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【相掛かり】▲1五歩突き越し型VS棒銀

以下のサイトの「相掛かり▲1五歩突き越し型」について質問があります。 http://www.shogi-chess.net/senpouzukan/tactics029.htm このサイトの図1では、後手が14手目△3四歩とした場合について書かれていますが、もし相手が14手目△8三銀として棒銀で攻めようとしている場合はどうすれば良いのでしょうか? この場合でも△1五歩として大丈夫なのでしょうか?

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  • mekuriya
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回答No.1

▲1六歩(13)に▽8三銀と応じるのは一目、有力そうです。▲1六歩を緩手にしようと後手番ながら棒銀で積極的に主導権を握ろうという意味ですね。むしろ解説手順の▽3四歩~▽6四歩~▽6三銀の方が、いかにも無為無策という感じで違和感があります。▽8三銀に対しても本譜のように進めるなら、▲1五歩▽8四銀▲3八銀▽9五銀▲7六歩となります。そこから当然、▽8六歩▲同歩▽同銀ですね。もう▲8七歩では受からないし、▲3六歩なんてやると▽8七銀成で酷いので、▲6六角と交わす一手です。▲6六角にも調子に乗って▽8七銀成なんてやると▲8三歩▽同飛▲8四歩と連打の歩の手筋でしびれます。飛車を逃げると成銀を只取られしてしまうので勢い▽7八成銀とするほかありませんが、▲8三歩成▽7九成銀▲7七桂は後手不利です。二枚替えの駒割は後手の得ですが、8三のと金が大きい。先手玉には4八~3九の遁走ルートがあるので攻めきれない感じです。▲6六角には▽7五銀▲同角▽8九飛成の強攻が良さそうです。▲8八銀打で受かればよいのですが、▽3四歩で▽8八角成を見せられると、意外と受けが難しい。▲6六歩だと▽8七歩▲同金▽6七桂。▲6八玉▽8八角成▲同銀▽8七歩▲7九金▽8八竜▲同金▽同歩成は先手が余せそうです。 このように▲3八銀の一手が4九の金に紐をつけながら、4八~3九の遁走ルートを作っていて、先手陣は急戦に強い構えです。大丈夫かどうかの答えは、実戦でこういう受け方ができるかどうかにかかっています。 先手は一手でも間違えるとつぶされるでしょう。

bururutti-2
質問者

お礼

1手のミスが命取りになるのですね。 なんかこの進行は怖いので、無難に棒銀を防ぐことにします。 回答有り難うございました。

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