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ワインの最良の生産地

ワインの最も優れた生産地は、どこなのでしょうか?ワインは好みでないので詳しくはないのですが、数年前に"もやしもん"という漫画の中でブラインドテイスティングをするとフランスのワインはアメリカに惨敗だったと記憶しているのですが、実際どうなのでしょうか?

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  • ddeana
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回答No.2

質問の中で御指摘のフランスのワインがアメリカ(厳密にいうとカリフォルニア)ワインに惨敗したというのは、有名な「パリ テイステイング事件」と呼ばれるものです。これをベースにした「ボトル・ドリーム」という映画がありますので興味があったら検索してみてください。 「パリ テイスティング事件」=フランスVSカリフォルニア は1976年からリターンマッチを含め3度開催されていますが、いずれもカリフォルニアの圧勝に終わっています。詳細については下記をご参照ください。 http://item.rakuten.co.jp/cwa/c/0000000140/ ではカリフォルニアがもっとも優れたワインの生産地か?というと、答えはNOです。 なぜなら、これがあくまで1対1の勝負であるからです。最近めきめき腕をあげた、チリ、ニュージーランド、オーストラリアはもとより、フランス以外のヨーロッパ、南アフリカ、日本も入っていません。また何を基準に「最も優れた」とするのか、それも明確ではありません。勿論審査員の顔ぶれは豪華で見識の高い方々ばかりですが、彼らが審査するワインはあくまで「品質」のみであり、「価格」や「数量」は枠外です。 でも自分たち一般の消費者に置き換えた時、何が「最も優れているワイン」かの基準は彼らとは違うはずです。 「パリ テイスティング事件」からわかることは、 ・フランスでもアメリカでも同じ品質のワインが生産されることは可能 ・ワインのフランス至上主義はもはや存在しない ということかと思います。

noname#172652
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました★

noname#172652
質問者

補足

ご丁寧な回答本当にありがとうございました。私の考える"最良"は味の面です。書き方が曖昧で申し訳ないです。 出来れば追加でもう1つお聞きしたいのですが、よろしいでしょうか? 今では当時と比べてもチリやニュージーランド、オーストラリア、日本とワインの品質の向上が著しいということですが、アメリカとフランスの二カ国のようにこれらの国々のも併せてブラインドテイスティングで品評する大会のようなのは今までに行われたことがあるのでしょうか?

その他の回答 (3)

  • ddeana
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回答No.4

ddeanaです。補足を拝見いたしました。 >私の考える"最良"は味の面です。 なるほど、味つまり最高級の品質のワインが存在するかと問われれば答えはYesです。ただしそれも「個人によって違う」とお答えするのが正しいと考えます。私もワインビジネスに従事する人間ですから「世界最高級」だの「今世紀最高の出来」だの「幻の銘品」だのという売り言葉のついてるワインをそれなりにテイスティングしてきました。でも同じ銘柄でも年が違えば個性も違います。また瓶詰めからの経過年数でも味はかなり違います。あわせてテイスティングする人間の健康状態によっても味は違ってきます。 もうひとつのお尋ね >アメリカとフランスの二カ国のようにこれらの国々のも併せてブラインドテイスティングで品評する大会のようなのは今までに行われたことがあるのでしょうか? あります。ですが基本的にはセールス促進の為のものが多いので、私企業の主催だったり、農業組合主催だったり、ワイン協同組合主催であったりと規模が比較的小さいものが多いです。またひとつのコンクールで一位がいくつも出ることも一般的です。そういった意味では白黒はっきりつけるという形のテイスティングでないことは確かです。日本、アメリカ、オーストラリア、イギリス、中近東など世界各国で聞いたこともないコンクールは山ほどあります。近年中国のワイン熱がすごいのでそう遠くない将来、中国で世界規模のコンクールが開かれる可能性もあるでしょう。むしろ、白黒はっきりつける形は個別生産地で品種や価格を限定して開かれるプロモーター用のテイスティングの方がきついです。 フランスでは基本的に世界対抗戦のコンクールは開催されません。メッセ(見本市)の中でプロモーションとして行われることはありますが。私が聞いた限りでは、例の「パリ テイスティング事件」の後そういうコンクールをやめてしまった。フランス人にとってワインとはフランスの文化そのものであり、世界に君臨して当たり前の存在だったのに、もし万が一フランスで開催されるコンクールでフランスワインが再び王座を取れなかったらダメージは計り知れないとの理由からという説がありますが、真偽のほどは不明です。が、国内コンクールはあるのであながちウソではないかもしれませんね。

noname#172652
質問者

お礼

またまた詳細なご回答ありがとうございました。広告としてのコンクールを行っても完全に勝敗を決めてしまうと禍根を残してしまうので実行できないのですか。 利益を考えれば当然の帰結なのでしょうね。味覚や美術のセンスは一定の基準を超えると一般人には見分けがつかなくなりますし、行き過ぎればプロにも判断がつかざる時もありますから… 出典は忘れましたが『一般に持て囃されているものというのは本物のコピーに過ぎない。本物は、その意味を一般人までに届けることが出来ぬためフィルターを掛け理解できる領域までに格下げする。実際に"ホンモノ"を理解できる人間というのはプロの中の数%に過ぎない』というのがありますが何が良くて何が悪いかなど所詮は個人の判断に過ぎず自分が味が悪いと思っていたものでも、多数が至高と評してしまえば少数は駆逐されてしまうのだからno.1を決めるということ自体が愚行なのでしょうね。その意味で私の問い自体が愚問でした。しかし実に有意義な回答本当に、本当にありがとうございました★

回答No.3

あくまで個人の好みなので最良の生産地や最良のワインと言うものは存在しません。 高品質なワインを産出する産地は世界各地に多数存在します。 似たような質問で 「世界一美味しい食べ物は何ですか?」 と問われても全員が同じ答えにはならないはずです

noname#172652
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました★

  • Gletscher
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回答No.1

私の好みは、フランケンです。 フランケンの中辛ワインは世界一です。

noname#172652
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました★