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工場で生産してますがなぜ小さなゴミも不良なのか
- 工場で製品の外観検査をしていると小さなゴミや傷がある場合も不良品として廃棄されます。なぜなのでしょうか?
- 小さな外観不良がある製品を受け入れるとどのような問題が起こるのでしょうか?
- 工場で値引き販売することはできないのでしょうか?なぜ通用しないのでしょうか?
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>1.なぜちいさなゴミ、小さな傷でも不良として捨てなければならないのか 今はそのゴミや傷が製品に影響がなくても、製品として店頭に並んだ時、お客様が購入した後にそのゴミや傷が悪影響を及ぼし、不良となる場合があるからです 特に時計などの精密機器になると、目に見えない非常に小さなゴミでさえも故障の原因になります 例えば仕事中、おしゃべりをして時計の基盤に唾液が付いてしまった場合や、汗がついた手で基盤に触れてしまった場合など、すぐにキレイに拭き取ってその時は異常がなくても、それが製品になってからその唾液や汗が付いた部分が腐食し故障してしまうことがあるのです インクのかすれもそのインクの成分がしばらくしてから部品に悪影響を与える可能性も十分あります 目に見えない異物でさえも危険なので、目に見える大きさの異物では非常に危険でしょうね なので廃棄するよりありません 工場と言えばトヨタなどの自動車工場が有名ですが、自動車関係だとその小さな傷・異物のせいでブレーキが作動しない、エアバッグが開かないなど、命に関わる重大な事故に繋がる恐れがあります >2.小さな外観不良があるものを相手がうけれいれたらどういう問題があるのか 受け入れる会社にもきちんとした基準があります 受け入れた後、その製品に問題がないかその受け入れ先でも外観検査などをしてるはずです そこで異常が見つかれば、あなたの会社に「異常らしき製品が混入していた」とクレームが入り、返却されます あなたの会社では二度と同じ不良品を相手先に納入しないように、どういう過程で不良になってしまったのかと言う検証が徹底的に行われるはずです 何度も不良品を納品してしまうと会社としての信用を大きく失うことになります 小さな会社では取引を断られ、倒産につながることもあります 外観不良があるものを知らずに受け入れることはあるでしょうが、知ってて受け入れるということは絶対ないと思いますよ >3値引き販売はなぜ通用しないのか 元々が不良品だからです 例えば、きちんと調理された弁当が賞味期限が近くなれば半額になりますが、それとこれとは話がまったく別なのです きちんと調理されていない弁当が値引きして売られていても買いませんよね? 食中毒の危険がありますし 食事に行った時、フグの毒を完全に取り除いた定価のコースと、毒が取りきれてないかもしれませんと言う激安なコース、あなたはどちらにしますか? と考えれば分かりやすいかも >4消費者の立場として傷物は問題視しますか、値引きされてたら買いますか。 アウトレット商品などあらかじめキズ物であること、傷が付いていても製品の品質には問題ないことと言うのがきちんと確認できれば買います 時計の表面に傷があるのと、基盤に傷があり製品の保証が持てないと言うのとでは違うので、後者の場合は買わないです いらん詮索はするな的な回答もありますし、おっしゃるとおりだとは思いますが、「なぜ?」「どうして?」と考えることはとても大事なことだと思います 常にそう考えながら働く人、まったく考えないでただ働く人とではいずれ成長の仕方に非常に大きな差が出ます 新しい会社で働くことになった時、即戦力になるのは間違いなく前者です 何も考えない、言われなければ動かない、言われたことしかしないと言ったような仕事しか出来ない人は今は良くても、工場を辞めた時に大きなハンデを背負うことになるでしょうね
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- yokohamahope
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1.なぜちいさなゴミ、小さな傷でも不良として捨てなければならないのか 資源の廃棄という環境上の問題は十分理解したうえで、企業として利益を追求する上では廃棄が好ましいと判断しているのでしょう。 2.小さな外観不良があるものを相手がうけれいれたらどういう問題があるのか 通常の製品と同じように市場が受け入れるのであれば全く問題は無いです。 例えば、液晶ディスプレイはある一定の割合以内のドット欠けは製品特性上問題なしとして販売され、消費者に受け入れられています。 3.値引き販売はなぜ通用しないのか 全ての商品で通用しないわけではないでしょう。例えば手工芸品なんかでは値引き販売していますよね(値引きとは表示しないかもしれませんが)。 一般的に工場での大量製造製品については、正常品と傷物を分けて管理・販売しても、傷物を取り扱う営業上のメリットは(傷物も管理するために管理にかかる費用が数倍にも膨らむなどで)皆無なのではないでしょうか。 消費市場がある一定の規模であるとすると、値引き販売した傷物もその市場の内数で販売されるわけですし、純粋に傷物の管理コストを製造原価に上乗せすると正常品と価格的には遜色なかったりします。それでいて消費者には傷物というステータスで受け入れてもらう訳で、苦労多く何とやらの図式でしょう。 更には、税制面でも正常品であろうと傷物であろうと、同じ取扱いになりますし。 4.消費者の立場として傷物は問題視しますか、値引きされてたら買いますか。 これは商品によって、傷物の状態によって違うのではないでしょうか。 洋服の裏地の小さな傷は問題視しない消費者もいるでしょう。正価なら買わないが値引きなら買うと思います。 工具なんかでも1回使えば同じ様になる汚れは問題視しないですから、これも値引きなら買いますね。
- habataki6
- ベストアンサー率12% (1182/9781)
<1.なぜちいさなゴミ、小さな傷でも不良として捨てなければならないのか 製品には品質というのが存在します 見えない場所ならキズとかついていても問題になりません 仮に客からキズついているけど,といわれても 他の新品も同様についているのなら それが品質の 規格なのて問題になりません しかし 携帯電話の表面にゴミがついていたら 貴方はそれを買いますか <2.小さな外観不良があるものを相手がうけれいれたらどういう問題があるのか 価格に反映してきますから 仕事にはなるでしょうが 利益にはなりません。 <3値引き販売はなぜ通用しないのか ブランド価値というのをご存知ですか その製品が良いか悪いかなんて どうでもよく とある名前がついているだけで 高く売れてしまうのです <4消費者の立場として傷物は問題視しますか、値引きされてたら買いますか 傷物=信用できない 商品ではありません つまり 商品価値がないのです 使えるか 使えないかというより 中古と同じ感覚です。 <非常に小さなものも不良としてはじかれて廃棄されます。 工場には必ず品質担当がいますから その人を呼びつけて この製品の限度はこれくらいでOKか確認してください その人がOKといえば仮に不良と思われる製品でも良品として問題ありません。
- kyo-mogu
- ベストアンサー率22% (3398/15358)
値引き販売とかで出されてしまうと、まったく問題のない商品に対しても安い物という商品価値になってしまいます。商品価値を上げるためには小さいもので不良品として扱います。 消費者はちょっとぐらいなら問題無い商品を多く買うことになり、きれいな状態の商品をあまり買わなくなります。それだと意味が無いでしょう。 価値を高めるためのものです。 どうしても、不具合がでるものならともかく、防げる物なら防ぎたいものです。 液晶関係でも、ひとつのドットがかけても問題無い?って思えるかどうかです。これだけでも相当苦情来ますよ。 店頭でちょっとした問題が有れば、それだけで値引きされたら利益が減りますがな。店としても困る。 高級ブランドの商品がなぜ高級なのか考えて見よう。丁寧な作りをされているからこそ価値が上がるんです。
- とよ はん(@67917001)
- ベストアンサー率35% (198/556)
部品及び組立などの基準は設計基準に基づいて実施されていると思いますが、その頂点にあるのは経営理念です。 金型などで作られたり、高性能なロボットで組立られたりしても、厳密には同じものは2個存在しません。 つまり、個体差があるのです。 そのために公差というものを必ず設定しているはずです。 確かに1ロット内での公差の巾は小さいかも知れませんが、月日が異なると外気の影響をモロに受けて公差の巾が大きくなる場合もあります。 同じロットのある基準値を全数測定し、、その分布状況を見ると、すべて公差の範囲に収まっていたとしても、それが事前に不良品をはじかれたものであるか、そうでないかがわかると思います。 第三者からすれば厳しすぎると感じる基準でも、製品の総合的な影響を考えると、公差が所定の性能を十分に発揮できないぐらい積算されてしまうかもしれません。 昔の職人さんのなら、部品に個体差があっても、完成までの工程で微調整して仕上げたりしますが、今はあまりしませんし、修理などで部品を交換することを考えるとなおさらですね。 品質検査基準は設計基準完全に一致するのが理想です。 しかし、これも人が判断することですから製品になる工程が進むにつれて厳しくなり気味ですね。 厳しい品質とコストの要求は、それらを満たすための努力が技術力を高めることにもなるんです。 このような経営理念で、常に品質の安定した製品のみを提供し続ければ、やがて顧客に信頼されトップブランドとしての地位を獲得できるのです。 品質基準から外れた商品をB級品として売ることは一部の顧客にとって嬉しいことかもしれませんが、技術力を高めながらトップブランドを目指すことを理念としない企業でしょうね。 実用上問題があるかないかは、それぞれの顧客の判断です。 多少のことなら安いほうがいいとするか、いつどれを買っても期待通りの品質であるほうがいいかはそれぞれですね。 もうひとつ考えられるのは、企業の組織の連携(コミュニケーション)が悪く、問題点について常に討議する機会が少ないこともあります。 簡単に言えば、あなたの仰っている小さな傷やカスレは品質基準だけが何らかの問題で必要以上に厳しく、経営者もそれにが気付いてないものかも知れません。 中国では店頭に展示されている商品をじっくり手にとって観察してから買いますが、お店の倉庫から出してきた同じ商品であっても、その場で開梱して、再びじっくり観察して納得してからもって帰ると聞いたことがあります。 品質
- co2ro
- ベストアンサー率30% (154/499)
>1.なぜちいさなゴミ、小さな傷でも不良として捨てなければならないのか 傷やごみの大小は関係ありません。もしあなたが、購入者だったら、外観上全く問題ないものと、傷やごみが付いている製品が並んで売られていたら、何方を購入しますか? >2.小さな外観不良があるものを相手がうけれいれたらどういう問題があるのか 販売店側の不手際で、流通中や店頭展示中に傷等が生じた製品に付いては、購入者が納得(メーカの保障やサポートが無い前提)していれば基本的には問題はありません。量販店等では、製品そのものの外観的不具合はおろか、個装箱の不具合品も格安で販売しています。 但し、メーカー側が出荷時にその事実を知りながら出荷、販売した場合は、社会的信用を無くします。エンドユーザーだけをターゲットにしている会社なら一時的なバッシングを持ちこたえれば再起できると思いますが、OEMや対企業で商売をしているような会社の場合、些細な不良、不具合で倒産しても不思議ではありません(会社規模(資本や株主等)にもよりますが) >3値引き販売はなぜ通用しないのか メーカーからの出荷品である限り、完全無欠なのが当たり前です。 仮に、値引き販売をすると(しようとすると)、不良(傷やごみやごみに依るランク)内容による価格設定や、パッケージデザイン等々、間接費が箆棒にかかります。(あと、仮に、それなりに需要があったとしても、基本的には不良品であるので、安定した定期供給もできません) >4消費者の立場として傷物は問題視しますか、値引きされてたら買いますか。 2番目の回答と被りますが、納得していれば、価格次第で買うかも… でも、メーカ出荷時に不良判断されたものは基本的に購入する気になりません。
- mimazoku_2
- ベストアンサー率20% (1905/9108)
>1.なぜちいさなゴミ、小さな傷でも不良として捨てなければならないのか 消費者(購入者)がクレームを付けるから、販売店がクレームを入れてくる。 >2.小さな外観不良があるものを相手がうけれいれたらどういう問題があるのか 最近は、アウトレットと称して販売してますね。(いわゆるB級品とか、ワケアリ品) >3.値引き販売はなぜ通用しないのか 多くの消費者が嫌うのと、本来の商品の価値を下げてしまうので、問題がある。 >4消費者の立場として傷物は問題視しますか、値引きされてたら買いますか。 最初から「ワケアリ」と称していたら、選択肢の1つです。
- stingrey
- ベストアンサー率24% (18/75)
外観検査をする上で、社内の品質の良品・不良の限度、又は基準は無いのですか? 相手が受け入れる、受け入れないに関らず限度や基準から外れているものは不良品です。 それが消費者に供給されると言うことは、市場クレームになります。 まずは、外観検査を責任を持って行う。それが1番ではないでしょうか? それ以外のことは考えるべき部署があるのではないですか?
- koisi-
- ベストアンサー率23% (27/113)
小売の立場としては、様々なお客様がいらっしゃり、まさか、こんな事がクレームにって事が、大問題になりうる事もあります。 私は長年アパレルの小売業に勤めてますが、こんな事でクレームって事でも、クレームあれば、本社に報告し、本社は、 製造元に報告し、改善を求めます。 改善がなければ、工場変える事すらあります。 もし、質問者様の作られている商品の価格が高ければ高いほど、私達が見て問題無くとも、消費者の方にとっては大問題なんです。 小さなゴミでも不良として廃棄する事。 日本においては、それが生き残る術なのです。 もったいないと思うお気持ちはわかりますが、製造業として、その件は、諦め、消費者が文句のつけどころもない製品を流通させて下さい。
- chris_taro
- ベストアンサー率42% (84/198)
小さなゴミや小さな傷のあるものを、普通の商品として出すと、お客様のクレームの対象になる場合もあります。交換やら対応でコストが掛かります。会社の信用もなくします。 値引き販売をしてはどうか?商品にもよります。物やブランドによってはアウトレットとして 販売する場合もあります。割れた煎餅を安く売る場合もありますよね。 消費者の場合はどうか?消費者それぞれですし、やはり商品にもよると思います。 外観検査を任せられる人が勝手な判断や「なぜ」という疑問を持ちながら仕事するのはよくないと思います。会社の定めた要領所や基準に従って、不良を除いてください。
- RTO
- ベストアンサー率21% (1650/7787)
簡単に言うと 製品に対する信頼、ひいてはあなたの会社に対する信頼が落ち、品質面で合格品であっても今までと同じ値段で売れなくなるからです。