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ツバメの巣作り
私は市街地で生活していますが、毎年ツバメが町にやってきます。 今年特に感じたことがあるのです。 市街地の中でも静かな場所を選ばず、わざわざ人が多くて車がたくさん行き交う場所を選んでいるのではないのか?と。 幹線道路沿いの夜中まで営業しているスーパーの、一番ひっきりなしに出入りする自動ドアの上の壁。 駅前の信号のある交差点に面した、早朝から開店する人気パン店の正面出入口の軒下で、手どころか頭が当たりそうな高さ。 他にも川沿いの中でも道路に面し、昼間でも人がいるお宅を好んで選んでいる様子(つり下げた針金ハンガーに止まっていたり…)。 人や車を障害物感覚で横切り、あまり怖がっていないような。 私が子供の頃よりツバメが人に寄って来ているように感じるのです。 これは全国である傾向なのでしょうか? 車にぶつからないかと心配になりつつも、今日も夜にスーパーに行ったら雛たちが丸々と元気だったので、良い場所なのかしら、と思ったり…。
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- ify620
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40年ほど前に英国に短期留学しました。公園でリスを見かけたのですが、みな、リスがえさをしっかり握って樹の上に隠れるまで、動きませんでした。小鳥も2~3メートル付近でえさを啄んでいました。しかし、カラスは近くに来なかったように思います。 それから20年ほどして、日本でもキジバトが近くにいても逃げにことがわかりました。また、トイレやエスカレーターで行儀良く並ぶ様になっていました。ちょうど40年前の英国のモラルが20年位前に日本に根付いたのです。 山鳩は山奥に巣を作ると教科書にも載っていましたが、民家の屋敷森に巣をかけます。なんと、電線で鳴く山鳩を近くの電線でカラスがじっと待っています。山鳩が巣に戻るのを根気よく待っているのです。卵は食べません。少し大きくなった雛を啄むのです。本当にカラスは賢い動物です。 シャッター眼とか言うそうで、カラスはじっと見た景色を覚える力が強いのだそうです。豆を植えた場所もしっかり記憶しているようで、人がいなくなると、ちゃっかり掘って食べます。 半世紀ほど前は、ツバメ以外の鳥は農家の敵でした。空気銃やパチンコと呼ばれるゴムの器具で小石をとばして小動物をとったので、カラスも格好のの標的でした。鳥は人を見れば、すぐに遠くに逃げたのです。 今は、小鳥が日本でも人をおそれません。 さて、20年ほどで、小鳥やカラスは格段に人になれた用に思います。ましてツバメは虫だけを食べるので、人には完全に馴れてしまったので、用心深い猛禽類やカラスが人に近づかないことを学習してしまったのです。 ニュージーランドでは野生のオウムがバスの入り口までえさをねだりに来ます。しかし、犬や猫がいると低いところには降りてきません。 ツバメには沢山の寄生虫がいます。死骸を紙の上に置くと冷えた体から逃げ出す小さな虫を沢山見ることができます。ツバメの来なくなった家には不幸が起こるなどと言う迷信もあります。つかず離れずの関係が続いたのです。 蝶や蛾の幼虫は、稲や野菜の害虫です。迷信などでツバメは守られていたのです。 朝、雨戸を開けるとツバメは土間から飛び立ったのです。今は自由に家の外に巣を作っています。多くの場合、人は無関心になりました。ツバメは安心して近くを横切り、水を飲み、土を咥えて行きます。 >車にぶつからないかと心配になりつつも… 滅多にぶつかることはありません。神経が違うのです。ひらひらと舞うコントロール力は抜群です。 ちなみに高出力のオートバイに乗ると、走っている車が止まっているように感じます。そこで狭い車間を走り抜けて追い抜きができるのです。スポーツカーもそうです。たぶんツバメの飛翔速度から普通の車を見ると止まっているように感じると思います。幼児の集団の中を少年が走り抜けるのと同じと思います。 支離滅裂になってしまいましたが、インフルエンザの影響もあって、野鳥に無関心になったと思います。昔は、田舎のガキにとっては、野鳥はおいしいごちそうだったのです。 田舎ではカラスが多くの果樹を食い荒らして困っています。専業農家は、防鳥ネットや花火・空砲で追い払いますが、個人農家の果樹は収穫時期に、1~2日で果樹は全滅です。 大いばりで、農家の庭先にも出没するカラスに、ツバメはより安全な商店街に巣をかけるのでしょう。 銃規制を緩和して、農家の地区長宅に1丁空気銃を設置してカラス駆除に便宜を図ってほしいとこの欄でお願いしたいです。 カラスは、40年ほど前までは空気銃のある家を知人宅を覚えていて、近寄って来ませんでした。付近の柿の木は熟して落ちるまで柿の実は樹になっていました。
うちの近所のスーパーやホームセンターの店内入り口の真上にもツバメの巣があり、毎年巣を作り雛が巣立っています。 人が多く集まる場所は、カラスなどの外敵が近づきにくい為、好んで巣を作っているようです。 ちなみに我が家は『家の中に』ツバメの巣があります。 玄関を入り、すぐ真上の天井付近の壁にあります。 この状態は、かれこれ30年位になりますかね... うちの周辺は田んぼが広がり近くには林もあり餌が豊富なようで、巣の真下付近には様々な種類の虫が落ちています。 家に餌を加えたまま入った瞬間に人間と鉢合わせになると『チャキン!』と鳴いて威嚇?して、加えている餌がポロリと落ちるんですよ(笑) それを見た時の雛たちの『あれっ?』っていうような表情が笑えるんです(笑) ツバメが来ると玄関の引き戸は常に半開きで(夜間は閉めます)下に落ちた糞の処理は大変ですが(我が家の玄関は土間です)すくすくと育つ雛たちを見ると可愛くてしょうがないんですよ(*^o^*) 無事に育ちツバメの家族が南の国へ戻る時は、無事に育って良かったね。来年も来なさいと声を掛けています(^-^)
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回答ありがとうございます。 スーパーの出入口の上は一等地だったのですね。 クチコミで広まったのかしら? 雛が丸見えなので、ちょっと心配でした。 まだ新しいスーパーなのですが、雛三羽は皆元気です。 来年も来るでしょうね(*^^*) でも川沿いの道ならばまだしも、トラックなどもよく通る大きな幹線道路や、駅前の交差点とか、低く飛んで横切るのは危ない・・・。 飛ぶ高度が以前より下がったような・・・。 ツバメにとっては、高く上がって飛ぶより楽なのでしょうか? それにしても、餌をくわえたまま鳴いて威嚇・・・。 大家さん(家屋内ですもん)に威嚇・・・。 間が抜けていますねぇ(笑) とことん図太くなれないのは、体が小さな鳥だからでしょうか。 家賃は「和み」ですね(^-^)
- goldmatsui
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数年前に2度ツバメが我が家に巣を作ってくれました。 自分の部屋(2階)の窓の上でしたので、2年目は可愛くて窓枠に必死に掴まりながら成長を毎日観察しました。 ツバメについて知りたくなって図書館で何冊か借りで読んだ記憶で書きますね。 彼等は特有の帰巣本能があって同じ所に来ておおよそ一週間で巣を完成させるそうです。 卵を産んだらオスとメス交代で温め、温めない時は電線で見張りをしています(感心にしっかりやっていました) 人や車の多い所、商店街や駅を選ぶのは、彼らは口ばしが短く戦闘が苦手な為に 人間の生活空間を活用する事で、天敵(雀・カラスや猫等)が侵入しにくい事を知っているのです。 我が家で観察したのですが、屋根迄の僅かな空間に作るので雀やカラスの飛ぶ技術では入ってこられません。 真っ直ぐだと屋根に衝突するし、飛びながら微妙に角度を変えるのはツバメにしか出来ません。 下から一気に上昇する能力はそれは見事で美しいですよ。 人に慣れているのは確かですが一応警戒はしています。 雛にご飯をあげるのを見たくてずっと窓枠に掴まっていると、巣と私の顔までの距離が20cm程度なので 虫を咥えたまま目の前の電線に止まって、じーっとこちらを見ながら様子を伺っていました。 「大丈夫だからおいで」と何度か声を掛けると顔スレスレに飛んできて見事に上昇して与えていました。 どこまで認識力があるのか定かではありませんが、雛を覗きこんだ時に親も居てしっかり目が合っても 動じないところを見ると、私の顔か雰囲気を解っているのかと思いました。 最高時速200km/hに達し翼と尾羽根で旋回、空中でヘリコプターのように静止等はツバメならではです。 天敵に雛が攻撃された時は、捨て身で高速接近して口ばしで突くそうです。 2年目に旅立った後に、部屋で亡くなっているツバメが居ました。親なのか子供なのか・・・ 皆元気に旅立ったと確信していただけにショックで泣きました。翌年から巣を作ってくれませんでしたね。 長々と失礼しました。
お礼
回答ありがとうございます。 ツバメの「技」は仰るとおりですね! 川の上でじゃれ合う?ツバメの様子は、見とれてしまいます。 他の野鳥と違って、暗いときはコウモリみたいに見えるときがあります。 カラスといえば、二階の窓に「ドン!カシャカシャ」と、体当たり?するときがあるのですが、ではあれはどこかに上手く止まれず失敗している?? 他の回答を下さった方々も含め、回答だけではなく「思い」が込められています。 全然長く感じませんでした! ツバメの様子、人とツバメの関係、距離感がよく感じとれました。 ツバメの弱みのクチバシ、人から見ると「可愛い」と感じますね。 田んぼなどの環境や人の気質・・・。 日本というより日本人を求めてやって来るように思えてきました(^-^)
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参考URLから引用 http://kawasemi.fan-site.net/research/tubame/tubame_qa.html Q12 ツバメはなぜ、人家や人の出入りの多い所(玄関や軒下など)に巣を作り、樹木や草地に作らないのですか。 A12 ツバメが人目につきやすい所で営巣するのは、巣や卵や雛を、他の鳥の攻撃やヘビなどから守るためで、人間をガードマン代わりに利用しているためのようです。人がいつもいるところ、人の出入りが多いところでは、巣を奪うスズメや卵や雛を狙うカラスなどが近づかないことから、力の弱いツバメは人間の近くで営巣することによりその非力をカバーしていると考えられます。(川内博「四季の野鳥」) その2 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%90%E3%83%A1 人との関わり [編集]日本においては、水稲栽培において穀物を食べず害虫を食べてくれる益鳥として古くから大切にされ、ツバメを殺したり巣や雛に悪戯をする事を慣習的に禁じ、農村部を中心に大切に扱われてきた。江戸時代にはツバメの糞は雑草の駆除に役立つと考えられていた。「人が住む環境に営巣する」という習性から、地方によっては、人の出入りの多い家、商家の参考となり、商売繁盛の印ともなっている。また、ツバメの巣のある家は安全であるという言い伝えもあり、巣立っていった後の巣を大切に残しておくことも多い。 なんと言うか、人間がつばめを大切にしていることを理解しているのではないかと思います。 もしかしたら、天敵のカラスを嫌っていることも理解しているのかな? 残念ながら、私の田舎では最近つばめを見ないねと言う話が多いです。
お礼
回答ありがとうございます。 私も親の実家は田舎でして、ちょうどウチの前がツバメの集会?場所になっていて、あちこちから飛んで来て電線にたくさん並びます。 でも、昨年縁側でその様子を眺めながら祖母と話していたら「いつ帰るか相談しとるで。昔に比べたら少なくなったなぁ」と、祖母が言っていました。 ご実感どおり、田舎では減ってきている? ウチは昔から巣を作っていた玄関には来なくなり、新しく建てた棟に巣を作っています。 伺ったお話から考えると、人の出入を観察して変えた可能性がありますね! (別の車庫兼道具置き場では蛇に卵を食べられたそうで、もうそちらの巣には来ない可能性が高いですね…ヘビがとても多いのです。) ただ、市街地のツバメよりは人を警戒しているような…私の気のせいでしょうか? 田舎は「人が減ったからツバメも減った」という面があるのですね。 民家の軒や壁の変化も影響しているとのこと。 田舎で新しく建てたお宅を見ていると、西洋風の家屋が目立ちます(そもそも家が少ないので分かりやすくて・・・)。 以前は日本の山や田畑の風景にマッチした家屋ばかりだったのですが。 手入れが楽なのでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 お礼が遅くなり申し訳ありません。 イギリスでのお話まで聞かせて下さってありがとうございます。 私はツバメだけを見ての感想でしたが、野鳥全般に「自分にとって安全か危険か」ということを学習しているのですね。 カラスはカラス同士が会話している感じがするし、人間も凄く観察されているように感じます。 なつく、ではなくて完全にナメられていると感じます^^; 親の実家は都会ほどカラスを見掛けません。 熊や猪、鳶がいるせいでしょうか?? それか人間が少な過ぎて、簡単に手にはいる食べ物が少ないとか^^; 私が現在住んでいる家のそばには小さな川があり、野鳥が集まるのですが、カルガモは野性味がありません。 人間に囲まれていても安心して子育て。 無防備に餌とり。 天敵がいないから増えているのでしょうか・・・。 人間が近い環境を好んでいるように感じます。 嫌う人もいないですし、ツバメみたいですね。 他にサギやウも、立ち止まって露骨にジロジロ見ない限りは移動しません。 他の野鳥は人間を警戒するのですが・・・。