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死が近い認知症患者の病と死の認識
末期の病床に着いていて、認知症も患っている人は、自分が不治の病でまもなく死ぬという認識はあると思いますか?
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多くの人が認知症=認識能力の欠如に繋げ、何も分かっていないと言います。が、正直これは違うと思いますよ? もちろん認知症の種類や発症の仕方によってもまちまちではありますが。認知症であっても、彼らは彼らなりに外界のことを理解し対処しようとしています。それが思うように行かないから、攻撃的になったり、泣いたり、喚いたりするわけです。 たとえ話をすれば、ある日突然あなたは何も変わっていないのに、周りの人からあなたのする事に対して「それは違う」、「そんな事をしてはダメだ」と言われだしたとしたらどう思います? 自分がペンだと思っていたものを人に聞いたら、それはノートだと言われたらどう感じますか? 凄く不安になりませんか? そんな毎日が続いたら恐くないですか? それが認知症の世界です。こちらが相手のことを理解出来ないからといって、相手が何も分かっていないということにはならないです。彼らなりに何か感じることがあるはずです。それを我々に伝えるすべを持たないだけなんです。もちろんアルツハイマーで人格障害を起こしてしまっていたりしたら、また状況は違うのかもしれませんが。 死期に関しても、彼らなりに何かを感じているはずです。毎日彼らの表情、言動、感情の動きをつぶさに見てみてください。きっと何か見えてくるかもしれません。10年以上いろんな認知症の人と関わってきた、それが私の結論であり想いでもあります。
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そりゃ無いでしょう。 パンセによれば、人は死への意識をごまかすために必死になりますが、認知症ならその悩みも無くなります。 家族を看取りましたが、認知症のおかげで最後の最後まで自分が死ぬことを理解してなかったようです。本人は、今日は寝苦しいなぁって位だったのかなぁ。
お礼
ご意見どうもありがとうございました。
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