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海水魚の格安な飼育環境を手に入れる方法
- 海水魚の飼育環境を手に入れるための格安な方法を紹介します。海の近くに引っ越すことで海水を直接汲むことができ、維持費を抑えることができます。また、水槽やろ過装置についてもオークションやリサイクルショップで手に入れることができます。さらに、おしゃれなレイアウトにもお金をかけずに、手に入れる方法を紹介します。
- ろ過装置については、近場で海水が汲みにいけるメリットを最大限に活かすことができる装置を選びましょう。コストだけでなく手間の面でも考えることが重要です。
- レイアウトについては、高価なライブロックを使わずにおしゃれなレイアウトを行う方法があります。ネットやリサイクルショップで手に入れることができる素材を活用しましょう。海水魚の飼育に関する経験がある人からのアドバイスも参考にしてください。
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オーバーフロー(OF)水槽がお勧めですので、OF水槽前提で回答します。 【ろ過装置について】 【強制濾過方式】 魚だけしか飼育しないなら強制ろ過という濾過方式が一番手間暇かからないです。リングろ材やサンゴ砂を濾材として、バクテリアが有害なアンモニアや亜硝酸を無害な硝酸塩にする方式です。水換えだけで魚を多めに入れてもほぼノーメンテで維持できます。 ただし、サンゴなどを将来入れるなら硝酸塩濃度も減らす必要があるので、あまり向いてません。 【ベルリン式】 サンゴまで入れることを考慮するならベルリン式がお勧めです。濾材は入れずにプロテインスキマーという機材を使ってアンモニアになる前に残餌やフンを取り除く方式です。ただし、定期的なプロテインスキマーの手入れが必要になります。プロテインスキマー自体も新品である程度の性能のものを購入するとなると結構高価です。また、処理能力は強制濾過より落ちますので、魚を大量にいれると追いつかなくなる可能性があります。 【レイアウトについて】 ライブロック(LR)は見た目やレイアウトだけのために入れているわけではありません。LRに付いている多様な生物相を水槽内に持ち込むことによって水槽内の環境や水質を安定させる目的があります。また、石灰藻がついたLRには苔が付きにくいので、後々苔だらけで悩むくらいならLRを導入した方が楽に維持できると思います。 デメリットとしては他の生体に対して有害な生物もたまに付いてくること。(魚だけならほとんど無視していいかもしれません) また、ライブロックについてきた生物のある特定の種類だけ大繁殖してしまうことがあること。 価格を安く抑えたいならライブロックレプリカという樹脂で人工的にライブロックに似せて作られたものが売られていますが、上記の機能はまったくありませんし、価格もそれなりにはしますのであまりお勧めはできません。 【その他】 【良かったこと】 ・淡水に比べ色とりどりの魚がいるので、華やかさがあります。 ・LRから出てくる多種多様な生物がいたりして、見ていて飽きません。 【悪かったこと】 ・地震で海水がこぼれて周りの電化製品を壊しました。(これは淡水でも同じかな) ・うちは天然海水を購入して使ってますが、電気代も含めて維持費がそれなりにかかります。 【アドバイス】 ・安定して長期飼育したいなら最低でも60センチOF水槽、クーラー、その他諸々で初期投資は安く見積もっても10~20万程度は必要になると思います。ここでケチると失敗する可能性がグンと上がりますし、後々余計な出費がかさむ可能性が高いです。 ・機材を揃えてすぐ魚が飼えるとは思わないでください。立ち上げプロセスが1~6ヶ月は必要になります。 ・淡水魚より温度変化に弱いので、、夏の高水温対策として水槽用クーラーか部屋のクーラーつけっぱなしなどの対策が必要です。