- ベストアンサー
数学「集合と論理」の問題が分からないです。
m、nを整数とします。次の命題の対偶をつくってください。また、その真偽を調べてください。 (1)m^2+n^2が奇数ならば、m、nの少なくとも一方は偶数である。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
命題「pならばq」の対偶は、「qでないならばpでない」です。 命題「pならばq」の真偽は、対偶「qでないならばpでない」の真偽と一致します。 逆・裏・対偶の具体的な内容と各々の関係について、 教科書や参考書でよく確認してください。必ず載っています。 今回の、「m^2+n^2が奇数ならば、m、nの少なくとも一方は偶数である」という命題の真偽を 調べるために、対偶の真偽を調べることにします。 対偶は、「m、nがともに奇数ならば、m^2+n^2は偶数である」です。 ここも、なぜそうなるのか、教科書や参考書でよく確認してください。 奇数は、2で割ると1あまる数のことです。一般には、2a+1と書けます。そこで、 m=2a+1 n=2b+1 ただし、a≧0、b≧0 とおきます。このとき、 m^2+n^2 =(2a+1)^2+(2b+1)^2 =4a^2+4a+1+4b^2+4b+1 =2(2a^2+2b^2+2a+2b+1) となり、「2×何とか」の形をとっていますから、偶数です。 よって、 命題「m、nがともに奇数ならば、m^2+n^2は偶数である」は真であることが証明できました。 さきに説明したとおり、ある命題の真偽はその命題の対偶の真偽と一致します。 よって、もともとの命題「m^2+n^2が奇数ならば、m、nの少なくとも一方は偶数である」は 真であることが証明できました。 上記の説明をよく読んで、理解してください。
お礼
ありがとうございます。 助かりました。