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ハリーポッターと賢者の石の台詞について
賢者の石P.436でダンブルドアがハリーに「『秘密』ということはつまり、学校中が知っているということじゃ」と言っていますが、これはどういう意味でしょうか? ダンブルドアのユーモアに溢れた発言とどこかで見ましたが、そのユーモアが分かりません。 話しの流れは、数々の仕掛けを突破し賢者の石を守ろうと頑張った後、ハリーとダンブルドアが医務室で話しているところです。
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- ari-n-ko
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秘密は秘密でも、ほかの人間に決して知られずに、一人静かに胸に秘めたままでいるということではなく、公然の秘密として取り扱われているというニュアンスではないでしょうか? 秘密という言葉は曲者で、『人に知られてこそ、秘密は秘密として意味を持つ』のです。 もちろん、核心の部分は知られてはいませんが、この人は、何がしかの秘密を知っている、持っているぞ。と周りが感じた瞬間に秘密は意味を持ちます。 状況からしてハリーはまさにこの状態ですね。
- fedotov
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P436時点ではまだ、ロンもハーマイオニーも事実を知らない。 生徒は、クィレル教授が死んだ(急に消えた)事と、「生き残った 男の子」ハリーが保健室で3日間昏睡している事を結びつけて、 「例のあの人」ヴォルデモート関連で「何かあったらしい」と憶測。 ハリーが生き残っているから「ハリーが勝ったらしい」と推測して お祝い&お見舞いのお菓子。 「学校中が(何かあったらしい事を)知っている」が、それは あくまでも憶測の噂話がいろいろ飛び交っているだけなので、 ハリーはみんなからいろいろ尋ねられるだろうが、本当の事は 「秘密でな(秘密にしておいてくれ)」とダンブルドアが口止め。 ハリーはP443でロンとハーマイオニ-にだけ秘密を打ち明ける。 「学校中がこの話でもちきりだよ。本当は何があったの?」と ロンが聞いた。 事実が、とっぴな噂話よりもっと不思議でドキドキするなんて、 めったにない。しかし、この事実こそまさにそれだった。ハリー は二人に一部始終を話して聞かせた。
こんにちは。 人って、「自分だけが知っている」事を自慢したくて「ここだけの話だけどね」とか「誰にも内緒にしてね」とか言って、つい誰かに話したくなってしまうものなんです。 そうして話された側の人は「えー、そんなすごい話、自分だけ知ってるの?」と思うと嬉しくなり、やはり誰かに自慢したくなる訳ですね。 ロンやハーマイオニーが言いふらしたとは思いませんが、彼らの友人が勉強では見せた事のない情報収集力と推理力を駆使した結果、相当真実に近い所までたどり着いた結果を話して回ったのではないでしょうか。 「真実に近い所」としたのは、さすがにクィレル先生の後頭部にヴォルデモートがくっついていた事まではたどり着いていないと思いますので。 こんな感じでいかがでしょうか。