No4です。費用ですが、初心者講習会と試験の申し込み費用が6800円くらいです。
これに合格すると講習終了証明書がもらえますので、この証明書を持って銃砲店へ行き、ここで自分が購入したい銃を予約します。予約の時に銃の値段の1割くらいを先に支払います。もし警察から許可が出なかったときには、この払った1割のお金は銃砲店に没収されます。
予約が完了すると、銃砲店は「譲渡承諾書」を発行してくれます。この譲渡承諾書と10数種類の書類を準備して所持許可申請をします。この中には医師の診断書も必要です。この費用は3000円くらいから、数万円取られたなどの話も聞きますので、銃砲店で安く診断書を発行してくれる医師を教えてもらってください。
この所持許可申請手数料は10500円です。
これまでは空気銃の場合です。散弾銃の場合は上記に加えて「教習射撃資格認定」の手数料が8900円。
教習に使う実弾を買うための「火薬等譲受許可申請」の手数料2400円。この許可証で300発まで購入可能となっていると思います。弾は1発30円から50円くらいでしょうか。
そして射撃場で教習を受ける受講料が25000円。
空気銃を含めて銃のレンタルは認められていません。自分の銃として責任を持って使用保管することが義務付けられています。保管も自宅にガンロッカーを設置して、すべて自分で保管するのが原則ですが、銃の保管業者として許可を受けている銃砲店なら、1年間数千円から2万円くらいで保管してくれます。
あまり事前に詳しく下調べすると、あまりのハードルの高さにくじけそうになりますが、1つ1つクリアしていけば難しいことは何も有りません。
日本の法律では「銃の所持を認めない」となっています。ただし警察など仕事に必要な場合、または特別に許可を受けた場合は所持できるとなっています。この特別な許可をもらうのですから仕方ないですね。
私の住んでいる県では人口が約140万人で、銃を所持しているのは約1200人です。この1200人に入ったわけですので、それなりの誇りを持って事故を起こさないように安全第一で射撃を行っています。
銃の所持は年々厳しくなってきています。そのため銃所持人数も減少の一途です。ぜひ許可を取得されて、新しい世界に入ってこられるよう願っております。
お礼
とても詳しく分かりやすく説明下くださってありがとう御座いました。 将来的には、料理店にジビエ料理の材料として使ってもらえるように鹿・野鳥を撃ってみたく思っています。