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グレネードランチャーはなんで発射音が静かなんだ!?
グレネードランチャーを撃っている動画を見ましたが、銃とおなじように火薬で飛ばしているのになぜあんなに発射音が小さいのでしょうか。教えて下さい。あ、小銃の銃口にセットして撃つやつではなく、肩あてがついていて銃の形になっているやつです。
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>肩あてがついていて銃の形になっているやつ M79グレネードランチャーの事でしょうか? 【参考URL】 M79 グレネードランチャー - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/M79_%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC M79グレネードランチャーに使用されている弾は40mm×46グレネード弾で、M16系列のアサルトライフルのバレルの下に取り付けるM203グレネードランチャーも、この弾薬を使用しています。 【参考URL】 40mmグレネード - Wikipedia > 1 40mm×46 http://ja.wikipedia.org/wiki/40mm%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%89#40mm.C3.9746 M203 グレネードランチャー - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/M203_%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC グレネード弾は小銃弾と比べて格段に非常に重いため、もしそれを銃弾並みの速度で発射したのでは反動が大きくなり過ぎて射手が耐えられません。 又、もしも高速で発射しようとすると、そのためには火薬の燃焼ガスの圧力を高くしなければならず、その高圧に耐えるためには銃身の方も肉厚の頑丈なものとしなければなりませんから、ランチャーも重くなって携帯や取扱いに不便な上に、狙いも付け難くなってしまう恐れがあります。 元々、グレネードランチャーは、手榴弾を投げるには遠過ぎて、迫撃砲で狙うには近過ぎるという中間の距離に榴弾を撃ち込むために開発されたものですので、あまり遠くまで弾を飛ばす必要が無かったため、装薬(発射用の火薬)の燃焼圧力を低く抑える事で弾の初速を低く抑えています。(このため重心も肉厚が薄く軽量なものとなっています) 小銃の場合は、弾を高速で飛ばすために装薬の燃焼ガスの圧力が高く、弾丸が銃口から飛び出すと、それと共に高圧のガスが銃口から噴き出し、1気圧の大気中で膨張します。 音は圧力の変動が空気中を波となって伝わって行くものなのですから、膨張ガスの最初の圧力が高く、量も多いほど、音が大きくなります。 一方、グレネード弾の場合は、ガスの量は小銃と比べれてさほど多いものでは無い上に、装薬の燃焼圧力(燃焼ガスガスの圧力)は格段に低いものとなっています。 【参考URL】 高低圧理論 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E4%BD%8E%E5%9C%A7%E7%90%86%E8%AB%96 そのため、ガスが銃口から噴き出した後の膨張する割合が比較的小さく、あまり大きな音とはならない訳です。
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初速が遅く、普通の銃ほどの圧力を必要としないから。 弾丸が、銃口から出たときの発射ガスの勢いが、それほど勢いよくないからです。 ただ、映画ほどには小さくないです。
音は音をぶつける事で小さくなります・・・反響させてぶつけ合わせ銃の中で消音を施してる・・と推測出来ます・・ 最近は そのぶつけ合う消音の工夫で 愚痴等を吐ける壺が売られてますよね・・ 多分 内部構造が同じなのでしょーね
お礼
ありがとうございます!
お礼
とても詳しく教えて下さってありがとうございます!