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ナンデこう読むの

熊谷とか半谷とかの「谷」をなんで「ガイ」と読めるのでしょうか。ご存知の方教えて下さい。

みんなの回答

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.8

福島県南相馬市の地名だけで「谷」が付く地名が21か所あります。 その内、「はんがい(半谷)」を含めた「がい」と、関東・東北で大方読まれている「や」が拮抗しています。 この場合の「かい/がい」読みは、「狭間/皆/甲斐/貝(かい)」や「峡/交/開/改/垣(がい)」と相関する意味があるようです。 1.「がい」が付く…11か所 まめがい(大豆谷)、うるがい(潤谷)、みみがい(耳谷)、みずがい(水谷)、はんがい(半谷)、ふじがい(藤谷)、おおがい(大谷)、みずがいさく(水谷迫)、かろうがい(家老谷)、つるがい(鶴谷)、つつみがい(堤谷) 2.「や」が付く…10か所 おや(小谷)、いちのや(市ノ谷)、こやつ(小谷津)、やちか(谷地加)、つしまやち(対馬谷地)、こつしまやち(小対馬谷地)、とよごやち(豊後谷地)、みやち(見谷地)、かなやさく(金谷迫)、ひるやち(昼谷地) http://plaza.rakuten.co.jp/tarafukukataru/diary/20110122/ 熊谷の場合は、もともと「くま(熊)+がい/がえ(谷)」であったものが、時代が下って関東・東北で主流の「や」読みが混じりだし、少なくとも明治6年の熊谷県において、その後の鉄道駅など地名が異分析呼称として、「くま(熊)+が(格助詞の連体格用法)+や(谷)」となっていったと思われます。 http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000054111 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%8A%E8%B0%B7%E7%9C%8C おまけですが、「谷」の付く地名で次の様なものもあります。 ・さく…桐谷(きりさく) 千葉県香取郡 ・ざく…龍谷(りゅうざく) 千葉県香取郡 ・い…小西谷(こざい) 鳥取市 ・そ…風合瀬(かそせ) 青森県西津軽郡 がえ…新谷郷(しんがえごう) 長崎県東彼杵郡

  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.7

 「ヤ行」を詳細に表記するならば「ヤ・イ・ユ・エ・ヨ」であり、これをローマ字表記にするならば「Ya・Yi・Yu・Ye・Yo」となります。ですから厳密に言えば「ヤァ・イィ・ユ・イェ・イョ」になります。けれどもこの音が耳に入った時には「ヤ・イ・ユ・エ・ヨ」と聞こえ、「ヤ行」の表記では省略された形となります。  当該の「谷」をヤ行の音で発音する事例は他に「ヤツ」として、具体的には「扇ガ谷(おおぎがやつ)」があります。  こうした文字の表記と発音の関係を考察した民俗学者の柳田国男の『秋風帖』あたりが参考になるかと存じます。

  • f272
  • ベストアンサー率46% (8469/18132)
回答No.6

人名,地名のたぐいの読み方は諸説あってわからないことが多いのだが, 熊谷「くま」「が」「や」...「が」は「の」と同じ意味のつなぎのことば。例:世田谷 から「くまがい」に発音が変化した という説もあるが, もともと山と山の間の窪地のことを「カイ」と呼ぶので,その連濁した形なのかもしれない。 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/35187/m0u/%E3%81%8B%E3%81%84/ ここでは「峡」の字を当てているが,意味は「谷」と共通するものがあり,地名では「谷」と書く場合もある。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.5

    周りより低いところは、下記のように「やと」「やつ」「や」     http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B0%B7%E6%88%B8   と呼ばれる関東地方と     「たに」系統の言葉で呼ばれる(下記)西の方とがあるのではないかと思います。     http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B0%B7     ○○の「や」という時に、我が家、我が国、などというときの「が」がついて「がや」(世田谷など)となり、 それから熊の居る「や」は「くまがや」>「くまがい」などと変化して行ったものではないでしょうかね。

回答No.4

漢字の読みに関してはちゃんとしたルールはありません。 間違った読み方が定着しているものも多くあります。 例えば「新しい」←なんて読みますか? “あたらしい”と読まれたと思いますが、本来は“あらたしい”でした・・・江戸時代に“あたらしい”と読むのが流行り定着したものです。 地名だと元々別の字が使われていたけど、とある理由で今の字に変わったとか・・・。 名前なんて洒落みたいなモノも・・・“小鳥遊”で「たかなし」なんてホント・・・洒落の世界です。 最近だとキラキラネーム(DQNネーム)・・・名前に使う漢字の読み方はかなり自由だそうです(白をクロと読むのはダメ、そうですが)。

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.3

谷 も 井 もどちらも水が出るところとして人が集まる場所なんです。 なので、漢字の使い方は、適当といえば適当。概略の意味があっていれば、何ら問題ありません。 市井 というのが人の集まるところというのは、市も人が集まるし 井も人が集まるという意味で、2つ並べて人の集まるという意味を強めている。 なので くま が い くまって通称のところでの 人の集まる水の集まるところ というのが (たぶん)熊谷の語源。(が は 現代語で言えば 「の」にあたります) 千駄ヶ谷 の ヶ と同じです。 読めるのでしょうか? というか、谷も井も似たような意味で使っていたということだと思われます

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.2

あ, 「くまがい」もあるね. ごめんなさい. まあ「や」という発音はあるから, そこから「い」になるかもしれないってことくらいは想像できそうだけど....

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

ど~でもいいような気はしますが, 「熊谷」の「谷」は「ガイ」とは読みません (少なくとも正式な発音では).

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