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4号木造2階建プランでコーナー部階段は避けるべき?
4分割法において仕様規定としては階段室の壁も耐力壁と扱って問題ないかと思いますが 構造的セオリーとしては床のない壁は好ましくありませんよね。 プランニング上、建屋のコーナー部に階段を持ってくると都合がいい場合が多いのですが 実際のところやはりコーナー部の階段はねじり剛性を考えるとプランを崩しても避けるべきでしょうか? それとも4号レベルの建屋でそこまで考慮することもないですか? コーナーの剛性が弱いとクロスのヒビが入りやすくクレームの対象になりやすいとかありますか?
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家佐藤 直子(@n-space) 建築士
回答No.1
確かに大きな吹抜がコーナーの階段につながっていたりする場合は何らかの対策は必要ですが、単に階段がコーナーにあるからといって大きく剛性が落ちることはないでしょう。 1階と2階の耐力壁が上下で通っていれば問題ないと思います。 1階と2階の耐力壁の位置がずれていると、床の剛性が特に必要になります。 最短距離で屋根から基礎へ力が伝達することが望ましいため、 階段の位置より、直下率の方を重視された方がいいと思います。 また、ツーバイのように区画で考えることも、効率よく耐力を出すためには大切かと。
佐藤 直子(@n-space) プロフィール
一級建築設計事務所を開設しています。住まいに関しては、安全で安心、居心地の良さのほか、動線・収納計画や美しいインテリア、コスパの良さなど、様々なご提案をいたしております。店舗や賃貸物件などでは事業計画...
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お礼
ありがとうございます。 あまり考えなくてもいいんですね。 簡単にコーナーへ階段を持って行ってしまうと 構造屋さんが見ると構造をよく理解していない意匠屋さんだなとか 思われてしまいそうで。 直下率自体は60%以上を意識して考えますが 直下率のバランスも考慮すべきなんでしょうかね? 4分割で直下率もバランスを見るとか。