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酒乱は医学的には”病気”に分類されるのでしょうか?

お酒を飲むと本人の意思とは関係無く?暴力的(言葉も含め)になる人って 男女限らず存在すると思うのですが、こういう性質?性格?は 医学的には”病気”と判断されるのでしょうか? それとも単に本人の自覚の無さ・だらしなさが原因で病気ではないのでしょうか? お教えください。

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  • aokisika
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回答No.2

人間の精神構造はいくつかの階層に分かれています。 一番奥にあるのがおそらく本能的な、「うまいものを食いたい」とか「女とやりたい」とかいった部分です。これを理性の階層が抑えています。 アルコールというの一種の麻酔薬です。一般に麻酔薬は、まず最初に理性の階層を麻痺させます。するとその下にあって理性で抑えられていた本能の階層が表面に出てきます。かつて一酸化窒素ガスが麻酔薬として使われたことがあります。このガスを吸入すると理性が弱くなるので、多くの場合陽気になって笑い出します。そこで別名笑気ガスと呼ばれています。映画「メアリー・ポピンズ」で、なんとかおじさん(だったかな?)は笑うと体の中に「笑いガス」がたまって体が浮き上がる、というシーンがありました。これは昔の笑気ガスが一般の人に「笑いガス」として知られていたので、それをもじったものです。 アルコールも麻酔薬の一種なので、これを飲むと理性がマヒして本能の階層が表面に出てきます。このとき、本能の階層というのは、エネルギーのタンクの様な性質があります。理性によって押さえつけられているエネルギーがたくさんあると、たくさんのエネルギーが噴出します。溜まっているエネルギーが少ない人は、理性がマヒしてもあまり沢山のエネルギーは噴出しません。理性の抑圧が強い人は、日常生活の中で本能のエネルギーが外へ出ないので、たくさんのエネルギーが溜まります。このような場合にはアルコールで理性がマヒすると、溜まった本能のエネルギーが噴出します。 いわゆる「すけべ」な人は、普段から本能のエネルギーを少しずつ外へ出しているので、あまり溜まっていません。こういう人はお酒を飲んでも普段より少し余計にスケベになるだけです。しかし、まじめな人はエネルギーが溜まっているので、理性がマヒするとかなりスケベになったり暴力的になったりします。普段との差が大きいので酒乱と呼ばれるようになります。 ところで、理性の抑圧がとても強い人の中には、理性があまりにも強いために、お酒を飲んでも理性があまり麻痺せず、本能のエネルギーが外へ出ないで溜め込まれてしまいます。このような人の場合、お酒以上に強い何かがあって、理性がマヒすると、溜まりに溜まったエネルギーが爆発的に噴出して、「粗暴」というレベルを超えて「犯罪的」なレベルにまで達し、極端なときには他人を傷つけ、あるいは殺してしまうような場合もあります。 「あのまじめでおとなしい人が、そんな恐ろしいことをするなんて信じられません。」 というような凶悪な犯罪はこの様なメカニズムで引き起こされるという説もあります。

IKUYOSHI
質問者

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回答ありがとうございました。

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  • rokutaro36
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回答No.1

アルコール症です。 それが病気なのか、個性なのか…… その境界は不明瞭ですが、 酒乱の傾向があるならば、そもそも飲むべきではない。

IKUYOSHI
質問者

お礼

回答ありがとうございました。

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