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英語は受験のためだけのもの?

学校で教える英語は昔から「受験英語」という特殊なものであり、実際の英語と違いすぎるとよく言われていました。また、帰国子女と英語教師が対立して、教師が帰国子女を避けていたなどということが以前は多かったとも言われます。 英語カテでは、「日本式英語(受験英語)は危険性を認識しながら非加熱血液製剤が投与されつづけた『薬害エイズ』と同じようなものであり、文部科学省、学者、受験産業が作り出したもの」、「日本人は本当の文法を習っていない」というのですが、大学入試では今でも実際に使われていないような受験英語が使われているのですか? また、受験英語批判全般についてどう思われますか? 裸の王様(受験英語、日本式不自然英語)はなぜ嘲笑を浴びないのか? http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=1899638 文部科学省制定の日本式英語(受験英語・学校英語)で恥をかかないための文法書 http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=1901928

みんなの回答

  • kochory
  • ベストアンサー率45% (167/370)
回答No.5

#2です。 たぶん、何を言ってもあなたの意見に影響を与えることはできないのでしょうが・・・ (主にこの質問をご覧になっている第3者の方のために)客観的な事実だけ 指摘しておきます。 >英語が重要視され、一般の人も留学するようになったのは70年代ぐらいだと思います。 「一般の人」が何を意味しているのかよくわかりませんが、 70年代に海外留学できたのはエリートかお金持ちだけですよ。 当時対ドル円レートがどれだけだったか考えてみてください。 変動相場制が始まったのが1971年で、それまでは1ドル360円。 1980年代でも、プラザ合意まではおよそ1ドル200円ほどです。 >例えは悪いですが、北朝鮮による拉致を考えてもわかるように70年代中頃には金持ちや学者志望でなくても海外に出るのが当たり前になっていたようです。 ここがいちばんわけがわかりません。 北朝鮮による拉致と海外留学や海外旅行とに何の関係があるんですか?? また、一般の人に海外旅行が身近になったのは、80年代のバブル景気の ころからでしょう。 (海外旅行者数が2年連続で2割以上増加している) 70年代なんて、新婚旅行でさえ宮崎が定番、後にハワイが人気になりますが、 それでも一生に一度の大イベントですよ。 とても「海外に出るのが当たり前」なんて状況じゃないでしょう。 >英語批判や英語力向上がさかんに叫ばれたのも、その頃からのようです。 一般の人向けに英会話教室がもてはやされてきたのも、やっぱりバブルのころからです。 また外国人が日本に興味を持つようになり、ビジネス面で海外との交流が 活発化してくるのも、日本が国際経済で力を持つようになってきたこのころからです。 >カリキュラムの変更、今から考えればバカみたいな話ですが、欧米で方向転換が始まっていたさなかに日本で進められた「ゆとり教育」は10年ほどで世論形成され転換したと思います。この考えが一般社会に急速に広まったのはほんの数年しかかからなかったと思います。 これは引きこもりや不登校、少年犯罪等が社会問題化してきたので、 あわてて教育制度の改革に目が向けられたからですね。 英語教育の場合は目に見えて社会問題があらわれてきていませんから、 急激な改革への原動力がないわけです。 また「ゆとり教育」は、議論の足りないままの強引な改革だったため、 問題点が次々と浮上してきて、結局現在ではその見直しの必要性が 大いに叫ばれていますね。 このような「明らかに悪い例」を挙げても、英語教育の改革には なんの参考にもならないと思いますが(むしろ「教育改革には 時間をかけるべきだ」ということの反面教師では?)。 あと、学習内容の削減については、これは1970年代から継続的に行われていることです。 >これも古い話となってしまいましたが、90年代前半に学校でのインフルエンザ予防接種批判が潮流となり、結局廃止されたのですが、これも10-20年というものではありませんでした。それに引き換え、学校英語の問題が指摘されている期間のほうがはるかに長いと私は思います。 保健衛生と教育とはまったく別の問題でしょう。 「学校」というくくりに入るからって何でも一緒に論じれば いいってもんじゃないですよ。

noname#244289
質問者

お礼

皆様、回答ありがとうございました。 しかしながら、海外旅行ブームは「高度経済成長時代」であることは、ネットで簡単に調べられることなのです。また、インフルエンザのことは衛生上の問題としてではなく、「世論の転換に10-20年もかからない」という意味です。 いずれにせよ、辞書、文法書などの間違いから誤解釈が多い日本の現状がほとんど理解されず、以前からこの問題に関わっていた方々が「地動説」論者的に扱われていた理由がわかりました。その点、勉強になりました。ありがとうございました。

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noname#38293
noname#38293
回答No.4

こんにちは。 大学留学予定の高3です。 留学するためにTOEFLという英語の試験を受けました。 文法・リスニング・リーディング・ライティングで構成されている試験で、 アメリカやカナダに留学する人はほとんど必須です。 留学に必要な英語力があるかを調べるもので、内容も学校生活に近い感じになっています。 (リスニングは大学の講義っぽいものなど…) 私は中高一貫の進学校に通っていて塾などは行っていませんが、 普通に大学留学できるスコアはとれました。 (ただしリスニングは自分で練習しました。) つまり、学校で習った英語は外国でも普通に通用する、と思います。 学校ではプログレスやチャート式や英頻などを使っていました。 チャート式や英頻なんて「受験英語」ってやつだと思います。 スラングなどはそこまで受験英語で教えてくれませんが、 文法などは英会話で普通に喋っていても変と言われたことはほとんどないです。 一度だけ学校で習った「haveの被害」は変だと言われましたが…。 中1で初めてThis is a pen.から英語を習ってちゃんと授業に遅れないように勉強したら留学できるまでになったので、 私は学校の英語教育ってすごいなぁと思います。(まだまだですけど) 母国語を喋る時に文法を考えないのは当然ですが、 母国語ではない言語を喋る時に文法から入るのも当然だと思います。 (小さい子供が習うのは別として) 文法(+単語)が分かっていれば会話は慣れの問題です。 >また、受験英語批判全般についてどう思われますか? 教科書も改訂を繰り返しています。 変な教科書がまだ存在していて、そんな教科書を作っている人や採用してる学校が悪いのでは?と思います。 一部への批判が全体への批判になっちゃう事ってよくありますよね。 参考になれば幸いです。

noname#244289
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 中高一貫の進学校ということで、一般的な公立学校よりも優秀な英語教師、ネイティブによる指導などで間違ったまま教えられることは少なかったことが推測されます。現実に、高校教師が「英語力があるなら受験参考書は使わない方がいい」といったアドバイスをするわけですから。 ただ、全般的に言えば、海外で英語を習った人は日本の文法書を勧めたりせず、留学中に出会った書籍を推薦するのが普通のようです。教科書に関して言えば、shall we, will you, can you などを学んでいれば、生活上、再調整が必要になるはずですが、検定教科書はその当たり、たいてい同じではないかと思います。 大学入学前には付属の語学クラスに通うことになると思いますが、その経験を日本在住者にフィード・バックしていただけることを期待しています。ありがとうございました。

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  • yoshito59
  • ベストアンサー率56% (13/23)
回答No.3

確かに私大などに出る文法問題などは無意味だとは思います。でも、ある一定レベル以上の大学はしっかりとした英語力を求めていることが多いのではないでしょうか。 もとより、中学、高校としっかりと勉強をし、受験勉強をすればかなりの英語力を得られると思います。経験的に、「日本は受験英語だから・・・」などといっているのは、英語における負け組の考えでしょう。 少なくとも、そういう論評を加える権利があるのは、それなりの英語力を持ち合わせている人だけだと思います。

noname#244289
質問者

補足

ありがとうございます。 英語カテで「教科書の間違いを教えてください」という質問が出たのですが、高校教師である方が学校英語の間違いを指摘している本が提示されています。200もの間違いを「しっかりした英語力」があったり、「それなりの英語力を持ち合わせている人」たちが受け入れているのは重大な問題に見えますが。「勝ち組の人」は「学校英語の間違いが理解できない」ということでしょうか。 「英文法 日本人が繰り返す200の間違い」 http://www.beret.co.jp/book/grammar_10.html 外国の文法書を徹底的に研究したところ、日本で教えられている英語、特に学校英語の文法に、間違いや思いこみ、誤解の多いことがわかった著者が、それに気づかせてくれる200の例文を通して、これまで繰り返してきた間違いを正していきます。

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  • kochory
  • ベストアンサー率45% (167/370)
回答No.2

受験英語を批判する人は、「英会話ができるようになる」ことを 学校における英語学習の目的だと考えているように思います。 そもそもその前提が見当違いなのです。 学校で教える英語は「英語の文献を読む」ことを目的としているのです。 その目的においては、いわゆる「受験英語」は大いに役に立ちます。 その点を把握せずに現在の英語教育を全否定するという行為は、 単なるヒステリー、もしくは裏返しの英語コンプレックスの 表明でしかありません。 真に問題とすべきは、学校の英語教育が英語文献を読むことに 「特化しすぎている」というところなのです。 これは元を質せば、明治時代の、外国文化の吸収が急務であったころの 英語教育に端を発するものでしょう。 すなわち、英語は「知識を得るための手段」であり、「自分を表現する手段」 ではなかったのです。 言語というのはまず第一にコミュニケーションの手段であるのですから、 このような英語観は明らかに片手落ちです。 また、海外旅行が一般化し、外国人が身近に溢れるようになった昨今、 そのような英語教育は時代遅れだというのは明らかなことです。 しかしながら、そのような、英語によるコミュニケーションが 一般の人にとっても必要となるような状況が現れたのは、たかだか 10年か20年ほど前のことにすぎないのだということを考えてください。 カリキュラムの変更というのは多大な手間がかかるものですから、 (ましてや「教育の目的」という最も根本的な部分を変更するのだったら) 10年や20年といったタイムスケールで目に見える変化を期待するのは 無茶というものです。 現在、学校の英語教育は変化の真っ只中にあるのだと思います。 その変化をよりよいものにするために、現在の英語教育に対する批判は 続けていくべきだと思いますが、ヒステリックに「英会話重視」を 叫ぶのは考えものだと思います。 「読み、書き、聞き、話し」の能力をまんべんなく身につけられるような 効率的なカリキュラムを模索しているというのが現在の状況ではないでしょうか。

noname#244289
質問者

お礼

回答ありがとうございました。参考にさせていただきます。 英語が重要視され、一般の人も留学するようになったのは70年代ぐらいだと思います。例えは悪いですが、北朝鮮による拉致を考えてもわかるように70年代中頃には金持ちや学者志望でなくても海外に出るのが当たり前になっていたようです。英語批判や英語力向上がさかんに叫ばれたのも、その頃からのようです。 カリキュラムの変更、今から考えればバカみたいな話ですが、欧米で方向転換が始まっていたさなかに日本で進められた「ゆとり教育」は10年ほどで世論形成され転換したと思います。この考えが一般社会に急速に広まったのはほんの数年しかかからなかったと思います。 これも古い話となってしまいましたが、90年代前半に学校でのインフルエンザ予防接種批判が潮流となり、結局廃止されたのですが、これも10-20年というものではありませんでした。 それに引き換え、学校英語の問題が指摘されている期間のほうがはるかに長いと私は思います。

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  • jaff
  • ベストアンサー率20% (9/44)
回答No.1

少なくとも日本の教育システムでは完璧に受験用ですね。そもそも日本の英語教育は論理的に英語を考える方向性で位置づけられています。だから型にはまった実用性のない英語なんです。   普段私たちが言葉を使う上で文法なんか考えませんし、英語を使っている国の方も同です。 最近若者の日本語が乱れてるなんて言われてますが、言葉なんていい加減なもので、法則を破って使っても同じ言語、文化や生活圏の人たちならなんとなくでも伝わってしまいます。じゃなんで伝わるのかといったら、考え方や言葉のイメージなどがその言葉を発した人間と一緒だからです。近頃、NHKの教育番組でハートで感じる英文法って番組をやっていますが、あれをみるといかに日本の英語が本質に触れていないのかというのがよく分かります! 長くなりましたが、私自身今の日本の英語教育は納得いきません。もっと感覚やイメージを重視した教育に変えてもらいたいです。

noname#244289
質問者

お礼

最近流行の「ハートで感じる英文法」(このような内容のものは以前から出版されていますが)ですが、その内容を記憶して理解するのも、文法を憶えるのもやはり同じような努力がいるような気がします。我々が外国人に日本語を教えるときに、日本人はこのように考えて、このように言葉を使っていると教えることが出来るのは、やはり一定のレベル以上の人のような気がします。 ご回答ありがとうございました。参考にさせていただきます。

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