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■リアハブの左右オチョコ量を均等に
ご覧いただきありがとうございます。 リアハブを特注してもらおうかと思ってます。 内容は、反スプロケット側のオチョコ量を、スプロケット側 と同じくするというものです。 反スプロケット側フランジを中心に寄せます。 その場合、ホイールの横剛性は、ノーマルハブの左右不 近等のオチョコ量よりも弱くなりますか? フロントホイール(非ディスクブレーキ)は左右均等のオチ ョコ量で駆動がかからないということもあり、横フレはとった ことがないので、リアホイールもオチョコ量が左右均等なら 横フレが出にくいのかと思い質問しました。 今後はディスクブレーキ導入の予定なので、フロントハブ も左右均等オチョコ量のハブを特注の予定です。 反ブレーキディスク側フランジを中心に寄せます。 どうかご享受お願いいたします。
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- suiran2
- ベストアンサー率55% (1516/2748)
ご質問者さんは,オチョコ量にこだわりがあるようですが,ホイール剛性はブレース角が生み出すものです。剛性を高めるためには少しでもブレース角が大きい程有利です。 カンパやシマノを含むほとんどの完組ホイールのハブは,フリー側のフランジを大きくしています。これは,結果的にオチョコ量は小さくなりますが,オチョコ量を小さくすることが目的ではなく,ホイール剛性を高めるために一番効果的なフリー側のブレース角を大きくしようとするためです。現在は完組ホイール全盛ですが,その理由の一つがこのフリー側のフランジを大きくした特注のハブを使用することでブレース角を大きくして手組よりも剛性を高めたためです。 ブレース角を大きくするには,フランジ幅を広げるのが効果的ですが物理的に広げることが出来ませんのでフランジ径を大きくするしかないのです。ご質問の改造は,フランジ幅が広がるようにも思えませんのでブレース角が大きくなるのでしょうか。私にはブレース角が大きくなるようには思えません。効果は余りないのではと思います。 蛇足ですが,スポークテンションは剛性に何ら関与しません。事実マビックのRsysのようなホイールが存在することからもおわかりになると思います。
- suiran2
- ベストアンサー率55% (1516/2748)
ホイールの剛性は,ほとんどがスポークが生み出すものです。その中でも,スポークが短いほど,スポークのブレース角が大きいほど剛性は増します。ブレース角については下記を参照していただければおわかりになると思いますが,簡単なたとえで言いますと,柱をワイヤーで支える際に,柱の真下で角度がない状態で支えるよりも離れて角度を取った方が支えやすいのと同じです。ですから700Cよりも650C,さらに小径車の方が,ホイール剛性が高くなるのはこの2つの理由によります。 ブレース角 リムの真下に仮想垂線を引き,スポークがその垂線となす角。下記参考URLでは,角A,Bがそれぞれのスポークのブレース角。 http://www.geocities.jp/bikemaking/compatibility/ochoco/ochoco-tension.html さて本題ですが,ブレース角を左右なるべく等しくするためには,(1)フリー側のフランジを大径化することでフリー側のブレース角を大きくするか,(2)反フリー側のブレース角をフリー側に合わせて小さくするかですが,上記の説明からおわかりになったと思いますがブレース角を小さくする(2)は意味がありません。(1)が正しい対応と思います。カンパのハブは(1)の原理を利用しているわけです。 ご質問の改造が,どのようにおやりになりたいのかいまいち私には理解出来ないのですが,大径フランジを使用して,オチョコ量よりもスポーク長が短くなりブレース角が大きくなる方向ならば効果があるのではないかと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 「700Cよりも650C,さらに小径車の方が,ホイール剛性が高くなるのはこの2つの理由によります。」 それは理解してます。 (1)フリー側のフランジを大径化することでフリー側のブレース角を大きくする これですと、反フリー側のスポークが長くなるので、suiran2様がおっしゃる、 「スポークが短いほど,剛性は増します。」を言い換えると、「スポークが長い ほど剛性が減る」となり、左右スポークテンションが同じになれど、今度は左右 の剛性が違ってきますよね? それを避けたいので、左右のオチョコ量をフリー側に合わせ、左右のスポーク テンション、剛性の均一化をはかりたいのです。 その上でノーマルの、左右オチョコ量が違うホイールの場合と、左右のオチョコ 量をフリー側にあわせた、左右均等のオチョコ量のホイールとでは、どちらが剛 性がでるのかという質問です。 効果があるのかないのかという質問ではございません。 ※「特注でフランジを大きくするとかいうのはこの際一切関係なくし て、ノーマルハブも、特注ハブも、左右のフランジ径は”同一” として考えてください。」 >ご質問の改造が,どのようにおやりになりたいのかいまいち そちらは、他の方の解答に対する私のお礼をよく読まれていただけますと わかります。 よろしくお願いします。
- amaquma
- ベストアンサー率46% (26/56)
回答二度目です。 恐らく質量の増大と、要求する強度・剛性を、どのレベルでバランスさせようか、という話になりそうです。 はっきりしたことは申し上げられないので、外野からの横槍りを書き込むという形になりますが、検討の参考になれば幸いです。 (1)ハブのフランジ径を変えることによる質量増と、スポークの強度を上げることによる質量増はどちらが有利なのだろうか? フリー側のスポークをより強度のある(つまり重い)スポークで組む方が、質量増には繋がらないのかな?などとと思ったり。加えてフランジ径を大きくすることにより、スポーク一本辺りの負荷が減るという効果も加味する必要があります。 (2)リムの強度に問題があるのなら、アイレット加工のしてあるリムを選ぶか、オフセットリムを探すか、どちらが有利なのだろうか? アイレット加工によりリムに十分な強度が確保できるなら、左右スポークのテンションの違いを気にする必要は無くなりそうです。オフセットリムを選択することによる改善とどちらが有利なのだろうか? (3)市販品でそれに近いのはカンパニョーロの完組みホイールがイメージに近いのかな? http://www.campagnolo.com/jsp/jp/wheelsdetail/item_Eurus2WF_catid_10.jsp まず、左右のフランジ径が違います。加えて左右のスポークの数を変えることにより、スポーク一本あたりのテンションの均等化を狙っているような雰囲気です。ただし、スポークの数が減っていますので、スポーク一本辺りの負荷は他のもっとスポーク本数の多いホイールよりも辛そうです。 〓〓〓 うーん、昨日はとんでもないな天気だったが、今日は待ちに待った自転車日和。あまり暑くなりませんように(祈).....。
お礼
再度どうもです。 >アイレット加工によりリムに十分な強度が確保できるなら、左右スポークのテンションの違いを気にする リムは十分な強度が確保されているのを使いますが、左右のスポークテンション の違いを気にしているので、今回質問してます。 フリー側のフランジを大きくしてる製品は、他の方の解答に対するお礼で 理解していることを書いてます。 そして、特注を考えてるハブはMTB用です。 楽しいサイクリングになることを祈ります☆
- amaquma
- ベストアンサー率46% (26/56)
まず、前輪とフレームのセンター、そして後輪の中心線が一直線にならない自転車は真直ぐ走るのが困難な使いにくくロスの多い自転車となってしまいます。また、オーバーロックナット寸法を広げるなら、左右のオチョコ量の均等を追及するより、その拡がった分を一杯に使うことでホイール全体に対するストレスを減らしたいと考えるのが素直な設計かと思います。 そう考えるとフリーハブの特注程度では実現は難しいように思います。 また、フリーハプを鍛造、鋳造、あるいは削りだしにしてもワンオフの特注品となると、後の熱処理などを含め、引き受けてくれる職人さんを探すことから、その費用と手間はかなりのものになるはずです。ちょっと実現性が薄いように思います。 解決策ではありませんが、現在はカタログ落ちしていると思いますが、 「Ritchy Aero OCR Pro-road」というリムがあります(した?)。 http://www.charic.jp/Review.aspx?variid=6584 このリムはスポークの穴が中心からオフセットしているリムで、左右のオチョコの量がより均等になるように工夫したリムです。このようなオフセットリムを探してみてはいかがでしょうか?
お礼
ご紹介のリム、ぜひとも参考にしてみます! ありがとうございました。 ワンオフ削りだしで検討してますが、反フリー側の フランジを、フリー側のオチョコ量と同じになるように 、フリー側にオフセットして、ノーマルより左右のフラ ンジ径を大きくするという単純なものです。 シマノXTRのハブを加工して利用すると職人さんは 言ってましたが、細かいことはわかりません。 (このことは以前、別件があったので、聞きました。) ですから自転車を離れて、単純に物理学で考えていただ くのがいいです。 ●ノーマルハブの、「左右不均等」のオチョコ量の場合の剛性と ●反フリー側のオチョコ量を、フリー側のオチョコ量にして 「左右均等」にした場合のホイールではどちらが剛性がある のか? 加工方法とかは一切無視していただきたいです。
- magistroni
- ベストアンサー率63% (127/200)
剛性をあげるには、ハブフランジ径を大きくするとよいらしいです。 リアのオチョコ量を減らすため、ギア側のみフランジ径を大きくし、スポーク延長線と車軸の交点を外に出す(左右均等にする)という方法もあるにはあります。 特注するならWestPineのNeutronみたいな130mmクラスの大フランジなんかよいのでは? http://www.retrobike.co.uk/forum/viewtopic.php?p=528393
お礼
今時の完組はそうなった製品多いですねー せっかく特注(削りだし)するので、フランジ径はデュラエーストラック のラージフランジくらいにして、左右同じフランジ径でと考えてます。 ご紹介いただいたものもぜひ参考にします! どうもありがとうございました。
- ka2_abe
- ベストアンサー率41% (1219/2923)
ってことは、 リアハブの左右フランジ幅の極端に狭いモノをチョイスして、 反スプロケ側に たくさんのスペーサーを付けたハブ軸を通すってことですね。 しかもディスクとか逝っているので たぶんMTBですか? 可能性があるのは DHフレームなどで、 もともとスルーシャフトのエンドで、 リアOLDが145とかあるフレームで行うのであれば かなり良い物が出来ますけどね・・・ 通常の135mmのOLDハブ&フレームで 其れをやれるハブはまず存在しませんし、 やれるハブが存在したら かなり横剛性が不足するホイールが出来るでしょうね。 =ハブフランジ幅の絶対値が 135mmーフリー長さ38mm前後×2ですので ・・・おいおい。 135mmから76mm・・・フランジ幅が50mm前後しか取れないぞ!? そんなハブあるのかね????
お礼
そんなハブないので特注なのです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 特注に関してはいろいろ考察してみます。