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日本で英語の教師になりたいポルトガルの英語教師
日本で、英語教師になりた ポルトガル人がいます。 彼女は、ポルトガルで英語の教師をしていました。 以前、文部科学省のジェットプログラムで外国人教師を招いていたと思いますが、ポルトガル人でも可能でしょうか。 また、関係のサイトがありましたら、教えてください。
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ポルトガル国籍の方は、残念ながら参加できませんね。 外国人が日本で「語学講師」として働くことに絞って書きます。 「就労ビザを取って日本で職探し」という誤解がよくあります。 「スポンサーとなる雇用先が決定しから、その職種に該当する在留資格を取る」です。 在留資格は便宜的にビザと呼ばれますね。 http://www.immi-moj.go.jp/tetuduki/kanri/qaq5.html 民間の語学講師だったら「人文知識・国際業務」、中学などの学校だったら 「教育」になります。JETは確か「教育」です。 条件は大卒以上、または数年の実務経験です。 ご友人が母国で英語の教師ということなら、大卒ですよね。 雇用先が決まれば、在留資格の申請はできます。ですが、実際にはどうか。 日本でも(海外でも)、その国の国籍を持たないものが働くには様々な 条件をクリアすることが求めれます。 日本の場合は外国人であることを生かした職業(シェフとか語学講師)か 高度な技術や知識を生かした職種(ホワイトカラー職)が基本です。 「英語」でしたら当然、英語圏の方がするべき仕事ですね。 「フランス語」ならフランス語圏の方など。 ですからポルトガルの方をわざわざビザスポンサーにまでなって採用する 学校を探すのは困難だと思います。フィリピン、シンガポール、北欧出身の 方は何人か存じておりますが。 大卒でなくても語学講師として働く外国人は実はとっても多いのです。 こちらは日本人の結婚している人、その後永住許可を得ている人がほとんどです。 日本人の配偶者や永住者は就労の制限がないからです。 国際結婚の急激な増加に伴い、ビザのスポンサーが必要ないこういったがたの 雇用が多いのではと感じます。 JET以外のALTの派遣も、こういった方々を採用していると思います。 待遇についてですが、回答者が英語講師の友人と話して知る限りは 大手スクールを除くと、中小企業が多いようですね。 ですから、中堅や大企業のような待遇は望めません。 回答者は英語が全くわからないのですが、ALTの「A」が「補助」という 意味であることはなんとか分かりました。 補助の講師ですから、スピーキングやリスニングの部分を担当するそうですね。 相手は「This is a pen.」から学ぶ日本の子供。授業の一部分を、 ネイティブの幼児レベル以下のことを教える仕事ですから、たいした技術を 要する職ではないですね。その割にはJETは破格の給与と待遇ですが。 どうしても日本で英語講師として働きたいのなら、観光で日本に来て 雇用先を探してみてはいかがですが。ハローワークは外国人も利用できるのですが 旅行者は不可だったと思います。外国人向けの就職サイトは多数ありますよ。 健康保険については詳しくないので、参考にですが、日本に1年以上住む (見込みの)外国人は健康保険に入る義務があります。 http://www.studyjapan.go.jp/jp/faq/faq04j.html http://www.ofix.or.jp/life/jpn/medical/01.html 「会社で働いている=会社側が保険を負担」ではないです。 働く時間にもよりますし、個人経営の事業所なら日本人従業員でも国保のはずですよ。
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- toolonggone
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JET Programmeのwebsiteをごらんになればわかると思いますが、基本的は英語ネイティブを優先して取る傾向が依然して強いです。ポルトガルは、残念ながら、過去の統計には入っていないようです。ただ、だからといって、あきらめることはないと思います。過去に教師としての経験があれば、それは大きな利点です。JETの大多数の応募者の大多数は、学士卒でALTとして採用される人の7-8割はteaching未経験どころか、TESL/TEFLの資格すらありません。 JETは、CLAIR(Council for Language and International Relations)という公共機関が統括しており、情報提供を行っています。直接、メール等でたずねるといいでしょう。あと、JALT(The Japan Association for Language Teaching)というアカデミック機関も積極的に情報提供を行っています。Google検索すると出てきます。 あとALTですが、民間業者の斡旋による雇用は、あまりお勧めしません。というのも、業者の多くは、外国人であることを巧みに利用して、"日本人じゃないから雇用保険に加入できない"、正社員じゃないから、残業代なし、有給なし"という理不尽な条件をぶつけています。(これは全くのでたらめで、週29.5時間以上の労働の場合は、国籍や性別に関係なく、保険加入が義務づけられます。悪質な雇用者は、余分な負担をかけたくないがために、現場から雇用先までの往復時間や残業時間をカウントしないなどという手を使います。又、外国人の保険加入に関しては、健康保険の加入すら資格でなんらかの制約が付きまとうようです。) そのため、ALTの多くが、長続きせずに辞めるという事態が後を絶たないそうです。これは、2009年7月の読売新聞の記事に掲載されました。Non-JetのALTに対する待遇の問題は、英字新聞Japan Timesにもたびたび出ています。英会話スクールで教える場合でも、大手、中小企業に関係なく注意したほうがいいです。特にGABAとBerlitzは、講師の組合団体から民事訴訟を起こされており、現在も闘争中です。
お礼
とても、丁寧なご回答に心から感謝します。 厳しい現状と、少し光がさすアドバイスありがとうございます。JALTに問い合わせしました。 受け入れ学校の希望があるかどうかが、一番の焦点になるそうです。 なかなか、厳しいですね。 また、一般のスクールの厳しさも、とても分かりました。 ありがとうございました。
- poomen
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JETに関していえば、ポルトガルは招致対象国となっていません。 http://www.jetprogramme.org/j/introduction/statistics.html しかし、最近ではALTも「派遣会社」から採用する都道府県が多くなりました。 http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/gaikokugo/1290108.htm こちらの線から探されたらどうでしょうか
お礼
ありがとうございます。 とても、参考になりました。 心から感謝します。
補足
ご回答ありがとうございます。 もし、派遣会社のURLなどご存じでしたら、教えてください。
お礼
本当に丁寧なご回答、ありがとうございます。 よく、理解できました。 そして、なかなか難しいこともよく分かりました。 せっかく、日本に興味関心を持ち、純粋に日本で英語を教えたいとの気持ちを持っている知人ですので、なんとかしてあげたいと思いました。 ありがとうございました。