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手術中、手術後の酸素吸入の意味
麻酔による影響で呼吸状態が低下するからしてるんですか?看護学生してるんですけど、その課題だけ残ってしまって・・・自分なりに調べたのですがわかりませんでした。
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ちょっと補足です。 基本に戻って、酸素療法の定義を 「種々な原因による無酸素症・低酸素症の予防または治療の目的で、高濃度の酸素を吸入させること」 だとすれば、予防と治療の2つが出てきます。 術直後に起こる呼吸不全は、疼痛による呼吸抑制・麻酔薬、筋弛緩薬の作用遷延による呼吸抑制・気道閉塞が多いといわれています。 PaO2を低下させるものとして、 肺胞低換気(PaCO2の上昇) この中には、拘束性(呼吸抑制)1.疼痛 2.麻酔薬・筋弛緩薬の効果遷延 3.胸水貯留と 閉塞性の1.気道閉塞 2.喘息 3.肺気腫があります。 もう一つ、酸素化障害(PaO2の低下または変化なし)では、 1.肺炎 2.肺水腫 3.無気肺 4.ARDS(成人呼吸窮迫症候群)です。 それから、大きな手術になると、出血量が多くなり、ヘモグロビンの量が少なくなります。酸素を運ぶヘモグロビンの量が少なくなれば・・・どうなるか、考えてみて下さい。 もう、学校も始まってしまいますね。 お役に立てればよいのですが・・・。
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- lovery-nones
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ほかの方も書いているとおり、酸素化という言葉がキーワードかと思います。麻酔薬は呼吸中枢を抑制します。さらに、筋弛緩薬は、自発呼吸を消失させます。酸素化(簡単に言うと、ガス交換でしょうか)が、適切に行われないと、体の中の組織は酸素不足になってしまいます。酸素不足は体にとって、非常事態です。低酸素血症や高炭酸ガス血症を引き起こします。(これは調べてみましょう)このため、手術中はパルスオキシメーターで、末梢の酸素濃度を見ながら、麻酔器を通して酸素を供給します。 あまり、参考にならないかもですが、実習で手術見学をこれからなさるのでしたら、是非その辺も注目するといいですよ。ほかにも病棟ではお目にかかれない、機械もあったりします。頑張って!!
- matya7
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麻酔侵襲についての関連図は、私も以前、色々と探しました。これが、ないんですよね。 学生だということは、この関連図さえ入手できれば、解決するといったところでしょうか。 手術で、呼吸に関連するものは、麻酔・体位・体温・手術です。 全身麻酔でいうと、麻酔をかける時に使用する麻酔器という器械がありますが、これには安全装置が付いていて、麻酔ガスだけを流すことは出来ません。酸素が全く送られないという状態にならないようにするためです。 麻酔導入に関しては、脱窒素・酸素化・麻酔薬がキーワードになります。麻酔中は、酸素化、これに体位・体温・手術が加わります。 手術後は、呼吸機能もそうですが、挿管の影響・体温・疼痛などが関わってきます。麻酔の影響でシバリングがあれば、酸素消費量が多くなりますから。 麻酔や鎮痛に使用される薬も重要です。 低酸素を起こす要因は山のようにあります。 まず、低酸素症状を起こす要因をピックアップしてみてください。NICや標準看護計画といったもので、ケアや観察項目に挙がっているものから、逆に考えていくという手もあります。 ダイレクトな回答が出来なくて、すみません。 頑張って下さいね。
- amagurichan
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いろんな意味にとれるので詳しい状況がわからないんですが、 全身麻酔ということならば延髄も麻痺しますよね? ということは呼吸も停止してしまうので挿管しないと… っていうことでしょうか? 違っていたらごめんなさい。
補足
周手術期の看護という課題で出され、酸素吸入の意味が項目として挙がっていたので、単純に麻酔の影響かと考えてしまったのですが・・・。色々文献で調べてみたものの、適切な答えが書いてあるものとめぐりあうことができませんでした。手術期では、いくつかの酸素吸入の目的があると思いますが、私は麻酔の影響しか考えることができなかったので、麻酔からの影響もあわせ、酸素吸入の目的を教えていただけたら助かります。