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精神的な病気なんですか？
こどもの頃、言葉の暴力（怒鳴る、否定的なこと、縛り付けるようなこと）を受けることが多かったです。 私の性格自体も怖がりで気が小さいので、家庭では言いたいことも言えずびくびくしていました。 社会人になっても人に自分の意見を聞かれるといつも同じような感覚になり（喉のところで言葉が引っ掛かるような感覚で、それ以上言葉があがってこない感じ）上手く言葉で伝えられないです。 人の目を気にして意見を合わすことが多いです。 これって精神的な病気なんですか？
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73歳男性です。 >これって精神的な病気なんですか？ ⇒病気ではありません。 誰でも、持って生まれた「性格」と「気質」に、育つ過程で受けた色々な刺戟が加わって、周りの環境からの刺戟に対するその人独自の「反応方式」が形成されます。 あなたの場合も、それであって、病気ではありません。 あなたが気にしているあなたの状態を改善するには、もっと、「自信をつける」ことや、「世の中に対する恐怖感を払拭する」ことが必要だと思います。 「びくびくする」のは、何か、自分に攻撃が加えられるのではないか、という漠然とした「恐怖心」が原因です。これは、生育過程で受けた言葉の暴力（怒鳴る、否定的なこと、縛り付けるようなこと）が影響していると思いますが、この影響から逃れる方法をご説明いたします。 (1)子供の頃は、暴力的な言葉をぶつけられると、その暴力性に恐怖を感じて、言われている内容が不当なものであっても、その不当性に気付かず、むしろ、全部「自分が悪いのだ」と思い込んでしまいます。 こうやって、自信をなくし、世の中が怖いものだという印象が心に植え付けられていきます。 （でも、「自分が悪い」とか「世の中が怖いものだ」ということは、全く根拠のないことなのです。） (2)しかし、大人にまで成長した今、あなたには「冷静に考える力」は備わって来ているのです。 ですから、この力を信じて、今一度、かつて浴びせられた暴力的言葉の内容の不当性を、冷静に振り返ってみるのです。すると、あなたには、なにも自分を卑下すべき点はないことに気付くでしょう。 (3)それらの暴力的言葉は、それを発した大人のエゴや欲求不満の捌け口として、弱い立場のあなたにぶつけられた、何の根拠もない、ある意味、大人の愚痴・妄言・タワゴトにすぎないのです。 被害を受けたあなたにとっては、深刻な問題だったのですが、「空虚な妄言」だと悟ったとき、もう、そんな言葉にいつまでも呪縛されていることが馬鹿らしく思えてくると思いますし、また、事実、馬鹿らしいことなのです。 (4)そう思った瞬間から、あなたは、そんな言葉の呪縛から解放されるのです。 何の根拠もない言葉・妄言は、過去の遺物として記憶の外に放り投げ・捨て去って、これからの自分は、そんな言葉に束縛されずに、自由に、自分の人生を楽しむ権利があるのだと、自分に言い聞かせるるのです。 (5)次に、世の中は、本当に、そんなに怖いところでしょうか？ 勿論、悪い人間もいますし、自然災害もあります。 しかし、善意の楽しい・良い人たちも沢山います。 自然界を見渡すと、自然には厳しさもありますが、また、美しさもあることに気付くでしょう。 美しい青空、青い海、果てしない星空、美しい花々、等々・・・。 大自然の美しさに触れてください。そうすると、人間世界のちっぽけさに気付き、日ごろの出来事も、永遠の大宇宙と比べると、取るに足りない小さなことと思えてきて、気持ちが大らかになります。 宇宙の成り立ちは、ある一瞬の一時点にごく小さな宇宙から始まり、どんどん膨張して今の宇宙が形成され、今でも膨張を続けているそうです。 今後は、どんどん膨張を続けて行くという説と、ある時点で膨張が止まりそこで安定するという説と、ある時点で膨張が止まった後、今度は縮小に転じやがて消滅するという説と、色々ありますが、一体、どうなるんでしょうかね。 また、この地球上には、何百万種という生物が、それぞれの命を一生懸命に生きています。 これら、大宇宙のこと、地球上の生命をこの地球が支えてくれていることなどを考えると、この世界は、基本的に、そこで生きる生物に好意的だとは思いませんか？ そう思えば、この大宇宙に身も心もゆだねて安心して生きて行こうではありませんか。 「天命に安住せよ」という言葉が、私は、好きです。 (6)生まれてきた命はいつかは消滅します。 しかし、生まれて来た以上は、与えられた命を、善良に、かつ、精一杯生きて、その命の一生を楽しむのが生まれて来たものの勤めだと言われています。 そういう気持ちになるためには、人間が生きているこの大宇宙のこと、大自然の事、何百万種と言う地球上の生物の事、世界にはいろんな人種がいて、善人・悪人、いろんな人間がわいわい・がやがやと生活していること、などなど、もっと、目を広く世界に向けて、いろんなことを勉強してください。きっとこの世界に興味が湧いてくることと思います。面白い事も沢山ありますよ。 そうすると、自然と、あなたも、人の目を気にしたり、言葉が出てこなかったりということはなくなると思います。 気持ちを大らかに持って、いろいろ苦しいこともありますが、出来るだけ人生を楽しんで欲しいと思います。あなたの人生はこれからですよ。 最後に、私自身、読んで元気付けられた本をご紹介いたします。 『中村天風 心を鍛える言葉』（岬龍一郎著、PHP文庫） 『生きてるだけでだいたいOK』（マギー司郎著、 講談社 刊） (7)なお、もし、あなたが心の問題を扱う医療機関の受診を考えられるなら、カウンセラーと心療内科と精神科の違いを良く理解しておくことをお勧め致します。 私の知る範囲で言えば、 ・カウンセラーというのは、ひたすら患者に喋らせて、患者自身が、喋っている間に、自分で問題点とその解決方法に気付くのを待ち、そのことによって、問題を解決して行くのだそうです。 時間がかかりますし、結局は、自分が気付いて気分で解決していくのです。 ・心療内科は、あくまでも内科ですから、例えば胃が傷むとか、顔がほてるとか、の内科的症状が先にあって、その原因としてストレスとかの心の問題が考えられる場合に有効で、心療内科の医師は、必ずしも、精神的な病気に深い専門的知識がある訳ではありません。精神的な病気で扱えるのは、せいぜい、軽い鬱病程度です。これも本当はキチンとした精神科の医者にかかる方が良いのです。 ・精神科は文字通り精神の病気全般を専門的に扱いますので、もし、何か、心の問題で相談したいと思うなら、カウンセラーや心療内科ではなく、まずは精神科を受診するのが一番良いと思います。 以上、長くなりましたが、何らかの参考になれば幸いです。 どうぞ、元気を出して、大きな気持ちになって、これからの人生を楽しんでください。 あなたにはその権利があるのです。 人生は苦労も多いですが楽しみも多い、とても味わい深いものですよ。・・・人生の終わりが近づいた、一老人から、若いあなたに贈る言葉です。 お幸せを祈ります。
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こんにちは。 神経的か心因的と言うレベルだと思えます。 遠因としては御気付の事が理由なのでしょう。 貴方の状態をよく説明し、解るカウンセラーによるカウンセリングを 受けられたら良いと思います。 改善方法のひとつ？でヒステリー球の場合は”そうですね～” で、ひと呼吸。ア～、エ～、で話をツナグ。 歌はお好き？大きな声で歌えるカラオケルームもお試しください。 歌では、か行などの濁音がギぐげゴに直す、などしてみてください。
お礼
回答ありがとうございました。 自分にできることから行動おこしていくこともできそうですね。人と話すときに少し意識してやっていこうとおもいます。ありがとうございました。
- gib45
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例えばの話ですが喉にトゲが刺さったままだとします。 そのトゲのせいで上手にく言葉が言えない。 同じ痛みを受けるのが怖いなど・・・。 それを病気と言い切れるでしょうか？ 現在の貴方はまだトゲが残ったままです。 そして自力でトゲを抜く人もいれば、抜けない人もいます。 なにが言いたいかと言えば貴方の心の傷を貴方自身が 癒すのが困難であれば他の人に治療を求めるべきです。 ですがその治療に素人が関わるのは危険を孕みます。 なので、そのトゲを抜いてもらうためにプロの医者に見て もらってはどうでしょうか？ 早い話がカウンセラーに貴方の現状を教えてもらい 把握してトゲを抜くのです。 ＞精神的な病気なんですか？ とありますがトゲ程度であっても放置すれば炎症を起こし 悪化する可能性もあります。それが私の思う精神病だと思いますよ。 つまり貴方は一種の病気に掛かる原因を持ってるかもしれないと 言うだけです。 これからの長い人生でトゲを放置したまま生きるのは時間の無駄です。 トゲを抜いて上手く話せないのをこれから治すためにも カウンセラーに相談してみてはどうでしょうか？ 精神的な傷は誰でも持っています。精神科と言うと抵抗のある人が多いでしょうが 悪化を予防するのも重要な治療法だと思いますよ。
お礼
回答ありがとうございました。 喉にトゲがささっているというのはなんだか納得できます。 確かに昔のことがまだトゲとしてささっている感じです。プロのかたに吐き出すことも考えていきたいと思います。ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございました。回答者さまの文章を読んでいて涙が出そうになりました。今の私の感じていることを代弁してくださっているように感じました。それからもっと広い場所に視野を写していくことは、考えになかったです。自然や世界などに目を向けると確かに今の自分が悩んでいることも小さく思えてきます。すこし考え方を変えながら過ごしてみることにしますね。 それでもつらくなるときはプロの方にも助けてもらおうかなと思います。 ありがとうございました。