- ベストアンサー
『結構だ』の意味とは?予約時のトラブルの原因とは
- 「結構」とは、「申し分ない。満足だ。」という意味です。
- 結構ですは断るということではなく、「私は、今入っているお水で”申し分ない。満足である。”と言う意味なのです。
- 予約時の会話での「結構です」の意味が異なっていたため、問題が発生した可能性があります。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
私見ですが、「結構です」というのは「今の状態で満足している」という意味なのだろうと思います。 「お水はいかがですか?」→「結構です。」は、「お水を継ぎ足していない今の状態で満足です」という意味になるのでしょう。 これがたとえば「いや~結構ですね~♪」という感嘆の声で応じたとすれば、どうでしょうか。 この場合は、「お水はいかがですか?」と聞いてくれた、「相手の気遣いが為されている状態」を「今の状態」と客が認識していることになります。 つまり、「水が欲しい」という意味になるはずです。 「5月3日ですね。少々お待ちください。・・・・・。 その日ですとカウンター席ならお取りすることが出来ますが」 「カウンターですか。・・・、うん、結構です」 という会話の場合、 【今の状態とは何を指すのか】という点でお互いの意志の疎通ができていなかった、ということになると思います。 お客さんの側は「カウンター席なら予約できるという状態」を、「今の状態」と想定して会話を続けていたので、「結構です」は、「カウンター席を予約できるという状態」に対して満足である、というつもりで言った。 つまり、「カウンター席を予約したい」という意味。 しかし、「カウンターですか。・・・、うん、結構です」という表現を、店側は、 「カウンターですか。あまりカウンターは好きじゃないんだよね・・・どうしようかな・・・、うん、結構です」 というニュアンスで受け取ったわけでしょう。 この場合の「今の状態」とは、「カウンターしかないので予約を迷っている状態」を指すと認識されても仕方ありませんから、「結構です」は「予約しない状態で満足です」という意味になってしまいます。 どちらに非があったかといえば、ご提示の会話内容を前提にした場合、国語的には客側にあったとわたしは思います。 「・・・」の迷いを払拭する言葉を付与しなければ、予約する意志はないと判断されても止むを得ません。 「カウンターですか。・・・、うん、それでも結構です」 「カウンターですか。・・・、それで結構ですからお願いします」 のように言うと正しく伝わったと思います。 国語的にはこのように考えるのが妥当だと思いますが、顧客あっての商売ですから店側としては、 「カウンターですか。・・・、うん、結構です」に対して、 「ありがとうございます。(または、恐縮です。)カウンターをご予約いただけるということでございますね」などと肯定的な確認をするのが適切な対応であろうと思います。 ご質問の例では、店側は国語的には勝ったが商売的には負けた、と言えるでしょう。
その他の回答 (2)
- cxe28284
- ベストアンサー率21% (932/4336)
「結構」は文章の前後とか流れとか、で用法が変わってきますね。 A,申し分のないこと、よいこと茶道でもお茶をいただくとき「結構なお点前です。」 というほめ言葉を使います。新しい家に招かれたら「結構なお住まいですこと!」 B,これ以上は望まないこと、十分。 たくさん。「もう結構です」 「ええ結構ですよ」といえばそれで十分だ。 「カウンターですか。・・・うん結構です」 でも昨今結構ですは「もう十分だ」というニュアンスから「もういりません」 と断る意味に転嫁している場合もあるし 間違った使われ方でも多数の共通語になっている傾向もあります。 結構ですは「それでお願いします。」とか何か肯定する用語を付け足すかしないとおもいます。 もう一度確認しなかったのは相手の落ち度ですが、 しばらくのためらいの間があったので余計分かりずらい「結構です」になったのでしょうね。
お礼
「間違った使われ方でも多数の共通語になっている傾向もあります。」だから 「結構ですは「それでお願いします。」とか何か肯定する用語を付け足す」ことが 大事なんですね。 そうですね、ちょっと間があっての「結構」だったし、なにも 補足なしですから、「不要」にとられても今の時代では普通なんですね。 ありがとうございました。
- skip-man
- ベストアンサー率22% (344/1529)
あなたが,冒頭に書いているように, >>今入っているお水で”申し分ない。満足である。”と言う意味なのです。つまり満足しているので、つぎ足すのを断る<< の断るは,サービスする側から見れば,満足でも不満足でも,キャンセルする行為としては同じです。 大抵の方は,「結構です」=「必要有りませんキャンセルします」の意味で使われています。 例文で予約しようと言うなら「それで,結構です」と相手の提案を肯定する一言を入れるのがいいと思います。
お礼
「満足でも不満足でも,キャンセルする行為としては同じです。」 この回答、すごく頭の中にすとんと落ちました。 なるほど。この着眼点で考えればクリアーになります。 ありがとうございました。
お礼
みなさんとてもスッキリくる回答でしたが hakobuluさんの説明でよりクリアーになりました。 「カウンターですか。・・・、うん、それでも結構です」 「カウンターですか。・・・、それで結構ですからお願いします」 そう言うべきでしたね。私どもが国語的にまだまだ勉強不足でした。 ただhakobuluさんがおっしゃってくれたように、商売的には私どもとしては ちょっと自業自得な部分を差しひいても残念な経験をさせられた感は否めません。 後日談ですが実際レストランは大変美味しかったし、どうやらカウンター席が売りのお店でもあったので 結果的にはいいレストランでした。