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新幹線車内で聞こえるカン高い音?
はやてに乗っていて気になったのですが、 大宮を過ぎて(時速200キロを超えたあたり かと思いますが)から、小さい音ですが、 ジェット機のエンジンから聞こえるような かん高い、「キーン」って感じの連続音が 聞こえるようになりますが、あれはいったい 何でしょう? 乱流による空気の振動周波数が大きく なるので、高い音として聞こえるのでしょうか? 鉄道工学などでとくに呼び名が決まって いたりするなら、その名称も知りたいのですが。 どなたかお教え下さい。
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◆Naka◆ 私もあまり詳しくないので興味を持って眺めておりましたが、あまり回答が寄せられないようなので、しゃしゃり出てまいりました。(笑) あの高速域で聞こえてくる金属音のことですよね? 列車によっては、「ヒ~~…」という甲高いかすれた悲鳴のように聞こえることもありますが、これは交流のVVVFインバータ特有の「高周波ノイズ」というやつですね。 ご存知のように新幹線は全て交流電源を用いています。 直流ではどう頑張っても時速200km以上の運転は不可能なのですから仕方がありません。 この交流電源を架線から取り入れ、動力とする際にVVVFインバータが関与してきます。 VVVFとは「Variable Voltage,Variable Frequency」、日本語にすると「可変電圧・可変周波数」と呼ばれる装置で、新幹線では300系以降組み込まれています。 VVVFインバータ装置についての技術的解説については、この↓ページをごらんになってみてください。 http://www2.jan.ne.jp/~jr7cwk/rail/vvvf/vvvf1.html さて通常交流電源は1秒間に50回、ないし60回の+-を繰り返すサインカーブを描いているのですが(東海道新幹線は60Hz、東北・上越は50Hz、長野は軽井沢まで50Hz)、VVVFインバータによって、これが車速に応じて変化させられます。 そしてこのサインカーブが完璧に美しい形をしている場合、理論的にはノイズは発生しません。 しかし実際にはこのサインカーブは微妙に歪んでいまして、高速域になるほどそのゆがみが増幅され、甲高いノイズとなって耳に入ってくるわけです。 申し訳ありません。こんな下手な解説しかできません。 もし間違い等ありましたらご指摘ください。
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- goodpro
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おそらく、大宮過ぎてというのは、こちらのことでしょうか? 下のURLより E3系新幹線電車(秋田新幹線こまち・山形新幹線つばさ)>定速 30秒 東北新幹線北上付近 00年5月録音 のリンクをクリックしてみてください。
お礼
こんなページがあるんですね。 これはこれで参考になりましたが、 ジョイント音とか、通常聞こえている 風を切る音以外にキーンって音が かすかに聞こえるんですね。
お礼
VVVFは名前は聞いたことがあります。 このキーンって音なんですが、出入り口扉付近で よく聞こえたので、外からの音と思い 込んでいたのですが、内部の可能性大と いうことですね。だとするとモーター車か そうでないかで音の聞こえ方が違うはずだと 思いますので、今度乗ったとき、注意して聞 いてみます。 詳しいご説明、HPのご紹介有難う御座いました!