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オフィスビルの空調方式
オフィスビルの空調方式について質問です。 100m級のオフィスを海外で設計してますが、現地では、よく住宅や小規模施設で使用する壁掛けのエアコンを各部屋に設置し、室外機を外壁面にズラーッと並べる方法が一般的で、マルチエアコン方式を見かけないのですが、効率よく無駄のない空調方式はどういった方法がベストなのでしょうか? 条件としましては、 1.内装は各賃借人が改装するため、その都度個別空調に対応できる。 2.天井高を確保したいので、できるだけダクト以外の方法にしたい。 3.外壁面に室外機をできるだけ設置しない。 4.設備フロアを設けたくない。 以上です。 輻射式冷暖房などの方法以外で、上記の条件をどのようにクリアできるか教えてください。 また、マルチ方式は以前はよく聞きましたが、最近メンテナンス上良くないとか聞くようになりました。 当然100m級ですと、設備フロアか、各階に設備室が必要になってくると思いますが、超高層で個別空調対応にするため、一般的にどのような方式が用いられているのでしょうか?
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条件の1~4までのうち 結局はどれを優先するかよります。こちらを立てればあちらが立たずになるのは自明なのですから。 また、そもそも建物の概要がどこまで決まっちゃってるのか(これからいじれるのか)と言う点もありますね。 日本の教科書通りにやるなら 地下階に冷温水熱源のための機械室を設け、FCUを個別に設置して各テナントごとに熱量の積算流量計を付ける この場合 条件1に著しく反しますし、メンテや改修に不向きです いっそ中間階にごそっと(横向きの)吹き抜けでも設けて空調スペース作るくらいの遊び心はいかがですか? 参考:NEC本社ビル http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%9B%BB%E6%B0%97%E6%9C%AC%E7%A4%BE%E3%83%93%E3%83%AB