が簡単になった気がします。 東大はまだ良い方だと思うのですが、受験全体の傾向として、問題が易しくなり、にもかかわらず、受験生は手取り足取り問題の解き方を教えてもらえる、ということで、かつての難関大学合格者ほどには、自分の努力や地頭の良さは必要なくなってきているのかな、という気がします。 むしろ学習環境や情報戦でかなり優劣が決まる、といった感じで。
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- mark-wada
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進学校や予備校のベテラン教師の間では、同じ有名大学なら、昔(30年前)の方が、入学難易度は高かった、という意見が多いようです。 また、(出典は忘れましたが)最近の東大合格者が、「30年前の入試問題は難しくて解けない」と語っているのを見たことがあります。 しかし客観的な数字でそのことは表しにくい。それこそ母集団が違うので、「偏差値」で比べても意味がないし...。 私は基本的に、No.1、No.3さんの言う >受験産業が成熟しすぎ て、自分で勉強する態度が弱まり、長い目で見るとかえって「受験学力も下がっている」というのに賛成です。 なお、この過去質問も参考までに。 http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=1002374
お礼
確かに塾や予備校が増えると主体的に勉強するというのはなくなってしまいますよね。これは大学生自体の質の低下にもつながっているのかもしれませんね。それにしても数字でそれらを表せないのは残念ですね。なにか客観的に示してくれるものはないでしょうか?
- rabbit_cat
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30年前と,今では大学進学率が違うんで,偏差値が違うのは当然です.いわゆる大学の偏差値というやつは,あくまで大学を受験しようとする人,が母集団なんで,大学進学率があがって,母集団の分散が大きくなると,(とくに平均からちょい上くらいでは)偏差値の差がぐっと縮まってしまいます. 東大のように,今も昔も母集団の一番上の人が行くって学校は,進学率があがっても,分散が広がるのと平均値が下がるのとの両方が打ち消して,偏差値はあまりかわらない傾向があります.
- ikekoikaeru
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33年前に受験した者ですが、医学部は工学部に比べてはるかに難しかったです。京大の工学部より、いわゆる駅弁大学の医学部のほうが難易度が高かったです。また現在は大学が増えた為に名前さえ書けたら合格すると言うような大学も有ることも事実でしょう。しかし東大や京大などトップレベルの大学は30年前より難しいと思いますよ。 現在は小学校の頃から勉強し中高一貫校に入り、そこでもずっと勉強して、やっと東大や国立の医学部に合格できるのですから。私の子供を見てても分かります。私の頃よりすごく勉強してます。 今、50歳代の人は小学校の時そんなに勉強してません。本格的に勉強するのは高校になってから、それでも東大や国立の医学部に合格してましたよ。ちなみにその頃は中高一貫校全盛時代でなく、伝統の有る公立高校のほうが難関大学合格率が高かったです。
お礼
説得力がありますね。確かに今の子供は小さいころから日能研などにいって6年間やってやっと東大、医学部に合格ですよね。進学校にいた自分ですが東大、医学部に合格するのはやはり中高一貫で6年間鍛えられた人が圧倒的に多かったですね。そう考えると昔より難易度が高いというのもうなずけます。しかし入試問題を見ると確かに昔のは難しいのが多いですよね。これは運悪く難しいのばかり見てしまっているのか?それとも入試自体の合格平均点が低かったのでしょうか?
現在の過去の難易度の単純な比較は難しいでしょうが、昔の方が難しかったことは確かでしょうね。 受験生の増加にともなう大学の定員増が終わった後に、少子化の影響が出てきたわけですが、その際に、それに見合う大学の定員の削減が行われなかったことも大きく影響しているでしょうね。 医学部と他学部の関係に関してはよく分かりませんが、国立大学限定での話では、少なくとも40年前には医学部の方がかなり難しかったことは確かです。具体的には、東大や京大の医学部以外の難易度と、地方国立の医学部の難易度が同程度でしたね。それは現在でも同じようなものですよね。 私立の場合には、医学部に進むのに必要な学費をまかなうことが、一般家庭ではかなり困難である為に、今も、昔も国立に比べて遥かに入りやすいですね。まあ、1、2校例外的な大学もありますが。
お礼
全体的にはそうだと思いますが東大、医学部などのトップも昔よりレベルが下がっているのでしょうか?
- tatsumi01
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医学部と工学部について。 ある人が50年前の京大の電子工学科の難易度は医学部より高かったと書いています。 同じ頃の東大理1の合格最低点は理2より上でした。これは今でも同じですが、違うのは東大医学部には理2から進学したことです。理2で上位40位に入れば医学部にほぼ行けるのですが、理1上位者にとってはそんなに難しいレベルではありませんでした。 医学部が急に難しくなったのは約40年前からでしょうか。
1の回答で誤解を受けるような表現があったのでちょっと補足します。 基本的に受験生が多い時は偏差値が上がる傾向にあります。 団塊ジュニアが受験生だった15年前の偏差値が高かったのはそういう背景もあります。 そして30年前は受験生が少なかったので15年前より偏差値は低かったと思いますが、学生のレベルはむしろ更に高かったかもしれません。 ちょうど理系学部のほうが文型学部より偏差値が低く出るものの、かならずしも文型の学生より学力がないわけではないのと同じです。
- yglove2006
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>たとえていうなら東北大の工学部がいまの東大、東工大などと同じぐらいの難易度だったのでしょうか? 東北大がどれほどのレベルなのかは知りませんが、そういうことではないと思います。 憶測ですが ・昔は高学歴の志向が強かったので良い大学(東大、早慶など)に受験者が集まっていた。 ・今はゆとり教育の影響で簡単な問題になってますが昔は最近の教科書からカットされたものも入ってるので学校で教えられる内容が今よりも濃い。 などと違いは探せばいくらでも出てくると思います。 他にも、大学数(学部、学科も含めて)が少なかったとかもあると思います。
30年前まで遡らなくても、たとえば15年前の明治大学の政経学部は現在の早稲田大学政経学部と同じ偏差値でした。 http://www.geocities.jp/gakurekidata/shidai91-06.htm 東大合格者のレベルもだいぶ落ちていると予備校教師が驚いているそうです。 ですから、以前の東北大学のレベルが現在の東大や東工大と同じレベルであっても不思議ではないし、もしかしたらかつての東北大学の学生のほうが優秀かもしれません。 そういえば昔は受験生が当然のように手にしていた参考書が今の受験生にとっては難しいそうですね(英文解釈教室など)。 現在の受験生の学力低下は「ゆとり教育」のせいだとか、いろいろ言われてますが、本質的なところでは受験産業が成熟しすぎたことだと思います。 かつては難関大学に入るような受験生は難しい参考書を悩みながら読んで勉強したものですが(予備校は教え方の上手さという面で今ほど期待できなかったから)、今の受験参考書は小学生向けのように漫画が入っていたり、とてもわかりやすくなっていますし、予備校講師の教え方もかなり進歩したのではないでしょうか? これは最短コースで志望大学に受かるという意味において短期的には良いのですが、長期的視野に立つと受験勉強を通じて頭を使う機会を失っていることになると思います。 あたかも離乳食だけを与え続けられ、硬い物が食べられなくなってしまうように。 医学部と理工学部の難易度比較については残念ながらわかりません。
お礼
ありがとうございます。確かに昔の問題は難しいがその分合格点がかなり低かったと聞いたことがあります。その辺はどうなのでしょうか?
お礼
情報戦できるというのは確かにありそうですね。そうならないよう祈ってます。