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空包発射型ライフルグレネード、空包はいつ装填?
ミリタリー関連はこちらに上がっていることが多いようなので質問させていただきます。 発射のために実包ではなく専用空包を使用するライフルグレネードを使用する場合、空包の装填は a)あらかじめマガジンの初弾に装填しておく(または発射時にマガジンをいったん抜いて空砲をマガジンに装填) b)発射時に手動でボルトを開いて排莢口から手装填 のどちらになりますか。 単純な準備射撃的な使用(グレネード打ち込んで突入)でなく、戦闘の最中でグレネードと銃弾を共に使用する局面(広い範囲を移動しながらの制圧など、グレネード→突入の繰り返し)でどのような操作になるのか知りたく質問いたします。
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第一次世界大戦までは塹壕戦でした、この陣地対この陣地という戦い方。 これが第二次世界大戦になってから、移動しながらの戦い方になりました、これも基本的には開けた場所での戦い方(障害物を利用するのは言うまでもありませんが) これがベトナム戦争になった時に一変しました、ジャングルで相手が見えない状態での打ち合いです。 手りゅう弾や迫撃砲など撃とうにも頭上を木々が生い茂りそれらを投げられない、発射できない状態での戦闘です。敵を探しながらゆっくりと進み、出会い頭での戦闘開始です。 打ち合いが始まった時に優勢になるには的確な位置に大量の弾丸を送り込むことですが、銃を左右に振って撃ちますが、左に銃を振ってる時は右側が無防備ですから、そこから撃たれると終わり、右も左もまんべんなく打ち返せばいいですが、携行する弾薬量にも上限がありますし、時間が掛かります。 そこでライフルグレネードを水平射撃して、広い範囲を一気にドカーんと。 その間に銃を構え敵に向かって、射撃が開始されます。 接近戦での戦いが主流になりましたので、いかに最初に相手よりも強い力を与えるかが重要になってきました。だからショットガンを併用したり(M-203のように銃下にショットガンを装備する者も居たぐらいです) 想定する戦闘の方法が変わりましたので、ライフルグレネードの使用も変わり、無くなりました。
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>マズル装着式のライフルグレネードを採用している(他の質問からの情報)軍事組織の場合、そもそも数を打つ局面は想定していないということでよろしいのでしょうか。 #4さんが書いているとおり、戦う場所が変わり、戦い方が変われば、武器の使い方も変わります。 この手のヤツの場合、地面にストックを当てて、背伸びをして銃口アダプタにグレネードを差し込み、横に付けた照準尺で照準して、ほぼ当てずっぽうで撃つことになります。 歩きながらとか、手や腕で保持して撃てるような反動ではありませんので。 ウィキのM1の写真と同じ姿勢ですね。 だからこそ、廃れて、後込式の40mm擲弾が出てきたわけですね。 物は重いですし、数はそれほど携行できないでしょう。 みんなで持ってもらえれば良いですが、長距離では最初に捨てられるでしょうね。 アダプタを無くせば役に立ちませんし・・・ また、殺傷範囲もたかがしれていますから、面で制圧したい場合は火砲の要請をした方が効果的です。 威力偵察または、機関銃陣地や狙撃兵への制圧が精一杯だと思います。 元々は手榴弾です。 手榴弾では投げられない距離を飛ばそうとした物で、威力を増す意味では出来ていません。 数十年前の記憶ですからあやふやです。 実弾も撃てたような気はします。 が、実際には撃つことはありません。(安全管理上) また、銃剣が取り付けられなかったような気がします。 白兵戦が出来ないのなら、数を揃えることが出来ませんね。負けが確定ですから。 ライフルグレネードより、無反動砲やロケットの方が、精度良く、威力も強く、運用も安全で数が揃えられます。 運用はやったと思うのですが、それほど華々しい話を聞かないところを見ると、気休めの域を出なかったのかな。と思います。
お礼
再度の回答ありがとうございます。 撃てないわけではないが、大幅に性能低下するため機能特化したランチャー(+射手)とライフル(+一般兵)に分かれ、ライフルグレネードは廃れたという認識でよろしいでしょうか。 回答No.3へのお礼に記載しましたが、手元の資料は写真や映像から銃器を識別するためのもので運用面まで触れていないため、今回の回答はおおいに参考になりました。 回答順の関係で回答No.2(および3,4)の方を今回はBAとさせて頂きましたが、実体験?に基づく回答に感謝いたします。
銃口の先端にはマズルブレーキがついてるのはご存知ですよね? 最近はフラッシュサプレッサーと兼用になっていますが http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%BA%E3%83%AB%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%AD アダプタを装着したままだと、この機能を損ないますから連続しての銃の発射や命中を高めた射撃ができません。 性能を持った物を(銃を)性能を落とした状態で使えば、威力を発揮できませんから効果的に運用できません、またマズルフラッシュから敵にこちらの位置が悟られて攻撃を受けてしまう事にもなります。 私はここに居るから撃ってねー、状態になります(^_^; 現在、空砲発射型及び実包発射型のライフルグレネードはどこの国でも使っていません。 M-79のような榴弾発射機やM-203のようなタイプに変わりました。 携行銃をライフルグレネード化させるよりも榴弾発射機を持ち替えるほうが早いからです。 持ち替えるのもままならない状況で運用からM-203のように銃身の下に取り付けて使い分けるタイプが今は主流となっています。
お礼
再度の回答ありがとうございます。 手元の銃器識別用資料が古く(最新のもので2008年刊行)、あくまで写真などからの識別を目的とした資料のため運用に関する情報は記載されていないので >現在、空砲発射型及び実包発射型のライフルグレネードはどこの国でも使っていません。 これについては知りませんでした。 他の方の回答も察するに、NATO式?マズル直差しのグレネード(当初、質問ではこれを想定していました)も廃れたと踏んでよさそうですね。
その2者ならAです、排莢口から装填できませんから 戦闘時においてライフルグレネードを使う銃者は、グレネードの発射後に即、実射態勢はとれません(マガジンの初弾が空砲でその後に実包を詰めたとしても)グレネードの発射用のアダプタを取り外さなければ、使用した銃の発射はできません。 だから身を守る為に従者を従えます(もう一人が撃っている間に準備する)また、ライフルグレネートを撃つ者に対しては、一般兵であっても拳銃等の個人武装を所持する事が可能です。
お礼
回答ありがとうございます。 こちらのミリタリー知識はFPSやアクションフィギュア収集からの派生したものですので非常に浅い物となります。 これも疑問の1つなのですが、回答中にある >グレネードの発射用のアダプタを取り外さなければ、使用した銃の発射はできません。 グレネードランチャーの内径の方がバレル内径よりはるかに大きいと思うのですが、これができない理由も教えて頂ければ幸いです。(最近はマズル直結のグレネードもあると知りましたが、やはり一緒でしょうか)
64式の場合、手動単発で装填です。 まぁ、1発しか体験的にはやらないからですけどね。 物が古いので、ちょっと衝撃を加えるだけでノッチが変わり、射距離がとんでもないことになる代物でした。 また、レギュレーターは閉じてあるので、ガスシステムは作動しません。 よって、排莢は手動です。 ほかのヤツは分かりませんが、手動が妥当だと思いますよ。 そんなにバカスカ撃てるのなら、M203やM79なんて要らないでしょ。 無いよりはマシだから使うけど、あまり信用は出来ません。
お礼
回答ありがとうございます。 こちらのミリタリー知識はFPSやアクションフィギュア収集からの派生で非常に浅い物となります。 グレネード用空包使用時に単発手動で作動させるのはわかるのですが、その空包弾の装填方法がイメージしずらいため今回の質問となりました。 回答に64式とあるので自衛隊を例に出しますが、自衛隊のようにアンダーバレル式ランチャーではなくマズル装着式のライフルグレネードを採用している(他の質問からの情報)軍事組織の場合、そもそも数を打つ局面は想定していないということでよろしいのでしょうか。
お礼
詳細な回答に感謝いたします。 本質問を締め切るにあたり、回答No.1(および5)の方とどちらをBAにするか迷いましたが回答順序が先ということでこちらをBAとさせていただきます。